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カルロス・ゴーン, 中川 治子
ルネッサンス ― 再生への挑戦  

昔かって、積んであった本。今日、1/3くらい読んで・・・・越しぬけるほど面白い!。

もうすでに、★★★★☆の傑作に感じる。明日の、通勤電車が待ち遠しい。


なんでこんな最初で既にそういえるかと言うと、これは、カルロスゴーンさん本人による自叙伝なのだが、完璧に、物語になっているからです。文才だなー。才能あるんだと思う。こういう才能が、マネジメントにも生きているんだと思う。大企業のすべてを巻き込むクロスファンクショナルなコミュニケーション能力。


たいていの自叙伝やジャーナリストによる伝記は、死ぬほどつまらない。


それは、過去の資料を積み上げて、マニエリズムのように微細に小さな事実を積み上げるからです。歴史資料としては、確かに価値はある。偉人が『その時どう思ったか』というのは、資料としては価値があるだろう。あれは、ほんとうにつまらん。僕らは、成功にいたる小さな事実や、過去の微細な出来事を知りたいわけではなく、なぜ、その偉大な人が、そんな偉大なことをしようと思いいたったか?、なぜ、彼のその極限の努力を支えることができたのか?です。


僕らがニュートンのりんごの木やワシントンの桜の木、ファーブル昆虫記とかシュリーマンに熱中するのは、なぜか?。


それは、主人公の主観を通した、分かりやすいモチヴェーションを軸として、小説の主人公のように、ドラクエのようなRPGの主人公のように、話が展開するからです。



なにはともあれ、動機です。



優れた伝記には、主人公の内的確信や本質の動機を軸に、実に分かりやすく、まるで小説やRPGゲームのようなワクワクドキドキの物語が展開します。


それがかける人は、ストーリテラーの才能がある人です。


そして、この作品は、あきらかにレバノン系フランス人の青年のヴィルドゥングスロマン(=成長物語)となっていて、もう最初の数ページで、ドキドキものです。


しかも、レバノン内戦を経験した奥様のエピソードやレバノンからド田舎のブラジルアマゾンへ新婚で赴任した父親と母親の話、そして、高校までレバノンに教育受けに戻り、その後フランスのエコール・ポリテーニーク(仏国立理工科学校)へ行き、ミシュランの入社動機がブラジルのプロジェクト(父親が住んでいる国)への帰国ができるという理由で決めたこと、などなど、実に、ヨーロッパ的な香りがする。もう、これだけで、波乱万丈な冒険譚だ。

*************


既に、あまり印象的だったので引用してみます。学生時代p20


<神父の教え>


ラグロヴォール神父(レバノン時代のフランス文学の先生)は、その後の人生にも通じる教訓を与えてくれた。物事には明晰さ、簡潔さが必要だという教訓である。また、正しい人生を追求することがいかに重要かということも語ってくれた。



「アマチュアは問題を複雑にし、プロは明晰さと簡潔さを求める」



「まず耳を澄ませなさい。考えるのはそれからです。大事なのは、自分の考えを可能な限り分かりやすい方法で表現するように努め、何事も簡潔にし、自分でやると言ったことは必ずやり遂げることです。」



彼は生徒達にさまざまな課題を与え、フランス文学に対する情熱を生徒達と共有したいと願っていた。詩であろうと、ビジネスや人生であろうと、何事も情熱を持って取り組まなければ、核心に到達できないことを彼は教えてくれた。



中略



彼が私の中に残してくれた影響が、どれだけ強いものであったかに気づいたのは、あれから30年もたって二本生きてからだ。彼は多くの教訓を与えてくれた。



「分かりやすい人間であれ。明晰な言葉で説明せよ。やると言ったことはやり遂げなさい。」





・・・・・・どうです?。もうカッコいいでしょう?(笑)

***************


p43 第5章 ブラジル派遣


ゴーンさんは・・・・いや、30歳になったばかりの、いや29歳の若造で、しかも入社7年目に過ぎない。しかも、研究所のエリートコースをけって最初に現場の製造で働いていたヤツを、いかに工場長の経験があるといっても、いきなりのトップ直属の南米事業のCOO(最高執行責任者)として派遣です。さすがに、フランソワ・ミシュランというオーナートップの大抜擢でした。ふつーありなえい。



しかも、背景はこうです。

***************

p44引用

 1985年、30歳の時に、私は、フランソワ・ミシュラン(当時のオーナー)直属で南米事業を統括するCOOとしてブラジルに赴任した。


 ブラジル赴任はいくつかの条件が重なった結果だった。1978年、ミシュランはブラジルのトラックタイヤ市場に現地供給する製造工場の建設を目的とするブラジル・プロジェクトに着手した。操業開始は1981年だったが、開始早々、事業が暗礁に乗り上げてしまった。平たくいえば莫大な損失をこうむったのである。製品に欠陥があったわけでも、顧客に歓迎されなかったわけでもない。


原因はブラジルがハイパーインフレに見舞われたためだ。


 ブラジルを襲ったインフレは、1980年代半ばには実に年率1000%に達した。インフレ率がここまで高い国では普通の方法でとても会社の経営はできない。ミシュランがブラジルに送り込んだ経営幹部たちの中に、高インフレ、高金利に直面する企業の舵取りを経験をしたものはいなかった。


 中略


フランソワ・ミシュランと彼の顧問たちは迅速な対応の必要性を認識していたが、何をどするか、誰を派遣するかについては意見が分かれ、おびただしい議論が交わされた。


 中略


フランソワミシュランはみなの意見をじっくり聞き、しばらく時間をかけて決断した。それは他にほとんど選択肢のない、差し迫った状況下での判断であった。フランソワ・ミシュランは、私をCOOとしてブラジルに送ることを決め、私を自分の直属に置くことを宣言した。


**************


失敗したら人生は終わりです。ビジネスキャリアは消えます。


しかも1000%インフレ!!!。


ちょっとまて、そんなの全世界探しても経験ある人なんて、いねーぞ。だって、ナチス躍進の背後にあったハイパーインフレ以来じゃねーか。


そして、誰一人、なにが問題なのかも分からない、激動の状況下へ、ただ一人若者は、派遣されます。ほとんど経験も知識もないままに。だって、フランスの技術大学を出て、製造現場と研究で働いている、ただたんにポルトガル語が喋れてブラジル育ち・・・・なだけですよ!。トップも大英断ですよね。


さて、そこで彼が行ったことわ!!!!



明日読みます(笑)。

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【ヒューストン(米テキサス州)30日】

米航空宇宙局(NASA)シャトル計画のウェイン・ヘール副部長は30日の記者会見で、野口聡一さん(40)ら7人が乗り組むスペースシャトル「ディスカバリー」の宇宙滞在を一日延長すると述べた。ヘール副部長は、延長によって乗組員たちはもっと作業をこなすことが可能になり、国際宇宙ステーション(ISS)にもっと多くの物資を移せると語った。ディスカバリーの帰還は当初8月7日とされていた。(1枚目の写真はディスカバリーの貨物室後部で船外活動をする野口さん=NASA提供)

スペースシャトル①

 一方、野口さんと米国人飛行士スティーブン・ロビンソンさんは宇宙服に着替え、日本時間30日午後6時46分から約6時間半にわたり船外活動を行った。これは3回予定されている船外活動の1回目で、野口さんたちは幾つかの修理技術の実験を行った。これらの技術は2年半前のシャトル「コロンビア」の空中分解の悲劇再発を回避するためのもので、当地のジョンソン宇宙センター当局者によると、実験は順調に運んだ。(2枚目の写真は貨物室後部で作業をする野口さん=左=とロビンソン飛行士)〔AFP=時事〕


2005年07月31日12時40分 LivedoorNews
05.8.1


****************



太田垣 康男
MOON LIGHT MILE 10 (10)

どうしても、NASAの活動を見ると、いま盛り上がっているMOONLIGHTMILEが凄く連想される。もうアメリカ宇宙軍が、月に基地を持っていたりして(笑)。中国との宇宙資源をめぐっての隠れた争いとかあったりして・・・(苦笑)。


現実にすぐロマンと妄想を被せて見るのは、あいかわらずです。でも、作家の創造力は、未来を予言することがしばしば。。。。

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本日は、休日出勤。


変人と思われるかもしれないが、必要がないときに、休日出勤するのが凄く楽しい(笑)。


なぜだろうか?


ちょっとずれるが、


普段シゴトをしている時に最も重要なものは、なんだろう?


僕のような若造が、偉そうに云うのはなんだけど(笑)、それは、


優先順位


英語で言うと、Priority(プライオリティー)だと思います。


というのはですね、シゴト・・・ビジネスって云うのは、


結論のでない世界


で、


しかも手持ちの情報が非常に制限されている(経済学的にいうと情報の非対称性が存在する)


という条件で、判断が要求されるんですね。


だから、ビジネスでは、原理を求めてはいけません。


あらゆることが、仮説と検証&トライアンドエラーなんですね。


難しく云っていますが、


「とりあえず、動け、飛び込め、全力疾走!!」です(笑)。


原理原則を見出せればいいですが、それが公知のマーケットは儲かりません。


だから、なにもないまっ白なキャンパスに、突撃していって、暗中模索(笑)するのが、ビジネスってもんなんですね。僕は、そう感じていますし、そのように働いています。


だから昔なんかの歌詞で


「走るものの中に力は存在する」


とか、ウィストン・チャーチルの


「へこたれたらへこたれたまま、頑張り続けろ!」


という格言が好きで、座右にしているのです。


************


・・・・・・・・・でもね、そもそも分析大好きな(笑)性格としては、


「なんでそうなの?」


「もっと原理的なところから攻められないか?」


「構造はどうなっているのか?」


「仕組みを変えられないか?。ゲームのルール自体を変えられないか?」


等々の原理的な戦略部分を再確認、再設定したいんですね。


普段の日常は、全力疾走しているようなものだから、時々立ち止まって振り返りたいのです。


・・・・・そういえば、確かゲルマン大移動でローマ帝国をむちゃくちゃにした蛮族の長が、


『人間には時々立ち止まって振り返ることが必要だ。


なぜなら、それができるのは人間だけなのだから・・・・』


というセリフを云ったのを思い出します(笑)。


だから、余裕があって根本の部分を見返すのは大好きです。


そんな余裕はまずないけど(笑)。

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引用

ディスカバリー号の荷物室で最初の船外活動として修理実験を行う日本人宇宙飛行士、野口聡一さん【AP】
【ライブドア・ニュース 07月30日】 - AP通信によると、米NASA(航空宇宙局)が2年半ぶりに打ち上げたスペースシャトル「ディスカバリー」号に技術専門家として乗船している日本人宇宙飛行士、野口聡一さん(40)は30日、同僚の宇宙飛行士、スティーブン・ロビンソンさんと一緒に、12日間のミッションの中で最初の宇宙遊泳となる船外活動を行った。


  船外活動は6時間半にわたって行われる。地球から357キロ離れた軌道上に浮かぶディスカバリー号から宇宙空間に出た野口さんは、


「What a view(なんてすごい景色だろう)」


と英語で、第一声を述べた。宇宙服を着込んだ2人は、宇宙空間に開かれたディスカバリー号の荷物室で並ぶようにして、地球から運んできた修理実験用の損傷した耐熱タイルやカーボンのサンプルと特殊なパテ、大型コーキングガン(シーリング剤を注入する器具)を使って、無重力下での修理実験を行った。


  ロビンソンさんは、コーキングの修理では、小さな泡が立ったケースがあったことものの、別の作業では全く泡が立たなかったとし、実験は順調に進んだと報告した。同実験は太陽の直射下ではセ氏121度、反対に日陰に入るとセ氏マイナス156度にまで急激に温度が変化するため、修理作業のスケジュールも慎重に選ばれて行われた。野口さんは、このあと、ディスカバリー号がドッキングした国際宇宙ステーションにGPS(全地球測位システム)用のアンテナを取り付ける計画。


宇宙遊泳はミッション中に合計3回行われ、2回目の船外活動は8月1日に予定されている。 【了】


関連サイト:スペースシャトル打ち上げ特設ページ
http://blog.livedoor.jp/sts_114/


ライブドア・ニュース 増谷栄一記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/ )

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ゆえ①

魔法先生ネギま! 携帯ストラップ 綾瀬夕映


発売日 2004/12/12
種類 グッズ
商品番号 CM2183
発売元 コナミ
メーカー希望小売価格 1,200円(税込1,260円)

販売価格 1,200円(税込1,260円)

***************


ほしい・・・けど、会社でしてたら、さむいだろうなぁ。。。

そこまでの「小さな勇気」はない。

はぁ、おれって小さい男だ。

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