追悼:槐柳二さん

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声優の槐柳二さんが亡くなったという。槐さんを知った時、まず、名字の槐が読めなくて、何て読むんだろうと調べたところから始まった。「さいかち」と読むことが分かった。

 古くは、東映の魔女っ子路線第三作にあたる「魔法のマコちゃん」('70)で、双子のお父さん、五作目の「魔法使いチャッピー」(['72)でも、主人公の親友のお父さん、荒井洗吉を担当した。報道で代表作と言われているレレレのおじさんは、1stシーズン「天才バカボン」('71)と2ndシーズン「元祖天才バカボン」([75)で担当した。なお、同役は、3rdシーズン「平成天才バカボン」('90)および4thシーズン「レレレの天才バカボン」('99)では、千葉繁が担当している。

 あと、私の世代だと「タイムボカン」('75)の木江田博士役も思い出深い。人気シリーズとなったタイムボカンシリーズの1作目で、タイムボカンと呼ばれるタイムマシンを発明した博士役。博士は、1人で、試運転に行った先でトラブルに巻き込まれ、タイムマシンに置き去りにされてしまう。博士の助手、丹平ちゃんと孫娘の淳子ちゃんがのタイムボカンに乗って行方不明の博士をさがすストーリーだった。

 そして、レレレのおじさんと並ぶ代表作とが、「赤毛のアン」('79)のマシュウ・カスバート役。主人公アンを引き取ったカスバート家の主人。途中で亡くなってしまうが、「そうさ、のう」の口癖が印象に残る役だった。

 映画では、「銀河鉄道999」('79)の酒場の主人役。主人公鉄郎が、時間伯爵の情報を得るために寄った西部劇風の酒場の主人。鉄郎が、ミルクを注文したため、居合わせた客たちに笑われてしまうが、主人は、鉄郎に「わしにも一杯ごちそうしてくれんかな、ミルク」というセリフを覚えている。

 また、ジブリの「天空の城ラピュタ」で、主人公とともに戦う、ドーラ一族の長老、じっちゃんこと、ハラ・モトロ役。

 大人気作「ドラゴンボールZ」では、あの世一武道会編('93)で、大界王というのをしたそうである。

 また、アニメではないが、人形劇の「復刻版ひょっこりひょうたん島」('91)で、医師ムマモメム役をオリジナル版のはせさん治氏に替わってつとめた。

 その他、「仮面ライダーアマゾン」で悪の組織ゲドンを裏切り、アマゾンの味方になるが、敵の毒牙に倒れてしまう悲劇のキャラクター、モグラ獣人の声もしている。

 槐さんは、劇団テアトルエコーの重鎮で、同劇団出身のコントグループ、コント赤信号の3人も、大変世話になったと言っていた。

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御三家編同様、名前とデビュー曲をとりあげる

1.元祖三人娘 55「ジャンケン娘」~64「三人よれば」まで4本の映画で共演

美空ひばり「河童ブギ」49年8月コロムビアより発売

江利チエミ「テネシーワルツ」52年1月キングより発売

雪村いづみ「想い出のワルツ」53年4月ビクターより発売

 

2、第一回ウエスタンカーニバル(58年)で売り出された三人娘

水谷良重(二代八重子)「ハッシャバイ」55年8月ビクター

中島そのみ「テキサスの恋唄」55年ビクター(小坂一也とデュエット)※のち、団令子、重山規子とお姐ちゃんトリオと言われた

朝比奈愛子「シュガーキャンディー」58年5月ビクターより発売※実姉で元祖三人娘の雪村いづみの「フジヤマママ」のB面

 

3、62年1月の日劇ウエスタンカーニバルで売り出された3人娘

中尾ミエ「可愛いベイビー」61年4月ビクターより発売

伊東ゆかり「かたみの十字架」58年6月キングより発売

沢リリ子「ラブランド」62年2月テイチクより発売

 

4、スパーク3人娘 62年~63年フジTV「スパークショー」「レッゴー3人娘」63年映画「ハイハイ3人娘」で共演。沢に替わって、園が加入

園まり「鍛冶屋のルンバ」62年5月グラモフォンより発売

 

5、新三人娘 71年頃

小柳ルミ子「わたしの城下町」71年4月ワーナーより発売

南沙織「17才」71年6月CBSソニーより発売

天地真理「水色の恋」71年10月CBSソニーより発売

 

6、72年の三人娘

麻丘めぐみ「芽ばえ」72年6月ビクターより発売

山口いづみ「緑の季節」72年4月東芝より発売 ※女優に転身

葉山ユリ「大人同士」72年キングより発売

 

7、中3トリオ(高3トリオ) 日本TV「スター誕生」出身者

森昌子「せんせい」72年7月徳間より発売

桜田淳子「天使も夢みる」73年2月ビクターより発売

山口百恵「としごろ」73年5月CBSソニーより発売

 

8、ホリプロ3人娘

サンミュージック所属だった桜田の代わりに石川を加える

石川さゆり「かくれんぼ」73年3月コロムビアより発売

 

9、80年代アイドル御三家

松田聖子「裸足の季節」80年4月1日ソニーより発売

中森明菜「スローモーション」82年5月ワーナーより発売

小泉今日子「私の16才」82年3月ビクターより発売

 

9、角川三人娘 角川映画で売り出した

薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」81年11月ポリドールより発売※映画デビューは、78年10月公開「野性の証明」

原田知世「悲しいくらいほんとの話」82年7月キャニオンより発売※映画デビューは83年7月公開「時をかける少女」、TVデビューは、さらに、それに先立つ82年7月~9月フジTV「セーラー服と機関銃」

渡辺典子「少年ケニヤ/花の色」84年1月コロムビアより発売※映画デビューは、82年12月公開「伊賀忍法帖」

 

10、3M(5M) CMでブレイクした

3(スリー)Mは、次の3人

宮沢りえ「ドリームラッシュ」89年9月CBSソニーより発売

観月ありさ「伝説の少女」91年5月コロムビアより発売

牧瀬里穂「Miracle Love」91年10月ポニーキャニオンより発売

さらに以下の2人を加えると5(ファイブ)M

森高千里「NEW SEASON」87年5月ワーナーより発売

森口博子「水の星へ愛をこめて」85年8月キングより発売

 

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いろいろな御三家や三人娘があったと思うが、歌手のものに限ってリストアップしてみる。人名とデビュー曲をとりあげる

<御三家>

1、ロカビリー三人男 1958年頃、日劇ウエスタンカーニバルでうりだされた。

山下敬二郎「バルコニーに坐って」58年4月東芝より発売

平尾昌章(晃)「リトルダーリン」58年1月キングより発売

ミッキー・カーチス「月影のさだめ」58年2月ビクターより発売

 

2、三人ひろし 1960年頃

井上ひろし「銀のランプ」59年東芝より発売

水原弘「黒い花びら」59年8月東芝より発売

かまやつひろし「殺し屋のテーマ」60年2月テイチクより発売

のち水原が、外れて、守屋が加わる。

守屋浩「泣かないで帰ろう」59年4月コロムビアより発売

 

3、61年のウエスタンカーニバルで売り出された御三家

清原タケシ「サレンダー~帰れソレントへ」61年7月ビクターより発売

美川鯛二(中村泰士)「野良犬のブルース」62年4月東芝より発売

鈴木博 ※レコードデビューせず

 

4、スリービート 1962年頃

飯田久彦「悲しき街角」62年7月コロムビアより発売

高松秀晴「山小屋の少女」62年3月東芝より発売

柚木公一(藤本卓也)※シングル発売はなく、グラモフォンより、62年12月発売のオムニバス『カッコイイ10人』の中に、「白い渚のブルース」があるのみ。藤本に改名し、作曲家に転向。代表作は、五木ひろし「待っている女」72年5月徳間より発売、矢吹健「あなたのブルース」68年6月テイチクより発売(詞も)がある。

 

5、御三家 64年頃より

橋幸夫「潮来笠」60年7月ビクターより発売

舟木一夫「高校三年生」63年6月コロムビアより発売

西郷輝彦「君だけを」64年2月クラウンより発売

なお、三田を加えて、四天王とかビッグ4とか言われた

三田明「美しい十代」63年11月ビクターより発売

 

6、GS御三家 67年頃

ザ・スパイダース「フリフリ'66」65年5月クラウンより発売、バンド結成は、61年

ザ・タイガース「僕のマリー」67年67年2月ポリドールより発売、バンド結成は、65年

ザ・テンプターズ「忘れ得ぬ君」67年10月フィリップスより発売、バンド結成は、66年

 

7 3N  70年、映画「野良猫ロックワイルドレインボー」で共演

錦野旦(にしきのあきら) 「もう恋なのか」70年5月CBSソニーより発売

野村将希(真樹)「一度だけなら」70年6月RCAより発売

夏夕介「涙が燃えて」70年ビクターより発売

※夏は、田浦幸(ゆき)の芸名で、オックスのメンバーとしてデビュー、参加したのは、4枚目のシングル「ロザリオは永遠に」69年6月ビクターより発売から

 

6、72年の第47回ウエスタンカーニバルで売り出された新御三家

西城秀樹「恋する季節」72年3月RCAより発売

伊丹幸雄「青い麦」72年4月CBSソニーより発売

田頭信幸「恋のパスポート」72年3月ワーナーより発売

※田頭はソロデビュー前、ELLEの芸名で、ザ・キャッシュ・ボックスのメンバーとしてデビュー「冷たくしないで」70年5月キングより発売

 

7、新御三家 72年後半

前記の西城に加えて、以下の2名

野口五郎「博多みれん」71年5月ポリドールより発売

※デビュー曲は演歌で、2枚目「青いリンゴ」71年8月より、ポップスに転向

郷ひろみ「男の子 女の子」72年8月CBSソニーより発売

※郷は、歌手より先に71年のNHK大河ドラマ「新・平家物語」平経盛役でデビュー

 

第4の男が元タイガースの沢田研二

沢田研二「君をのせて」71年11月ポリドールより発売

 

8 ニュー御三家 74年頃から

城みちる「イルカに乗った少年」73年12月EMIより発売

あいざき進也「気になる17才」74年1月ワーナーより発売

荒川務(つとむ)「太陽の日曜日」74年6月NAVより発売

なお、誰かを外して、豊川を入れる場合もある

豊川誕「汚れなき悪戯」75年3月CBSソニーより発売

 

9 新新御三家 75年頃から

草川祐馬「若者時代」75年ポリドールより発売

加納竜「エロスの海」75年6月 CBSソニーより発売

山本明「君を奪いたい」75年5月ビクターより発売

 

10 サンデーズ御三家 NHK「レッツゴーヤング」レギュラー

太川陽介「陽だまりの中で」76年12月ビクターより発売

川崎麻世「ラブショック」77年7月7月CBSソニーより発売

渋谷哲平「朝日に向かって」78年2月コロムビアより発売

 

11 たのきんトリオ

田原俊彦「哀愁でいと」80年6月NAVより発売

近藤真彦「スニーカーぶる~す」80年12月RCAより発売

野村義男※バンドTHE GOOD-BYEのメンバーとして「気まぐれ ONE WAY BOY」83年9月ビクターより発売、バンド活動時期は83年~90年

 

12 少年御三家 88年頃

男闘呼組「DAY BREAK」88年8月ビクターより発売発売、バンド活動時期は、85年~93年

光GENJI「STAR LIGHT」87年8月キャニオンより発売、グループ活動時期は、87年~94年

少年忍者※忍者と改名後デビュー「お祭り忍者」90年8月コロムビアより発売、グループ活動時期は、88年~97年まで

 

 

 

 

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