おはようございます。
昨日は犬がとる上下関係の確認行動について少しお話しました。
今日は、「犬がこれをすると上下関係がひっくり返る」と言われているが、実は全然そんなことはない勘違いされている行動をあげます。
①飼い主さんの目線より高い位置にあげたり、遊ばせる
②人より前を歩かせる
③肩に足をかける
④飼い主より先にごはんを食べる
⑤トイレ以外のところでおしっこをする
⑥同じベットで寝る
⑦膝の上に座らせる
これらは原則として上下関係に影響ありません。
以前、犬の上下関係について少し書いたものがあります。
犬が求めるリーダーはそんなに簡単になれるものではありません。
つまり、この程度で簡単にひっくり返るほど軟弱なものでもないということです。
猿山の猿やいろいろ動物をみてください。
結構リーダーに無礼な行動でじゃれてますよね(笑)
エサをなげてもリーダーが食べるまで待ってないし、リーダーより高い位置で遊びまくってますよね。
ただ、ルール違反ややりすぎをするとめちゃくちゃ怒られていますが
これらの勘違いはほとんど、人間社会の話なんですよね。
人間社会に置き換えて、社長と新入社員で考えてみると笑えますよ。
どんだけ、舐められてるんだって状態ですよね(笑)
では、ひっくり返らないのかというと、そうでもありません。
リーダーの条件がなくなればひっくり返ります。
甘やかしや判断基準がぶれる(同じことで怒ったり、怒らなかったり)ような日々が続くと、犬はとりあえずルックアップ法を成功させているように見せて、徐々に自分の都合のよい状態を作ろうとします。
本当にずるがしこいですよ
ここで、大人しくしていれば、あとは甘やかしてもらえる、くらいはよく理解しています。
気付くと上下関係がひっくり返ってしまうということです。
この状態になっている場合は、甘やかしをやめ、判断基準をしっかり固定し、ルックアップ法を改めて教え込み飼い主さんの立場をしっかりとしたものにしてください。
このあと、甘やかしてしまうと・・・また、戻ってしまうので気をつけてくださいね。
ルックアップ法のとき厳しく・粘り強い・優しい飼い主さんを見せても、その後の毎日が甘やかしっぱなしの、デレデレではどうにもなりませんね。
かわいくて、デレデレするのはいいのですが、犬に対して飼い主さんのあり方はブレないことが大切です。
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