ベルジャンチョコレートチャンク
今月終了のフレーバーですね(後日追記 そうでもなかったみたいです)。
もったいないです。
ここ数か月、随分と随分と食べに食べてきました。
ベルギー産チョコレートのアイスクリームは高かったんでしょうかね?
アイスクリーム内のカカオ含有量は、その乳性分の多さから強くは感じません。
正直なところオリジナルのチョコレートフレーバーは、完全にこれよりも美味しいんです!!
しかしベルギーチョコレートらしいことに植物油感はもちろん、ココアバター感も強くは感じられず、十分な生クリームとベルギー産クーベルチョコを混ぜて作りました口どけ優しいがナッシュといった風合いは感じられるものであります。
その評価はオリジナルチョコレートを軽く下回りはするものの、いやいやどうしてチョコレート好きにはそれなりに楽しめる内容でありました。
口当たりには生クリームを思わす柔らかで太いく丸い乳性分のコクを感じさせ、中盤にはチョコレートの深みある味わいを覚えさせ、後味で舌の上にチョコレートの苦味を残しつつ、その少し上に生クリームを思わす風合いのコクを浮かべます。そして後味から余韻にかけてミルクの風合いを横方向に広げていくのですが、この感じがたまらなく愛おしく、口当たりから余韻まできっちり付き合いたくなるフレーバーなのであります。
秀逸なのは、この柔らかな舌触りのフレーバーが軽く溶け始めたときです。
そこで口どけの美しさをさらに加速させたこのフレーバーは、口当たりの味わいから徐々にチョコレートの味わいを膨らめていくのですが、その滑らかなる展開の素晴らしさは、インパクト重視のシーズナルフレーバーの枠を超える素晴らしさであり、時間をかけて付き合った末に気付かされる本質的な魅力でもあります。
中に入ったチョコレートビットは、カリカリのものとガムみたいなグニグニ食感のものがありますが、いずれにしてもキレ味こそややだらけるものの、口当たりに苦味をに残す大人びた性格のものであります。後味に優しく甘みを浮かべるあたりはなるほどサーティワン的で、最後まで本格路線に走ろうとはしない身分相応加減も心地よいところ。
今月も残り間もないですね。
ワッフルコーン(やっぱりベルギーと言えばワッフルでしょ!)やアイスサンド、クレープにカップにシェイクとありとあらゆる楽しみ方をしてきましたが、やっぱりお勧めはワッフルコーンかな?
ワッフルコーンの乾いたミルキーテイストで、暖かく抱擁してあげることで、ふくよかなままにアロマティックな味わいを躍らせてあげたいのですね。
今年で終わりなんて言わずに、また帰ってきてくれよ!!