ゲームせどらー、Amazonのゲーム買取サービスについて語る。
おはようございます。英虎
です。
昨日は久しぶりに仕事をしたので、帰宅後すぐに爆睡でした。8時間ぐらいぐっすり寝まれました。
今日は早朝からですが言いたいことがあったので、長くなるかもしれませんが、ぜひお付き合いいただければうれしいです。
昨日は、ゲーム業界に激震が走りました。
ことの発端は、せどりTIMES という雑誌を発行されている横手さん からのtwitterでの発言でした。
ブログの内容は、こちら から見て下さい。
事務所内では「えっ、まさか?」
ざわざわ・・・・・
ブログを見る。Amazonのリンクに飛ぶ。
ざわざわ・・・・
完全に、うちの事務所がざわついてました。
ゲーム買取りサービスは将来必ずあると思っていましたが、まさかこんな早いタイミングとは思ってもいなかったのでびっくりしました。梶さんも動画を見て驚かれてました。
まずはこれ見て下さい。
マケプレ出品のボタンの下に何か増えてます。
気づかれましたか?↓のボタンを。
また、アカウント画面でも、
上記のように「買取履歴を見る」というリンクが増えています。
この情報を見て、すぐに思ったのは、
私達ゲームせどらーにももちろん影響はありますが、特に個人経営の店舗型ゲームショップはもろに影響があるのではないかということです。普段からかなり薄利でやっているのに、それに追い打ちをかけるかのようなショッキングなニュースでした。買取り価格が分からないお客から安い値段で買取り、販売して利益を稼ぐというビジネスモデルの崩壊です。
今日は、●ックオフ(●ットオフ)、●河屋辺りでは確実に緊急会議ものでしょう。
では、他の色んな方にもブログで取り上げられていますが、簡単に「Amazon買取りサービス」の説明をします。
まずが全体の概要ですが、圧倒的にAmazonの動画 がわかりやすいです。
あとは、気になる点について、横手さんのブログ を引用させてもらいながら、書きたいと思います。
・事前の告知について?
→事前告知はなしで、昨日から買取りサービススタート。
・現金買取り?
→NO。Amazonギフト券で支払い。
・未開封品の扱いは?
→「良」として買取り。理由は盗品の買取りを防ぐために新品の買取りは(現在では)行わない模様。
とのことです。
ここから、私の感想と今後の展望について書きたいと思います。
まずは感想について。
(1)思った以上に早くAmazonが買取りサービスを始めてみてびっくり。
海外ではゲームの買取りサービスがあるとは聞いていました(※調べるとアメリカでは2009年スタートみたいです)が、電子書籍の扱いですら揉めている日本でこんなに早く導入されることにびっくりしました。ゲームのみFBAの受入れができ、ゲームのFBA出品者が増えているこの時期に、Amazonの買取りサービスは正直、かなり痛手です。私達にも影響がありますが、店舗併売のゲームセラーは結構積んだと思います。
(2)新品商品に可能性あり?
今回の注目ポイントは、未開封品であれ何であれ、Amazonは「良」として買取りすることです。ここはキーポイントかもしれません。中古ゲームの供給量は確実に増えていきますが、新品ゲームの供給量は増えることもなく、まだ残存者利益が狙えそうです。電脳についても新品なら勝機を見いだせるかもしれません。
(3)買取価格について。
これはゲームせどらーとして知識があるので、コメントしておきます。
買取価格は梶さんとも話しましたが、結構高めです。昔の商品にも店舗では絶対しないような高めの値付けがされてこともあります。
印象はソフマップとだいだい同じぐらいの印象です。ブックオフよりは確実に高めに買い取ってくれます。
しかし、一番すごいのは店舗に応じてブラックボックスだった買取価格が一瞬でわかるようになること。
これは革命的なことです。例えば、ブックオフに買取に行って、査定が出た後に、Amazonで検索して、やっぱり売るのやめますって人が続出する予感がしています。
では、今後の展望について英虎が考えてみます。twitterでも発言していたのですが・・・
Amazonが買取りを始める
→全国から同一のソフトが大量に集まってくる
→在庫をはけるためにAmazonが中古価格を下げる
→中古価格を下げるので、買取り価格も下げる
→繰り返し
というように、負のスパイラルが起こるのではないか?と思ったのですね。
そのため、
中古価格の全体的な相場が下がる
→Amazonへのセラーからの手数料収入(15%)が減る。
→買取りサービスでの売買差益のプラス<セラーからの手数料収入のマイナスになる。
→どうした、Amazon!
と思ったのですね。
その発言について、せどり界のご意見番、三井男爵 が一石を投じてくれました。
買取は現金ではなく、Amazonギフトカード券で支払い。完全にこの視点が抜けていました。
ギフトカードで払うので、ポイントと同じでお客の囲い込みも狙っているのです。
どんどん買い取ることで、お客様もAmazonでモノを購入するようになり、その手数料・差益が入ってくる永遠のループ。
それを狙っていたわけです。現金で払うわけでないので、資金繰りも悪くなりませんし、高い買取価格が維持できるのです。
ということで、この買取サービスはまずはゲームで様子を見て、将来CD・DVDなどにも手を広げていくでしょう。
※ちなみに、CD買取りについては今年4月11日よりアメリカで始まっています。
では、長くなりましたので総括しましょう。
今回のニュースはゲームせどらーについてはマイナスなニュースです。また、ネット買取りに勝機を見出そうと考えていたせどらーにもマイナスなニュースだと思います。
しかし、せどりという行為の性質上仕方ないのかもしれません。
せどりというのは、店舗販売からネット販売に移行する時代の大きな流れの中で、ネットでは高価に販売されているにも関わらず、店舗では価格に対応できてない商品を探して、さやを抜くビジネスです。
いわゆるすき間産業で、店舗販売からネット販売に移行してばいくほど、せどらーという存在は必要がなくなっていくのです。なぜなら、情報の格差がうまり、値段が近づいていくからです。
もともと、せどりというものはそういう行為で、暗く考えても仕方ないので、明るく考えましょう。
よくこういうニュースを聞くと、二元論で「せどりはもう稼げない」と言い出す残念な人が出てくるのですが、せどりで稼げないということはなくならないでしょう。
なぜなら、店舗とネットでの価格差、情報差は必ず出るからです。例えば、地震が起きた時に、地震関連の商品が値上がりしたと思いましたが、店舗ですぐに価格に対応できていたでしょうか?こういう極端な例を挙げずとも、情報差(歪み)は必ず出るものです。
また、「残存者利益」という言葉があります。業界は下火になって、規模が縮小するのは必須ですが、それに伴い長い目でみると新規参入者も減ってもいき、先程の情報差をうまく見つけていけば、それだけで食べていけるだけの収入は継続できるでしょう。
今回のことでさらにリスクヘッジという概念の大切さが再認識できたと思います。特に専業せどらーに関してです。せどりはブックオフやAmazonにかなり依存している。それに頼った1つの稼ぎ方をしていると、いつその収入が止まるかわからないということです。
扱う媒体についてもそうです。変化を嫌い、本せどりだけを永遠にやっても、生活はできるでしょうが、真の意味での「自由な」生活はやってこないでしょう。なぜなら、常にブックオフやAmazonの対応でいつ稼げなくなるかもしれないという不安を抱えることになり、心の平穏は訪れないからです。
だから、まずすぐにやれることとしては、CD、DVD、ゲーム、フィギュア、電脳などのうちの1つの方法から仕入れられる状態を作り、リスクを分散していきましょう。ゲームでも中古せどりは将来厳しくなっていくでしょうが、新品ではまだまだ残存者利益が狙えるでしょう。
あと、過渡期というのは、大きく稼げる傾向があります。過去にはヤフオクバブル、ブックオフ本せどりバブル、楽天懸賞・サンプルバブル、バーコードリーダーバブル、ペニーオークションバブルなど色々なものがありました。
社会の転換時に、次の時代にうまく合うように新たな手法や新たなビジネスをうまく見つけれれば、大きく稼げることができます。
ということで、私から最後に言いたいことをまとめさせてもらうと、せどりという中で残存者利益を狙うもよし、リスクを取って新たな道に進むもよしだと思います。私は後者の方を応援しますし、自分もそれを目指していきたいと思っています。
そして、現段階ではせどりでも十分に稼げますので、今稼げる時に稼いで資金をため、どんどん新たなことにチャレンジしていけばいいのではと思っています。これからの時代は、確実に個の時代です!
と、自分の幸せのために頑張る誇り高きせどらーにエールを送って最後にしたいと思います。
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昨日は久しぶりに仕事をしたので、帰宅後すぐに爆睡でした。8時間ぐらいぐっすり寝まれました。
今日は早朝からですが言いたいことがあったので、長くなるかもしれませんが、ぜひお付き合いいただければうれしいです。
昨日は、ゲーム業界に激震が走りました。
ことの発端は、せどりTIMES という雑誌を発行されている横手さん からのtwitterでの発言でした。
ブログの内容は、こちら から見て下さい。
事務所内では「えっ、まさか?」
ざわざわ・・・・・
ブログを見る。Amazonのリンクに飛ぶ。
ざわざわ・・・・
完全に、うちの事務所がざわついてました。
ゲーム買取りサービスは将来必ずあると思っていましたが、まさかこんな早いタイミングとは思ってもいなかったのでびっくりしました。梶さんも動画を見て驚かれてました。
まずはこれ見て下さい。
マケプレ出品のボタンの下に何か増えてます。
気づかれましたか?↓のボタンを。
また、アカウント画面でも、
上記のように「買取履歴を見る」というリンクが増えています。
この情報を見て、すぐに思ったのは、
私達ゲームせどらーにももちろん影響はありますが、特に個人経営の店舗型ゲームショップはもろに影響があるのではないかということです。普段からかなり薄利でやっているのに、それに追い打ちをかけるかのようなショッキングなニュースでした。買取り価格が分からないお客から安い値段で買取り、販売して利益を稼ぐというビジネスモデルの崩壊です。
今日は、●ックオフ(●ットオフ)、●河屋辺りでは確実に緊急会議ものでしょう。
では、他の色んな方にもブログで取り上げられていますが、簡単に「Amazon買取りサービス」の説明をします。
まずが全体の概要ですが、圧倒的にAmazonの動画 がわかりやすいです。
あとは、気になる点について、横手さんのブログ を引用させてもらいながら、書きたいと思います。
・事前の告知について?
→事前告知はなしで、昨日から買取りサービススタート。
・現金買取り?
→NO。Amazonギフト券で支払い。
・未開封品の扱いは?
→「良」として買取り。理由は盗品の買取りを防ぐために新品の買取りは(現在では)行わない模様。
とのことです。
ここから、私の感想と今後の展望について書きたいと思います。
まずは感想について。
(1)思った以上に早くAmazonが買取りサービスを始めてみてびっくり。
海外ではゲームの買取りサービスがあるとは聞いていました(※調べるとアメリカでは2009年スタートみたいです)が、電子書籍の扱いですら揉めている日本でこんなに早く導入されることにびっくりしました。ゲームのみFBAの受入れができ、ゲームのFBA出品者が増えているこの時期に、Amazonの買取りサービスは正直、かなり痛手です。私達にも影響がありますが、店舗併売のゲームセラーは結構積んだと思います。
(2)新品商品に可能性あり?
今回の注目ポイントは、未開封品であれ何であれ、Amazonは「良」として買取りすることです。ここはキーポイントかもしれません。中古ゲームの供給量は確実に増えていきますが、新品ゲームの供給量は増えることもなく、まだ残存者利益が狙えそうです。電脳についても新品なら勝機を見いだせるかもしれません。
(3)買取価格について。
これはゲームせどらーとして知識があるので、コメントしておきます。
買取価格は梶さんとも話しましたが、結構高めです。昔の商品にも店舗では絶対しないような高めの値付けがされてこともあります。
印象はソフマップとだいだい同じぐらいの印象です。ブックオフよりは確実に高めに買い取ってくれます。
しかし、一番すごいのは店舗に応じてブラックボックスだった買取価格が一瞬でわかるようになること。
これは革命的なことです。例えば、ブックオフに買取に行って、査定が出た後に、Amazonで検索して、やっぱり売るのやめますって人が続出する予感がしています。
では、今後の展望について英虎が考えてみます。twitterでも発言していたのですが・・・
Amazonが買取りを始める
→全国から同一のソフトが大量に集まってくる
→在庫をはけるためにAmazonが中古価格を下げる
→中古価格を下げるので、買取り価格も下げる
→繰り返し
というように、負のスパイラルが起こるのではないか?と思ったのですね。
そのため、
中古価格の全体的な相場が下がる
→Amazonへのセラーからの手数料収入(15%)が減る。
→買取りサービスでの売買差益のプラス<セラーからの手数料収入のマイナスになる。
→どうした、Amazon!
と思ったのですね。
その発言について、せどり界のご意見番、三井男爵 が一石を投じてくれました。
買取は現金ではなく、Amazonギフトカード券で支払い。完全にこの視点が抜けていました。
ギフトカードで払うので、ポイントと同じでお客の囲い込みも狙っているのです。
どんどん買い取ることで、お客様もAmazonでモノを購入するようになり、その手数料・差益が入ってくる永遠のループ。
それを狙っていたわけです。現金で払うわけでないので、資金繰りも悪くなりませんし、高い買取価格が維持できるのです。
ということで、この買取サービスはまずはゲームで様子を見て、将来CD・DVDなどにも手を広げていくでしょう。
※ちなみに、CD買取りについては今年4月11日よりアメリカで始まっています。
では、長くなりましたので総括しましょう。
今回のニュースはゲームせどらーについてはマイナスなニュースです。また、ネット買取りに勝機を見出そうと考えていたせどらーにもマイナスなニュースだと思います。
しかし、せどりという行為の性質上仕方ないのかもしれません。
せどりというのは、店舗販売からネット販売に移行する時代の大きな流れの中で、ネットでは高価に販売されているにも関わらず、店舗では価格に対応できてない商品を探して、さやを抜くビジネスです。
いわゆるすき間産業で、店舗販売からネット販売に移行してばいくほど、せどらーという存在は必要がなくなっていくのです。なぜなら、情報の格差がうまり、値段が近づいていくからです。
もともと、せどりというものはそういう行為で、暗く考えても仕方ないので、明るく考えましょう。
よくこういうニュースを聞くと、二元論で「せどりはもう稼げない」と言い出す残念な人が出てくるのですが、せどりで稼げないということはなくならないでしょう。
なぜなら、店舗とネットでの価格差、情報差は必ず出るからです。例えば、地震が起きた時に、地震関連の商品が値上がりしたと思いましたが、店舗ですぐに価格に対応できていたでしょうか?こういう極端な例を挙げずとも、情報差(歪み)は必ず出るものです。
また、「残存者利益」という言葉があります。業界は下火になって、規模が縮小するのは必須ですが、それに伴い長い目でみると新規参入者も減ってもいき、先程の情報差をうまく見つけていけば、それだけで食べていけるだけの収入は継続できるでしょう。
今回のことでさらにリスクヘッジという概念の大切さが再認識できたと思います。特に専業せどらーに関してです。せどりはブックオフやAmazonにかなり依存している。それに頼った1つの稼ぎ方をしていると、いつその収入が止まるかわからないということです。
扱う媒体についてもそうです。変化を嫌い、本せどりだけを永遠にやっても、生活はできるでしょうが、真の意味での「自由な」生活はやってこないでしょう。なぜなら、常にブックオフやAmazonの対応でいつ稼げなくなるかもしれないという不安を抱えることになり、心の平穏は訪れないからです。
だから、まずすぐにやれることとしては、CD、DVD、ゲーム、フィギュア、電脳などのうちの1つの方法から仕入れられる状態を作り、リスクを分散していきましょう。ゲームでも中古せどりは将来厳しくなっていくでしょうが、新品ではまだまだ残存者利益が狙えるでしょう。
あと、過渡期というのは、大きく稼げる傾向があります。過去にはヤフオクバブル、ブックオフ本せどりバブル、楽天懸賞・サンプルバブル、バーコードリーダーバブル、ペニーオークションバブルなど色々なものがありました。
社会の転換時に、次の時代にうまく合うように新たな手法や新たなビジネスをうまく見つけれれば、大きく稼げることができます。
ということで、私から最後に言いたいことをまとめさせてもらうと、せどりという中で残存者利益を狙うもよし、リスクを取って新たな道に進むもよしだと思います。私は後者の方を応援しますし、自分もそれを目指していきたいと思っています。
そして、現段階ではせどりでも十分に稼げますので、今稼げる時に稼いで資金をため、どんどん新たなことにチャレンジしていけばいいのではと思っています。これからの時代は、確実に個の時代です!
と、自分の幸せのために頑張る誇り高きせどらーにエールを送って最後にしたいと思います。
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