1998年 監督 是枝裕和 キャスト ARATA、小田エリカ、伊勢谷友介、谷啓、内藤剛志 他
とある古びた建物に数人の職員が働いている。毎週月曜日 訪れた人達と最初の面接を行いその人が亡くなったこと、そして「あなたの人生の中から一番大切な思い出を選んで下さい。」と告げる。
その思い出を7日間で映像化して上映会を行い 記憶が鮮明に蘇った時その思い出と共に次の世界へ行けるのだと言う。
死者たちは水曜日までに何度も面接をしそれぞれの人生を振り返り思い出を語り一番大切な思い出を決めていく。それを土曜日までに映像化し日曜日に上映会を行うことになるのだが どうしても決められない人や過去を掘り返したくない人もいて…。
鑑賞3度目。
ARATAの淡々とした静かな話し方と共に流れる時の中に ドラマチックな要素もあって引き込まれる。
面接シーンは一般の人も出演しているというだけあって聞き取り調査という感じでドキュメンタリータッチな作りなのも面白い。
自分の一番大切な思い出って何だろう?と振り返ったり これからの生き方を見つめ直したりさせてくれる素晴らしい作品。眠い時はちょっと無理かも。
評価 ★★★★☆