こんにちは!木蓮です。
昨夜はひどい嵐になりましたが、おかげでやっと乾いた大地が潤いました。これで今日は、庭の水遣りから解放されそうです。
さて、本日は少しチョコレートの話。
1951年創業の「L'Atelier du chocolat」の小さなチョコレートミュージアムに行ってきました。(6月初旬のお話)
もともと、ヨーロッパにカカオが持ち込まれたのは、スペインの武将であり探検家のエルナン・コルテスが16世紀にアステカ帝国(現在のメキシコ)を征服し、カカオを持ち帰ったことから始まります。
カカオは当時、「万能薬」として貴重なスパイスで、王侯貴族や聖職者の間で大流行していきます。その存在は、スペインにて約100年もの間秘匿とされていたようで、フランスに入ってきたのは17世紀になってから。
今ならネットにて、一瞬で拡散されそうな情報ですが、この伝わり方の遅さは時代を感じますね。
フランスへショコラが伝えられたルートは様々で、スペインの修道士からフランスの修道士へと教会ルートで伝わった説、17世紀初頭にスペインを追われたユダヤ人たちがバイヨンヌに定住し、その中にいた職人から伝わった説があります。
(パリのヴェルサイユ宮殿に伝わったのは、もちろんルイ13世、14世に嫁いだ2人のスペイン王女と言われていますが、それはまた別の話)
それしても、カカオって本当に大きいですね~。約20cmくらいの大きさと聞いて、思い出したのが以前にお店に行った時見たこのオーナメント。
今回工場で見かけたのはこちら。
カカオで作られたオブジェだったんですね。(鈍くてすみません)
もちろん工場はガラス張りになっていて、私たちは外から見学するのですが、要所要所にモニターがあり、それぞれの工程を説明していました。
一通り見終わると、最後にチョコレートの試食。
私はショコラ・ショーの素を買いましたが、砂糖が入っておらず自分で調整するタイプ。まさしく上品なココアという味で、ゆったりと過ごしたい時に飲もうと思います。
さて、そんな私は……。
昨日からこれにかかりきり。
毎年恒例のインゲンの水煮づくり。
今年はそろそろインゲンの収穫は終わりにしないと(苦笑)
あともう一つ!!
よろしかったら、どうぞこちらをご覧になってみてください。
つい先日、やっとこれを作っているところを撮影できました♡
皆さん、作っているところを見たことがありますか?
それでは、また次回!