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第 1 位
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ルートヴィヒ (1989) イタリア・西ドイツ・フランス合作 監督：ルキノ・ビスコンティ
『地獄に堕ちた勇者ども』『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』のヴィスコンティ「ドイツ三部作」、最後にして最強、そしておそらくは映画史上最高の豪華絢爛映像美を誇る超絶大作。
金銀宝石、衣装、インテリア、装飾品から小物まですべて本物が使われ、しかも監督自身が貴族なのでエキストラまで本物の貴族を動員し、立ち振るまいまで本物の貴族感を出したという徹底ぶり。
確かに装飾っぷりが単にキンピカというより、品格漂う質感と重みを感じる。王族・貴族系映画は数あれど、こんな高貴で贅沢な映像は他に類がない。
しかもそんな映像が手を変え品を変え3時間も続くのだ。
その美しさに度肝を抜かれ口がポカーンと開いたまま画面を凝視した状態。
3時間の間まったく退屈しない。
バイエルン王、ルートヴィヒの戴冠式。いきなり豪華絢爛。
女性たちが一斉にひざまずく様子も流麗。
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このマント！なんと高級そうな。
ワーグナーも登場。
ワーグナーは指揮者の妻を公然と愛人にしていた。
傲慢な放蕩おやじで世間の嫌われ者だが、ルートビッヒがその芸術的才能を崇め奉って庇護しようとする。
鏡ショット。
金銀財宝。
城内だけじゃない。
屋外も美しい。
そして、このシーン。
お気に入りの人気俳優を招待した王は、彼を迎えるために城の地下の鍾乳洞のような所にトンでもないものを造って待っていたのであった。
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なんと鍾乳洞の中に白鳥が！
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そこへ王が飾り舟に乗って出迎え。
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洞窟の壁一面には絵画が！
なんちゅうムダに耽美的な王様。
昼間に中の様子がよく見えるようになって再度びっくり。
本作品ではもう何もかもが美しい。
夜の闇までも美しい。
もう映像美シーンを挙げていったらキリがありません。
あまりにも凄すぎます。
普段1000円以下の安い中古DVDしか買わない俺も、今回ばっかりは金に糸目をつけてる場合じゃないと思い、購入してしまいました。
今日現在ならyoutubeにもUPされているようです。
こちら