【栃木】戦前から戦後にかけて、瓶ビールの歩みを振り返る展示「瓶ビールの記憶」が、日光市中宮祠の酒店「洛山晃小島屋」で開かれている。缶に押されている瓶だが、店主の小島喜美男さんは「循環型社会を目指すためにも、瓶が復活してもいいのでは」と話している。

 展示されている瓶は主要メーカーを中心に約80点。酒店を営む傍ら約40年間、収集。また地域で、いろは坂などを清掃した際、見つけたりした。

 戦前の瓶は、栓にワインのようにコルクが使われていたものや、大量生産されていないため、高さが違うなど手作り感があり、興味深い。焼酎メーカーの宝酒造製や、すでになくなったサクラビールなどの珍品と同時に、裏側にコルクが使われていた時代の王冠や故夏目雅子さんや黒木瞳さんを起用したポスターなども展示され、ビール史が見渡せる。

 ビールの消費量が清酒を上回ったのは1959(昭和34)年。1995(平成7)年には缶ビールの消費量が、瓶を追い抜いた。【浅見茂晴】

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