大野豊ヘッドコーチ兼投手コーチ誕生！

◎大野豊ヘッドコーチ兼投手コーチ誕生！

昨日の野村謙二郎新監督の就任会見に続いて、今日は大野豊ヘッドコーチ兼投手コーチの就任会見が行われました。野村新監督が背番号７７の年俸７０００万円の１年契約なのに対して、大野新コーチは年俸２５００万円の１年契約で背番号は７４に決まりました。大野新コーチは１９９９年以来、１１年ぶりにカープのユニフォームに袖を通すことになりました。

では、大野新コーチのコメントです。

野球観、カープへの思い、そういうものが同じ考えの野村新監督をサポートしながら、チームの再建に向けて力になるという強い決意、気持ちがあります。今のチームは確かに低迷していますが、若い選手が伸びてきているので、何かを変えることによって、何かを意識することによって、選手の力、気持ちが変わるかもしれない。野村監督の野球観、方向性をスタッフ一丸となって選手に伝え、チーム力の底上げをしていかないといけないという思いがあり、それに向かってサポートしていきたいです。

今の若い投手は伸びる可能性が十分にありますが、今までの調整法を変えていく必要があると思います。基礎をしっかり作りながら、投げ込みも踏まえて、走りこみ、基礎体力をしっかり身に付ける。その中で投手コーチとして望むものは、投手としてやる以上は９回を投げるという気持ちで入ってほしいと思います。

野村監督も１年生でまだ若いということで、迷いが出たりすると思います。ヘッドコーチとしてゲームの流れ、練習の流れの中で、いろいろあったときの相談役、サポート役として、チーム全体を見ながら、レベルアップを図っていきたいです。

マーティーの貫き通した球数制限はもちろん撤廃されることでしょう。そして、キャンプでは投げ込み、走り込みといった本来のカープの伝統であるも練習が復活することでしょう。今年のキャンプは厳しくなりそうですが、今までマーティーに教わったことを、年間を通して活かしていくためには、より多く練習して、自分のモノにすることが大事ということでしょう。

来季の先発陣は、特に５回や６回で交代ということは、先発から外れることを意味します。最低でも７回は投げてもらわないと。今季はローテーションを守れた投手も、来季はもっと投げて、中継ぎ陣の負担を減らすことができなければ、別の投手に取って代わられてしまう・・・そんな危機感を抱きながら、競争してほしいですね。

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