ヌーヴェル=アキテーヌ地方
ピレネー=アトランティック県 Espelette(エスプレット)
こんにちは!木蓮です。
朝からおととい収穫したトマトで、またしてもトマトソ―スづくり。やっと一段落!……と思いきや、またザリガニ御一行様がやってきました(涙)
なかなか、忙しい日々を過ごしています。
さて、今日は北からぐぐっと南に下って……。
以前にもご紹介したことのある『Espelette(エスプレット)』へ行ってきました。(6月初旬の話です)
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この日は残念ながら雨。
ですが、エスプレットでは近くのItxassou(イチャス)で行われているサクランボ祭りにあわせて、大きなマルシェとお祭りが開かれていました。(赤ピマンのお祭りではないのでご注意を!)
この村はもちろん、「Piment d'Espelette(ピマン・デスプレット)」で有名な村。赤ピマン=赤唐辛子。
この日、マルシェが開かれているのは知っていたので、早めに出かけたのですが、思いのほかすごい規模。
これが楽しくて、楽しくて。
いつものノーマルなフロマージュに加え、こんなバジル味のフロマージュが売っていました。(今はマルシェに行くとよく見かけます)
こちらは、Ortie(オーティ)というイラクサを使ったフロマージュ。
他にも、もちろんエスプレットの赤ピマンを使ったフロマージュやバスクといえば、ブルビ(羊)のフロマージュ『Ossau Iraty(オッソー・イラティ)』など、様々なフロマージュが試食できるとあって、もうみんな食べまくり、買いまくり。私だけ何も買ってないという……。
ここのフロマージュを売ってるお兄ちゃんが、オーヴェルニュ、しかも私の住む村の近くの出身で意気投合!(笑)
お母さんの話などいろいろ聞かせていただきました。
もちろん、牛もいたしね~。
このエスプレット村の多くの建物には、こんな風にたくさんの赤トウガラシがぶら下がっていますが、今回行った時は少なくなっていたような……。いや、それよりもほとんどマルシェを見ていたからかな?
今年、何度も食べたアーティチョーク。
オリーブの木のお店も出ていて、買われてた方もいたな~。
(私も今年になってすでに2枚買っています)
このお店の『Pate de Fruit(パト・ドゥ・フリュイ)』がとってもオシャレ。
まだまだお店を見たいのですが、何やらおじさま方が手招きします。
細い路地の中を入ると、多くの人達が集まり、これから始まるパレードの準備中。
もうね、皆さん本当に楽しそうに、自分の村自慢が始まります。こういうのを見ていると、なぜか心が温かくなるんですよね。
そうこうしていると、音楽が聞こえはじめます。その様子をちょこっとだけ。
あれ?なぜかこんなところにペリゴール(ドルドーニュ)のクルミ組合の旗が……。
皆さん、心から楽しんでいるようでなんだか羨ましく思いました。
フランスの地方に行くと、強い郷土愛を感じる私です。
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さて、本がなかなか手に入らないと皆さんからメッセージやメールをいただくので、今日「かもめの本棚」に問い合わせたところ、一番よく出荷しているのは、やはり紀伊國屋なんだそうです。
特に関西のほうは置いてあるようなので、ぜひのぞいてみてくださいね。また、本屋さんからも直接「かもめの本棚」にお問合せいただければ、すぐに出荷すると言ってくれていたので、一度聞いてみてくださいね。
「フランスの花の村を訪ねる」を今後ともよろしくお願いいたします。
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フランスの小さな村に少しでも興味を持ってくださったみなさん。よろしくお願いいたします♪
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