モナカは薄く湿り気を帯びて、うすらくったくった。
しかも味がない・・・。
このモナカ以上に褒めようがないモナカも珍しいですね。
味がないから悪い点も書きにくいくらいです。
これは間違いなくNG。
でも、これを単体で味わうことがないのでノープロブレム!
他との相性は満足に足りているんです。
この片面にはチョコレートがコーティングされキャンディーコートが施されたピーナッツチップが散りばめられています。
これが正解!!
このアイスのベースのバニラアイスクリームは、もちろんのように粘っこい油脂を感じさせてくれるもので、そこからどろんとした甘味を感じさせます。
そこに入るチョコチップはグニグニした食感で、ぬるい甘味を立ち上がりの悪さの中で楽しまなければいけません。
その味わいを、モナカにコーティングされたチョコレートの立ち上がりからの明快な甘みと、ピーナッツのどうやっても心地よい食感と、ピーナッツだからピーナッツでしかない味わいが救ってくれます。
これだけで全ての欠点を許せてしまうように、荒廃した大地に現れた救世主のように、コーティングチョコとキャンディーコートピーナッツは頑張ってくれるのです!
意外にも、食べ終えての満足感は悪くはなく、いやいやむしろ17アイス(セブンティーンアイス)のシリーズ中でも上位のもの。
意外に量が少なく、168kcalに抑えてくれたのもありがたや、ありがたやであります。