ワンダフルライフ  1998年 監督 是枝裕和 キャスト ARATA、小田エリカ、伊勢谷友介、谷啓、内藤剛志 他


とある古びた建物に数人の職員が働いている。毎週月曜日 訪れた人達と最初の面接を行いその人が亡くなったこと、そして「あなたの人生の中から一番大切な思い出を選んで下さい。」と告げる。

その思い出を7日間で映像化して上映会を行い 記憶が鮮明に蘇った時その思い出と共に次の世界へ行けるのだと言う。

死者たちは水曜日までに何度も面接をしそれぞれの人生を振り返り思い出を語り一番大切な思い出を決めていく。それを土曜日までに映像化し日曜日に上映会を行うことになるのだが どうしても決められない人や過去を掘り返したくない人もいて…。


鑑賞3度目。

ARATAの淡々とした静かな話し方と共に流れる時の中に ドラマチックな要素もあって引き込まれる。

面接シーンは一般の人も出演しているというだけあって聞き取り調査という感じでドキュメンタリータッチな作りなのも面白い。

自分の一番大切な思い出って何だろう?と振り返ったり これからの生き方を見つめ直したりさせてくれる素晴らしい作品。眠い時はちょっと無理かも。


評価 ★★★★☆



家に着いたら丁度15000km。で記念写メ。が、愛車は直後に入院。縫い目が開いてしまったところの再手術?

代車は真っ赤なワーゲンPolo。ちっちゃくて可愛いくて加速もそこそこいいし小回り利くし視界もいいしスーパーの狭い駐車場も何のそのでなかなか良い車です。


それにしてもやっぱり外車は今でも故障が多いです。しかも修理をお願いしてから部品を取り寄せるまで1ヶ月かかりました。でも故障個所は修理ではなく殆ど新品に交換してくれるみたいです。しかもまだ保障期間中なのでただ。でも故障しない方が言い訳で…でもPoloにも乗れたし故障もたまにはまぁいいか。


日本から大体15000kmの場所にあるのがあのモアイ像(斉藤洋介でお馴染み)で有名なイースター島だそうです。

http://www.khisa.net/rapanui.htm

865体もあるとは知らなんだ。いつか自分の目で確かめて来なくちゃ。

目の充血が市販の目薬では治らずもの凄く久しぶりに眼科を受診。

昔は眼科がたった2軒しかなかったこの町にも最近5軒はある。お陰でちょっと空いている所もあるとか。

仕事の合間なのでなるべく近くて空いている所をと一番新しい女医さんの所に行ってみた。

待合室に患者はゼロ。中で一人診察している人がいるだけ。しめしめ、これは早く終わりそうじゃありませんか。目薬さえ貰えれば良いのだから。

問診票を書き10分程して名前を呼ばれ中の待合室へ。そこでまた暫く待っていると「まず最初に視力検査をします。」と。

『ん?目が充血しているだけなのに?目薬が欲しいだけなのに?まぁ、良いでしょう初診ですからそれくらいはね。』

と思いながら言われるままに色んな機械を覗かされたり右だ左だと言わされたり物凄く小さな文字の俳句の本を読まされたりして終了。

既に45分経過。また待たされやっと診察。若い女医は瞼をそ~っとあかんべーして軽く診察、そして説明。やっと目薬を出しますと。そうそうそれそれ、それが欲しくて今まで待って診察3分。

その後会計も待たされ結局トータル1時間10分。

ところがこれで終わりでは無かった。医薬分業。処方箋を持って隣の薬局へ。無駄に広い駐車場の向こうの薬局に着くとまたしても問診票、お薬ノート、薬の説明…目薬が欲しいだけなのに…とっても空いてたのに…1時間20分もかかってしまうって…視力検査で引き伸ばし過ぎ?


栃ナビ!/

栃ナビには日光店しか出ていませんが鹿沼店に行ってきました。

そこそこの混み具合ですが並ぶ事も無くカウンターへ。注文してから出来るまで20分ってラーメン屋としてはどうなんでしょう?


で、注文したのはラーメン。とてもオーソドックスです。

透き通ったスープは動物と魚のだしがよく出ていて見た目よりこってり。麺は佐野系の手打ち太麺。焼豚はとろとろやわやわでとろけます。

しか~し、店の臭いが…。入った時から、『何?この臭い?動物病院?獣?ぺったろ?…いったい何でだしを…』と、妄想が膨らんでしまいました。

スープは臭みを消すためにか微かに生姜の香り?がしたと思うのですが…そのせいか臭みはありませんでした。


店内のBGMで山崎まさよしの「ワンモアタイムワンモアチャンス」を久々に聴いたのは良かったのでプラマイ0でしょうか。

上半期も終わろうとしている今日、都会で一人暮らしのSから電話。

元気に見せかけてはいるけれど心配そうな声に嫌な予感。


「実は…

この「実は」で始まる話ほど心臓に悪いものはありません。思いつくあらゆる最悪の事態が走馬灯のように駆け巡ります。ですから話を聞き終わると大抵そんな事かとホッとします。


それはともかく今回の「実は」は、

「昨日から具合が悪くたぶん熱中症だと思うけど夕べは熱と下痢でトイレを出た直後に気を失い気付いたらトイレの前に倒れていた。その後も真っ直ぐ歩けずあちこちにぶつかりながらやっと布団に入った。

    …中略…

今日は熱も下がり正露丸、スポーツドリンクや栄養ドリンクで少し快復した。何を食べたら体にいいかな?」

というような話でした。
「そういう時は早めに救急車を呼びなさい。」と言っておきました。「心配だからこれから行くから。」と言うと「もう落ち着いたから大丈夫。」と何度言っても頑なに断わります。

Sの所から4~50分の所に住んでいるUに電話して「様子を見に行って。」と頼んだのですが「Sに電話をしたらもう大丈夫だって言ってたから。」と同じようです。

「また気を失うと大変だし誰か近くに来てくれる友達いないの?」って言ったらやっと友達に頼んだようでしたが…。

聞き終わってもさっぱりホッとしませんが無事のようなのでよしとしましょう。

食中りの下痢のせいで脳貧血を起こしたのかも知れませんが(私が3~4回そうなった事があるので)本人は思い当たる事があるらしく熱中症だと言っていました。

明日、動く気がしたら帰ってくるとは言っていましたが…。明日7/1はSの誕生日なのに…。


その後、腹痛、下痢、あぶら汗が酷くなり結局意識のあるうちに救急車を呼んだそうです。

点滴をして薬を貰って帰って来たそうですが原因ははっきりしませんでした。

熱中症と食中りの合わせ技一本と言ったところでしょうか。

2006年 キャスト 蒼井優 松雪泰子 豊川悦司 他

昭和40年、福島県いわき市、炭坑の縮小化にともない新たな取り組みとして炭鉱会社はレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」を計画。俄かフラダンサーたちの意気込みを中心に成功までを実話を元に描いたまたしても昭和の人情映画。


元々クラシックバレエが出来る蒼井優は美しく踊っていましたし方言も頑張っていました。

会話にちょくちょくでてくる「でれすけ」はここ栃木でも使いますから親近感も沸きました。笑えませんけれど。(そういえば茨城県の人だったか「でれすけ」Tシャツで一儲けした人いましたね。)

しかし、日本アカデミー賞最優秀作品賞だというし友人も良かったという人が多かったので期待し過ぎたからか今一感動は薄いです。

大好きなトヨエツの存在も何だか今一はっきりしません。最後のあのトヨエツのシーンはいったい何を物語っているのでしょう?実話を元にしているのなら調べれば何か分かるのでしょうか?普通あんなところでスローモーションを使われたら…。いやいや、そういう話じゃなさそうだし…。やっぱりこれは今一…。


評価 ★★☆☆☆


因みに隣県にありながら「常磐ハワイアンセンター」の時も「スパリゾートハワイアンズ」になっても一度も行った事がありあません。今日までずっと茨城県にあると思っていました。


この暑さにもめげず庭ではシルバーのおじさんが草むしり。とっても働き者で気の利くおじさんなのでここ3年、年に2回指名して来て頂いています。


まだ庭の半分を終えたところですが 一日の最後には綺麗に掃き掃除をし打ち水をして行ってくれるので夕方家に着くと何とも涼しげです。お陰でやっとさっぱりしました。


その涼しさをほんの少しだけ伝えようと庭の白い花にだけに拘ってみました。

夏椿(沙羅双樹)は去年の記事http://ameblo.jp/pettarohegeta/day-20060622.html に登場させたのでバックに愛車を入れたアングルで更に涼しげ?


白のギボウシと白のホタルブクロも珍しい?と思うのですが。う~んどうでしょう。


因みにホタルブクロの中に蛍が入っているのは観たことがありません。 何でこんな名前?


母のホームへ行ったら車椅子を押しているのが爆笑問題の太田でした。

この人は夢の中では日頃から「動けない老人には早めに死んでもらいましょう。」と提唱している事で有名な人です。

部屋から少し離れたところで母のオムツが汚れていることに気付き横のベッドで取り替えようと言う事になりました。私がオムツを取りに行っている間に太田がベッドに移しておいてくれると言います。

オムツを持って急いで戻ってみると、何ということでしょう。立てるはずの無い母を階段の最上段ギリギリのところに立たせているのです。

私が『あっ!』と思ったその瞬間、母の姿が階段の下へ消えて行きました。

太田が駆け下りて側に座り込んで脈を確認しています。

私は階段の上から手足がバラバラになったマネキンのような母の姿を呆然と見ていました。

太田が一言「死んだ」と言って私の方を見上げた時、目が覚めました。


これが私の潜在意識……なのか……あぁ……。。。。。


階段から落ちて手足がバラバラになっているシーンは映画「永遠に美しく」のワンシーンとよく似ていました。

恋愛映画DVD_メリル・ストリープ_ゴールディ・ホーン_ブルース・ウィリス 1992年 監督ロバート・ゼメキス キャスト メリル・ストリープ、ブルース・ウィリス、ゴールディン・ホーン他

美に対して異常なまでの執着をもつメリルとゴールディがひとりの男(ブルース)を巡り、日々壮絶なバトルを繰り広げています。ある日ふたりは永遠の美を約束するという秘薬を手に入れるのですが…というSFブラックコメディで大好きな映画です。面白くて4~5回観ました。


評価 ★★★★★です。

栃ナビ!/もちもちの木 Utunomiya


店内はお洒落な造りでイタリアンぽい感じ。なのに出てくるのは鰹風味の和風ラーメンです。

あつあつで出てくるので軽く舌を火傷する覚悟で。食べ終わってもスープも器もあつあつのまま。もうちょっとスープを味わいたいのに熱いし味も濃い目だしでコップの水を入れてしまいました。邪道だとお思いでしょうがそれで初めて舌が正確な味を感じました。だし、凄く良く出ています。残ったスープにうどんを入れてみたいくらい。

つけ麺もお勧めのようなので次回は初つけ麺を注文してみましょ。


それにしても店の名前。どうしても思い浮かべるのは絵本の「もちもちの木」。

あらすじは 外にある大きな「もちもちの木」がお化けのように見えて恐くて恐くて夜一人でトイレにも行けないほど弱虫な少年がある冬の夜、大好きな爺さまが病気になり暗い夜道を一人で町までお医者様を呼びに走る。…と言うようなお話だったかな?


このラーメン店に当てはめると普段から猫舌だと弱っちいことを言っている人もこの美味さには舌の火傷も覚悟で食べずにはいられない…とでも解釈しましょうか。

先日、市の土木課の人が訪れて後ろの用水路の我が家側の土手が崩れていると教えてくれた。

「一緒に見て下さ」いと言われ「はい」とサンダルを履くと、「イヤ、長靴の方が…」、「え、持ってません…」などあって、それはよいとして、土木課の人と見に行くと用水路にいくつも落ちた大谷石に枝や草やゴミが引っ掛かって水路の邪魔をしている。

『ゲゲッ!これは直さないと、蛍さんやいたち君やニョロにも申し訳ない。あぁ、お金かかりそう…。』

と、すっかりブルーになっているとその土木課は言った。

「こんな感じなので直してもいいでしょうか?」

『えっ?今なんと???』「市で直して頂けるんですか?!」

「はい、この土手の部分は青地なので市の方で直します。了解頂いてから始めたいと思いまして。」

なんとお釈迦様にだって見えるくらい有難くて懐に優し~い一言。ブルーな気持ちがバラ色の青地に。

もういつでも好きな時に始めちゃって下さいませ。

何なら家の前の砂利道も舗装してくれちゃったりなんかして頂いても…。


注 青地…青道(青地、青線)