こんにちは
昨日で立秋となりましたね
朝も少し暑さが和らいだ気がします。
ちょうど1ヶ月ほど前に、1歳4ヶ月になる柴犬のカウンセリングを行いました。
もともと娘さんが柴犬と暮らしたいと強く希望して家族として迎え入れましたが、全く飼育には関与せず、
お母様がワンちゃんの飼育を全て行うことになってしまいました。
お母様は以前暮らしたシエルティーのワンちゃんがあまりにもよい子だったためのその子とのギャップも強く感じており、また柴犬ちゃんに攻撃性の問題がでてしまったため、心の中で手放すことを考えていました。また食後に大興奮してお母様へ遊び咬み&飛びついてくることにもとても悩んでいました。
私がカウンセリングを担当する前は訓練士に行動修正を行うために指導を受けていましたが、全く問題が改善されず、また常にご家族が威厳のある強い態度と口調を柴犬さんに示さなくてはいけず、ご家族もそしてワンちゃんも毎日ピリピリしていました
私の行うカウンセリングは科学的に(行動治療学のもとに)そしてホリスティックな内容も含めて問題が生じた原因やなぜ咬むかと言った理由などをご説明しながら問題の改善策を実践をふまえて行っていきます。
威圧的な態度が逆に問題を複雑&悪化させていましたので、訓練士とは真逆となるアドバイスが最終的にはお伝することになりました
実践(問題を改善するためのトレーニングや触れ合い)を楽しく行うことができるとご家族の方が
「こんなに楽しくコミュにケーションをしてよいんだということが知れて本当に心が楽になった」と
おっしゃってくれました。
そして・・・・
カウンセリグから1ヶ月経過し、お散歩マナーを教えるために再度ご自宅に伺いました
ご家族とワンちゃんに再会してまず”ご家族(お母様)の顔の表情がとても穏やかになった”ことに気づきました。
実技の前の机上のフォローアップの最中もとても上手に愛犬とコミュニケーションとしたり、誉めたりしていました。
ワンちゃんもとてもリラックスしていました
私の心の隅でひっかかっていたお母様が「愛犬を手放したい」という気持ちが今現在もあるかどうか再度伺うと
「カウンセリング前は手放したいとおもっていましたが今はこの子が本当にかわいく感じるようになりました。手放すなんてしませんよ」とおっしゃってくださいました。
その言葉をきいて私もほっとしました
お散歩マナーを初めて習ったそうですがとても上手に行っていらっしゃいました
愛犬とご家族が目を合わせて会話をする姿を見るのが私は大好きなのですが、そんな状況が何度も何度も練習中に見られました
お散歩ではリードを過度にひっぱったり拾い食いの癖が日頃はでてしまっていましたが、その改善法&予防法を実践していただきました。
私もとても楽しい時間を過ごさせていただきました
これからもこのお二人が仲良くたくさんの愛に包まれてほしいな~と思います。
改善できない問題なんて1つもありません。
ちょっとしたボタンの掛け違いを直してあげることでそこからどんどん問題が改善していきます。
その始めの変化が「ご家族の動物に対する思い」からスタートしていきます
命あるすべての存在に愛と光を