『緒方選手の引退メッセージ』

◎緒方選手の引退メッセージ

１０月１０日の巨人戦終了後に、緒方選手の引退セレモニーが行われました。緒方選手からのファンへのメッセージの後、前田智選手が登場し、花束の贈呈も行いました。前田智選手は緒方選手に何かを語りかけ、そして泣き崩れました。前田智選手が入団して以来、ずっとチームにいた緒方選手の引退・・・同じ外野手でしのぎを削ってきただけに、思いもひとしおだったのでしょう。

では、緒方選手の引退メッセージを振り返りましょう。

子どもの頃の夢はプロ野球選手になることでした。その夢が現実となって、カープに入団して２３年間も大好きな野球を思い切りやりました。

人に負けたくない。この世界で成功したい。そういう思いで一生懸命、バットを振って、がむしゃらに練習してきました。常に全力で、試合が終わればユニフォームが真っ黒に・・・そんな選手でありたい、そうありたいと最後の最後まで思っていました。

気がつけば、そのユニフォームが汚れなくなり、そして走ることも守ることも自分の思うようなプレーができなくなったと幹事、引退を決意しました。

本当にケガの多い野球人生ではありましたが、家族の支え、チームの仲間の支え、そして何よりファンの支えによって、ここまでこれた野球人生です。

最後になるますが、カープのユニフォームを着て、２３年間野球が出来たことを誇りに思います。ありがとうございました。

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