見てきました。
映像が、美しかった。
色彩の美しさ、吹き抜ける風の色や陽を浴びる葉の一枚一枚が
見える気がして。
そしてRADWIMPSの音楽が映画のなかで共に生きていて
高揚感。
劇中歌の
「ついに時は来た。昨日までは序章の序章で」
きっと、人生にはそういう 幕開け みたいな瞬間がふとやって来る。
あるとき不意に
世界が受動から能動に切り替わるような瞬間。
切り替えるほどのものに出会う、ということなのだけれど。
その瞬間を嗅ぎ分けるのは
自分の中を突き抜ける疾走感くらいのものなんだけど
それは、まだ訪れない時には
どれだけ求めても、もがいても、手に入らない。
それは、ふとあるとき降ってくるもので
それに手を伸ばすかどうかは、チャンネルを替えるかどうかは
自分次第で、それによって
わたしは わたし に成ってゆくような気がする。