キャンディマン
これは今月で終わりなんですね(後日追記:いやいや続くみたいでした。すいません)。
ちょっともったいないな~。
他のフレーバーとの組み合わせをじっくり研究したかったんですけどね。
このチョコレートアイスクリームをもっと生かす方法があったような気もするんですね。
で、その内容。
しっかりと苦みを感じさせてくれるチョコレートアイスクリームが、大人びたテイストを作り上げています。
オレンジとキャラメルリボンは、オレンジの柑橘系の高揚感はチョコレートの包容力により意外と薄く、ほんのり甘い果実といった印象であり、サーティワンのリボンとしては味の密度を尖らせずに表現させられているものと言えるでしょう。
チョコレート粒は、大粒と言いながらも安定したサイズで食べやすく、甘みが口当たりから明快で明るい表情のものを使用しています。同時期に発売のベルジャンチョコレートチャンクなどのチョコレート粒よりもずっと駄菓子系のアプローチが施されています。
チョコレート内にちりばめられたシュガークリスプはなかなか影響力があり、小さな個性でありながら印象深いもの。
乾いたザラッとしたタッチの甘みが随所で感じられるために、全体の味わいをぼってりしたものにさせています。
しかしこれがあるからこそ、ベースのチョコレートアイスクリームが引き締まって感じられるということも否定はできませんね。
それでもベースのアイスクリームのチョコレートの風合いに貫禄を見せつつも、そこで重っ苦しくせずにアメリカンなワイルドさを発揮した男の子っぽいフレーバーとなっていることは、いかにもサーティワンらしくて好感が持てるところ。
こういう奴も結構好きなんですよね。