論文試験終わったーーー!



私、「一年合格」とか謳ってますが、

実は、この1か月全然勉強していません!

短答試験で気力を使い果たし、論文、口述は来年に向けていました。


それにしても、論文試験では全力は尽くせたと思います。

「全力を尽くす」とは、

文字通り、今持っている自分の能力を最大限出しきった、という意味です。

つまり、何の調子も悪くなく、緊張もせず、普段の実力、知識を全て活用したということで、

後悔するところは1つもありません。


ところで、前回から私は、「本番に強い」「全力を尽くす」という言葉を使っていますが、

これは、私が得意とする、

「絶対目標達成!」

のためのコツの1つです。

今回は、この「絶対目標達成!」の3つのコツを紹介します。


1.目標以上を目標とすること

例えば、私はTOEICでは、570点を取った次の試験で、730点を取っています。

元々私は650点を目標としていましたが、

650点を取るために、650点を取るための勉強をしていては絶対に目標達成できません。

これは、自分の力が100%発揮されて初めて650点が取れる勉強の仕方です。

つまり、650点を取るためには、もっと高い点を目標として勉強しなければいけません。

私は、730点取得用のテキストで勉強しました。

この場合、実力のうちの9割が発揮できれば650点は達成できます。

私の場合は、運よく730点を取ることができましたが。

これは、残りの2つのコツを合わせたから可能となったと考えます。


ちなみに、弁理士短答試験では、60点満点を目標として40点を取得しました。

現実的には40点目標としていましたが。

つまり、短答試験はそれだけ難しかったと感じました。

2.模擬試験では本気を出さないこと

模擬試験で良い点を取ると、それが自分の実力であると過信して、勉強に身が入りにくくなります。

そうなってしまうなら、いっそ最悪な点を取って、身を引き締めるが良しです。

といっても、せっかく高いお金を払って受けているので、あえて、悪い点を取ろうとする必要はないです。

ただ、普段どおりに普通にやればいいだけです。ただ、本気を出さなければいいだけです。

私は、短答試験のLECの全国模擬試験を2回受けましたが、

一回目は33点、二回目は30点と、合格しそうな気配もないような点数でした。

上記のように、ただ普通に解いただけで、決してわざと手を抜いたわけではないんです。

とてもショックでした。あんなに勉強したのに。

でも模擬試験はそれでいいんです。

おかげで、最後の2週間は必死で勉強しました。

その結果、模擬試験では取ったことのない、40点も取ることができました。

まぁ1年しか勉強していないことを考えると、よくやったことにしておいてください。


3.本番では自分に最大限プレッシャーをかけること

プライドが高い人には、本番で自分の力を全て出し切るためには、このプレッシャーをかけることが最も有効です。

「この1年間、あんなに勉強してきたんだ。すべては合格するためだろ。ここで失敗してどうする。この1年の勉強が全て水の泡だぞ。」とか、

「あいつが遊んでいる間も、俺は誘いを断って、必死に勉強してきた。すべては合格のため。」とか、

「俺はできる。俺は、「やっぱあいつは凄いな。」と言われる存在であり続けなければならない」とか

思えば、全力を出し切ることができます。

とにかく集中力を高めることです。


ただし、プレッシャーに弱い人は、普段通りやることを心掛けること

プレッシャーに弱い人は、上記3項は逆効果になってしまうでしょう。

そんな人は、とにかく普段どおりにやることだけを考えるといいでしょう。

しかし、普段どおりにやると思い続けても、普段どおりにできないと思います。

そこで、コツを教えます。

試験直前とかは、テキストや参考書をひたすら読むとかはやめましょう。

どうせ頭には入りません。

それよりも、ボーっとするのが一番効果的です。

私の場合は、「あの女の子かわいいなぁ。」とか見てたり、

「今日とりあえず試験終わったらゲームしよう。」とか、

普段考えているようなことを考えています。

そうすると緊張感も除去でき、普段通りの実力を出すことができます。

「そんなことしてる場合か!周りは必死で勉強してるぞ!」と思うでしょうが、

結果的には、普段の実力を普段どおり発揮することが自分にとって最適であり、

そのためには、こうすることが最も効果的なんです。



本番に弱いと思う方は、ぜひ実践してみてください。

合う合わないはあると思いますが、私はこれで短答試験、TOEICで成功しました。


ちなみに、論文試験では上記1は実践していません。

つまり、勉強はしていないが、現時点の自分の実力を出し切ったということですので、

不合格でも大目に見てください。