コロナに罹患した記録 | ペペロンチーノのひとりごつ

コロナに罹患した記録

1年以上ぶりに書きます。
ぶつぶつボヤく必要がなく、心穏やかな日々を過ごしているもんでね。ウヒヒ。
ところが、久しぶりにボヤきたい案件(正確には怒りポイントが貯まる案件)が発生しました。

コロナに罹患しました。

かかった場所はハッキリしています。
床屋です。
なぜハッキリキッパリ言い切れるかというと、私が罹患しても家内が罹患しなかったということは、二人が一緒にいなかった時だと推測できるからです。
日曜日に「少し喉に違和感があるな」と思い始めたので、その3,4日前(コロナの平均潜伏時間は2日半程度)の間、仕事時間以外で夫婦別行動だったのは木曜夕方の床屋に行った時間だけ。
自宅以外で、マスクを外して1時間以上いた唯一の場所。

相変わらずいい床屋に恵まれていませんでね。今年、新しい床屋を使ってたんですわ。
最近の床屋は、髪を切る人はいいんですが「シャンプー(あるいは髭剃り)から交代します」とか言って人が変わるんです。
この髭剃りシャンプー肩揉みする交代した下っ端が大概ハズレで、それで床屋を変えたくなるんだ。

この髭剃りシャンプー肩揉み担当の下っ端兄ちゃんが今回の問題で、ずーっとズルズル鼻をすすってクシャミしてたんですよ。
彼がいくらマスクしてたって、それが顔近づけて髭剃りされちゃ、そりゃ感染しますわ。

俺、いつも石鹸使って30秒以上かけて丁寧に手洗いしたり、こまめに水分補給したり、建物の出入りはほぼ常にアルコール消毒したり、感染対策を心がけていたんだけどね。残念だ。

来月から床屋変えます。
髪切りしてくれるのはいいお嬢さんだったんだけどな。
まずは、この床屋が怒りポイント。

俺が感染対策をきちんとしているから尚更。

日曜の夜に喉に違和感を覚え始めていたのですが、昼に食った糞不味い中華のせいだと思って月曜は仕事に行ったんですよね。
この中華屋も怒りポイントで、日曜昼の新宿で知らん安い店に飛び込んだこっちが悪いんだけど、ものすごく混んでて感染対策もなく「相席」とかさせられた上、頼んだ半ラーメン・半炒飯・水餃子セットが速攻出てきた水餃子が冷たい。本当に水に入ってるのかと思った。その後しばらく経って出てきたラーメンがぬるい。その後ずーっと出てこなかくて30分以上経ってやっと出てきた炒飯が冷めている。家内が頼んだあんかけ焼きそばだけが作り立て熱々料理だったが、どこのアルバイトが塩加減間違えて作ったのかと思うほどただただ塩辛いだけ。それが食べ終わっても炒飯はまだ出て来ない。

この安い中華屋も感染源の可能性もないわけじゃないけど、夫婦揃って感染したわけじゃないし、それに僅か数時間後に発症ってこともないので除外。
ただ、怒りポイントだったので詳細に書きました。

そして月曜はやたら寒かった。たぶん熱があったと思うのですが、建物に入る時にピッと熱測る機械、あいつには「正常な体温です」と自信満々に言われていた。
個人的には、平熱より2,3分高かったけどね。

月曜の夜

体温も37度近くなり咳も出てきたので、市販の簡易キットで検査する。
陰性。
この陰性とか陽性って言い方、わかりにくいと思うんだ。
いまとなってはこの呼び名も怒りポイント。
それはさておき、簡易キットではコロナに罹患していることを証明できなかった
これ重要で、キットで陰性だからといって「コロナにかかってない」ことにはならない。

あくまで「コロナに罹患していることを証明できない」にすぎない。

火曜日
職場でゴホゴホ咳するのも迷惑なので仕事を休む。
どうしたものかと思ってネットで調べたら、兎にも角にもまずは「かかりつけ医」に相談しろ、とある。
今の私は歯医者と眼科と消化器科と泌尿器科しか「かかりつけ医」がなく、有体に言えば歯と目と下半身の担当医ばかりで、コロナに関係しそうな医者がいない。
東京都福祉保健局のサイトに「診療・検査医療機関の一覧」が載っていて、昔かかった内科医を見つけたので電話してみる。
「PCR検査やってません」というツレナイ返事。
いやいや、そこ重要だから。
コロナかコロナじゃないかで、明日出勤できるのか1週間休まなきゃならんのか決まるんじゃないか。

仕方がないので医者は諦め、朝ゆっくり寝たおかげで体調も良くなってきたので、区が設置している無料PCR検査場へのこのこ出かけたわけです。

そしたらこの無料PCR検査場、「風邪の諸症状がある人お断り」「濃厚接触者お断り」
じゃあ、誰のためにやってるんだよ!(怒りポイント)
しかし体調も良くなってきたので、「風邪の諸症状はありません」と嘘ついてPCR検査を受診しました。
ところが、ピッと熱を計られるんだ。
万事休す。
ところがところが、区の無料PCR検査場はアルバイト学生だけで運営しているのかたまたまそういう時間帯だったのか、若い兄ちゃんは「ピッ」と音を鳴らすのが仕事だと思っているようで、表示された体温を見てないの。
勉強になったな。
若者(特にアルバイト)に仕事をさせる時、「体温を調べる」という説明だけではまだ抽象的すぎて理解できないんでしょうね。「ピッと計って、そこに表示された体温を声を出して読む」までを一連の作業にさせないといけないんだ。
勉強になったのとおかげでPCR検査を受けられたので、これは怒らない。
ところがところがところが、PCR検査の結果が出るのは翌日の夕方だという。
先に言ってよ。
でも、別のバイト(女子)が隣の人に説明していたのは耳に入っていたので、これも怒らない。
やっぱりね、同じアルバイト(だと思う)でも女子はしっかりしてるんだけど、男子はダメだな。

火曜の夜。

喉の痛みがひどくなる。熱も38度。

PCRの結果もまだなので、翌水曜も仕事を休む。
人間こんなに寝られるもんかと思うほど一日中寝ていたらすっかり熱も下がる。
時折咳き込むこともあるが、ほぼ復調した水曜夕方に、やっとPCR検査結果がメールで届く。
この間抜けさも怒りポイント。
検査結果は「陽性疑い」
陽性じゃないのか?と思って調べたら、「陰性」と「陽性疑い」の2択しかない。
要するに、断定すると万一違った場合に危険だから「陽性……だと思うよ」という日本人的玉虫色の決着。ムカつきポイント。
結果、「陽性……だと思うから、医者に行って調べてね。まずはかかりつけ医に……」
あーあ。また振り出しに戻っちゃった。
イラッとポイント。

面倒くさいので「かかりつけ医はいない」ことにして、「東京都発熱相談センター」に電話したの。
看護師、保健師対応のダイヤルは忙しいだろうと思って一般オペレーターの方に電話した私が悪かった。
電話口には、これまた大学生らしきアルバイトの男の子。マニュアル棒読みで、モタモタモタモタ、何度も保留にされて出た結論が「病院へ行け」
その後も何度も保留にされて30分近くかかって、やっと近くの発熱外来を3件調べてくれたんだけど、それ発熱外来相談センターのWebサイトで自分で調べられる情報だよね。
しかも俺が思うにかなり遠い。
しかも、感染者だから「公共交通機関を利用するな」と言う。
無理(怒り)。
かなり遠い医者が選ばれたのは理由があって、「今から病院に行く」と思ったらしいのね。
対応が30分もかかってるから、かれこれもう5時半。
どのクリニックも受付6時までだよ。
無理(怒り)。
もういいよ。

もう放っておいてもいいかと思ったが、コロナ感染者は申告する必要があるんじゃないかと思って、再度「東京都発熱相談センター」に電話。今度は看護師、保健師対応のダイヤルに。
対応してくれた女性は親切で、話も早かった。
でも結論は「病院へ行け、病院へ」

ハムレットのオフィーリアじゃないんだから(あれは尼寺だけど)。
病院へ行くことを勧められた理由は、今は禁煙しているとはいえ20年以上の喫煙歴があるので重症化リスクを否定できないからだと。
そして明日行く発熱外来候補を3件調べてくれました。
実は近所に大きな病院があり、当然そこを一番最初に挙げてくれた。
やっぱりね、話してて安定感のある人は仕事も安定している。

そういうわけで木曜日
熱も下がりほとんど復調しているんだけど、昨夜寝ていると時折咳き込んだので、これも長年の喫煙歴のツケかと諦めて、(公共交通機関を利用せずに歩いていける)近所の総合病院に電話しました。
10年以上前に行ったことがあって、診察券も見つかったよ。これなら話も早い。
そして電話の返答は「診察・治療やってません」

(゚Д゚)ハァ?

その総合病院は、ワクチン接種とPCR検査しかしてないそうです。
「で、でも……」言っても仕方がないと思いつつ言いました。「都の発熱相談センターから紹介されて……」
「でしょうね」
なんだその返事?(怒りマックス)

ネットで調べたら「東京都陽性者登録センター」に登録しろとか書いてある。
説明をよく読んだら、もっと症状が重かったりしたら必要なサービスを受けられるようだけど、俺もう、こんな長文書けるほど復調してるからね。
家でゴロゴロして過ごすことにしましたわ。

おそらく俺、東京都の感染者数に数えられてない。