PINK CREAM 31 ~サーティワンアイスクリーム非公式ファンクラブ-シェイクポッピングシャワー


口当たりはしっかりミルキーであります。しかしメロンソーダ的な風合いが感じられ、ボテっとしない味わいに仕上がります。

後味に向けてヨーグルト的な味わいをみせ、そこに微かにメロンを思わすフルーティーさを香らすところは、その美しいカラーリングの印象を裏切らない魅力となっています。



ポップロックキャンディー(お口の中でパチパチはじけるキャンディーのこと。日本市場ではドンパッチというお菓子が有名)は、シェイクのカップの中で、終始その軽快なサウンドをパチパチと細かく奏でます。シャンパン同様に音でも楽しむ飲み物なんですね・・・、と前向き評価。


とはいえ他のシェイクには絶対見られない面白さという点では間違いなく評価できるものであります。

このキャンディーのストロー抜けは、以前は厳しいこともありましたが、現行品は悪くなくなったような気がします。おおむね95%はストローを通過して、口に運ばれます。残りはグラスの底に沈みこみますが、まあ許容範囲というところ。以前よりも溶けやすいものになったか、少し角が取れたのかもしれません。


食感は予想に反して悪いものではなく、異物感という否定的な印象を受けるものでもありません。
意外にも無難な味になっていることが少々不満で、一言になりきらない一言でまとめようとするならば、



マクドナルドで誰かがヨーグルト味を注文した後に注文したバニラ味のシェイクをライトにした味わいという印象。



長所も短所もないシェイクでありますが、ポップロックキャンディーという圧倒的な個性で、存在感を示しています。


シェイクという邪道系の楽しみ方とはいえ、もう少しキレのある酸味が加われば良かったかな?