辺天使の日々デタラメ

辺天使の日々デタラメ

「ボクとキミの二重探偵」
コミックス最終8巻好評発売中!

「劇場版 モノノ径 唐傘」
初日の今日観てきました。

待ちに待ったけど
無事公開されて良かった。

薬売りさんの声
どうなるかなあ~…と思ってたけど
あれはまぎれもなく薬売りさんでした。

 

 


ネタバレになるので本編の内容は
割愛するけど
相変わらずの心地の良い
クセ全快、外連味たっぷりの演出

ボーっと受動的に観てたら置いていかれる
細かい心理描写
 

毎度のことながら一回観ただけだと
全ては理解できないと思うし
自分は色々見逃している事間違いなし!

円盤が出たら
またじっくり堪能しようっと

あと本筋にはあまり絡まないけど
やっぱり「化け猫」のときの
小田嶋様のようなポジションの人がいると
ホっとするのよね。

薬売りさんとのキャラのバランスが良すぎて
掛け合いが楽しい。

 

ところで最後の方でスタッフロールの前に
「第二幕 火鼠」って出たんだけど
ひょっとして劇場版2作目やってくれるの…?

不意打ちで一瞬の演出だったんで
サブタイ合ってるか自信ないんだけど
もしそうならメチャクチャ嬉しい!

 

10数年前の深夜に出会い

何度も何度も観返してドはまりし

影響を受けたこのシリーズ

 

まさか令和の時代にまた観れるとは…!

もう定期的に作ってください
僕はこの世界をまだまだ観たいんです
よろしくお願いします!

 

 

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年は「ボクとキミの二重探偵」

最後まで応援いただき

ありがとうございました。

 

恒例毎年一発目の年賀状ですが

今年は喪中のため

現物は出しておりません。

 

なので画像だけこちらに

アップする形にさせていただいてます。

 

引き続き気が向いたときにでも

のんびり更新していこうと思うので

気長にお待ちください。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

「ボクとキミの二重探偵」

コミックス全8巻

好評発売中!

 

 

 

 

全てが罠の第一話!

1巻冒頭試し読みはこちらから

 

https://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/bokutokimino_nijyutantei/
『ボクとキミの二重探偵』

原作/辺天使 漫画/津田穂波先生

 

 

 

 

 

 

 

1巻の謎が解ける

2巻冒頭試し読みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

混沌極める「狐」と「狸」の化かし合い

3巻冒頭、試し読みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

二人(三人?)の関係は変化し

いよいよ本筋に…

4巻冒頭試し読みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

暴き合い、化かし合いの

推理バトルロワイヤル勃発!

5巻冒頭試し読みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

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素顔でぶつかり合うミキレオ

夏休みへと入り

いよいよ両神との対決へ

7巻試し読みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

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事態はさらなる真実と

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この機会にぜひ!

 

 

 

前作「親愛なる殺し屋様」もよろしくね!

0404

1巻

 

0904

2巻

 

0101

3巻

 

0604

4巻

 

礼儀正しい殺し屋「ヤシロさん」が

ターゲットにご挨拶の手紙を送ってしまうことから

巻き起こるドタバタコメディー

命の価値を問う物語。

 

全4巻一気読み推奨です!

酷暑から一気に寒くなって

思いっ切り体調崩してますが

ラーメンが美味しい季節になりました。

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

しばらくぶりの更新ですが

現在ジャンプ+さんの方で

「ボクとキミの二重探偵」

10話目まで無料公開

なっているそうです。

 

期間は10月22まで

 

サスペンス

そして騙し合い駆け引きなどが

好きだという方

この機会にぜひお試しください。

 

 

もちろんその手の物を

読んだ事がないという方も大歓迎!

 

続きが気になったら

単行本、もしくは電子書籍

よろしくお願いいたします。

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コミックス全8巻

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「ボクとキミの二重探偵」

あとがき④

これでラストです。

 

以下絶賛ネタバレてんこ盛り

 

最後に主役二人について

 

 

君乃ミキ&ヒタリ

 

名前は2巻のサブタイトルにもあった通り

「右」と「左」から

 

この二人の正体と関係性は

当然、連載立ち上げの企画段階で

決まっていました。

 

 

現実的にそんな事が可能なのか?

 

…という疑念もありますが

精神が形作られていく幼少期、

そこで行っていた習慣というものは

レオや両神が体験したトラウマと同様

後の人格形成において

多大な影響を及ぼします。

 

それが思春期まで

続いてしまったのだとしたら

尚更取り返しがつかないでしょう。

 

 

彼女たちは優秀だったがために

それを完璧にこなせてしまった。

 

そしてまだ分別のつかない

幼児だったために

間違いを犯してしまったのです。

 

そしてその間違いに気付いたときには

すでに許される年齢ではなかった。

 

 

何もかもが同じだったために

逆にすれ違ってしまった二人ですが

それでも同じであるがために

最後の最後で解り合う事ができました。

 

自分自身を取り戻せたミキが

この後どんな人生を送るのかは

ラストの津田先生の絵にお任せし

あえて描写しないようにしています。

 

その表情を見て

どう想像するかはまた

人それぞれなのだと思います。

 

 

 

 

僕徒レオ(オレ&ボク)

名前は「ボク」と「オレ」から

 

こちらの二重人格も当然

企画段階からの設定。

 

あとがき①でも書きましたが

指を回して入れ替わるのは

津田先生からアイデアをいただきました。

 

企画段階の当初「オレ」

もっと凶悪なやつの予定だったのですが

さすがにNGが出て少しマイルドに

 

物語が進むにつれ

最終的に彼は

ミキの素顔を探っているつもりが

皮肉にも自分の真実を

知っていってしまいます。

 

 

やがて彼は自分と向き合うことに

 

 

そしてミキとは

宿敵からライバルへ

ライバルから相棒へと

かけがえのない存在へ

 

 

しかし心の傷が癒えるという事は同時に

二つに壊れた心も修復されるという事

 

つまり二重人格の終わりでもあります。

 

 

「最悪だった男が

最高の男になるまでのお話」

 

これが彼のコンセプトでした。

 

彼は自分が傷付いた事を

認められなかった。

 

それ故に逃避します…

「自分で二重人格になった」と

 

 

他人を見下しこの世を蔑み

自分が特別だからと

人と距離を置くことを正当化しました。

 

彼(オレ)は「ボク」という仮面を

被っているつもりで

本当は自分自身が

仮面を被っていたわけです。

 

「ボクちゃん」は彼が

自分の心を守るために切り離した

良心の部分だったんだと思います。

 

 

 

「レオ」「ミキ」

方向性は違えど

それぞれ過ちを犯していました。

 

「本当の自分を見失っている」

という点において

「レオ」「ミキ」

似た者同士だったわけです。

 

そんな二人が偶然

隣同士になったことで

お話が始まり、

結果「レオ」「ミキ」

お互いがお互いを

救う結果になりました。

 

 

タイトルの「二重」には

色々な意味を込めていますが

この流れもまたその一つです。


主人公が間違いを犯していた

…という展開を嫌う人もいるかもしれません

 

でも程度の違いはあれ

間違いを犯していない子供など

存在しないと思うんですよ。

 

みんなどこかの時点でそれに気づき

その部分と向き合って

大人になっていくんだと思うので。

 

 

物語をどう感じるかは

人それぞれですが

 

大人になったときに

そこの部分だけでも

ふと思いいたってくれたらな

…というのが僕の願望です。

 

 

 

 

終わりに…

 

さて、終了から大分間が空いてしまいましたが

「あとがき」はこれにて終わりとなります。

 

「ボクとキミの二重探偵」

いかがだったでしょうか?

 

初の原作・サスペンス物という事もあり

色々と拙い部分もあったかと思いますが

なかなかハードで充実した3年間でした。

 

また次回作にてお会いできるよう

練り込んでいきますので

楽しみにしていてください。

 

それではまた!

 

※ブログ自体は気が向いたときに更新していきます。

 

 

 

 

 

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1巻

 

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「ボクとキミの二重探偵」

あとがき③

 

以下ネタバレがいっぱいです

 

 

キャラ裏話続きになります。

 

 

 

★刑事 

両神 真(りょうがみ まこと)

 

 

 

キャラのデザインやコンセプトは

最後の真相に向けて

逆算で組み立てていきました。

 

彼の登場シーンや

ボスとの会話で頻繁に出てくる「ヤーヌス」

これはローマ神話における

出入り口と扉をつかさどる

ヤーヌス(Janus)神

 

2つの顔を持つのが特徴の双面神の事

 

 

 

 

両神の左肩に入っている

タトゥーのモチーフがこれですね。

 

キャラのデザインを

津田先生にお願いする際に

何か「2」を意味する

正反対のモチーフが欲しいと

伝えていたところ

いくつか候補をいただき

こちらを入れる流れになりました。

 

なんでそんなモチーフを

入れるかというと

もちろんラストのあの真相のため。

 

7巻の始まりぐらいから

露骨な表現を入れるように

お願いしていたんですが

みなさんどのあたりで

気付きましたでしょうか?

 

実は割りと初登場時から

それを意味する表現は入れていたりします。

 

「気になる」という方も

「気付いてたよ」っていう方も

もう一度読んでみると

新たな発見があるかもしれません。

 

 

ちなみに両神登場後の「図書館編」

 

こちらで登場した

犯人の峰羽知恵のモチーフも

ローマ神話に登場する

「知恵の女神ミネルヴァ」とその梟

 

梟は図書館のマスコットキャラに

使用されている事もあり

こちらをモチーフにする事は

両神よりも先に予定していました。

 

なので両神までローマ神話だったのは

偶然だったのですが

神話繋がりで

上手くはまってくれたのではないかと

思っています。

 

 

そして両神のキャラコンセプトはズバリ

主人公「僕徒レオ」と対称または裏表

いわゆる合わせ鏡の関係です。

 

 

もちろん例の真相の件も

これに当てはまりますが

実は彼とレオが辿った運命も

この対称の関係になっていたりします。

 

「ミキ」と出会って救われた「レオ」

 

「ヒタリ」と出会った事で

悲劇を招いてしまった「両神」

 

やがて「ミキ」「ヒタリ」の関係性が

一本の真相へと収束する事で

彼女らに関わっていた

「レオ」「両神」の関係性も

裏表から同じ結末へと

到達する事に…

 

 

いやー長くなって申し訳ない

 

文字数制限があるため

④に続きます!

 

次回で終われるかな…?

 

 

 

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