…まいど。

先日のエントリ、UNIMOGです。

「あの」車両に付いていたアタッチメントは、調べてみたら…

Wikipediaに画像が入ってました^^;

しかも、ほとんどそのものが。


毎日がいっぱいいっぱい

やっぱり、「トンネル壁面清掃車」でした。

ふーん、こんなして動くんやぁ…φ(.. )


旧型ウニモグなら、動かした事があります。

そう、本四連絡橋がまだまだ工事中の時。

工事用車両の保守として入ってまいりました。

毎日がいっぱいいっぱい

↑このタイプね。

運転台に昇って…(^~^)ニヤリ。


えー…みんな興味あるメカニズムについて、小生の記憶にある範囲で書いてみまするる。

エンジンは直6ディーゼル。メルセデスでなくて、ダイムラーベンツ印でした。

寝板なしでオイル交換が可能な程地上高が高い!

屋根には丸いハッチが!!水没時にも脱出できるように…かいな??

床から6本もレバーが出てました。

問題のドライブトレーンですが、

前進/後進8段&副変速機及び前後進切り替えギアボックス。

つまり名目上前後進16段!!ですが…

聞いた話では、後進ギアを選ぶと、メインギアボックスの上側何段かはインタロックが効いてて入らなくなってる…みたいです。

試してみてはいませんし、そんな速い速度でバックも出来んかったけど…

通常は副変速機は高速側を使います。

さらに、アタッチメントによってはP.T.O.絡みのギアもあり…仕様によっては前進32段!!!!

ただ、実際の走行は高速/4速で普通に発進できます。つまり…

悪路をゆっくり這いずり回るのが本来の姿なのです。

低速/1速だと、エンジン全開でも歩く方が早かったりします。


…何でそんなに低速ギアが要るん??


それは…ウニモグの名前の由来にあります。

UNIMOGとは…


UNIversal-MOtor-Gerät

(多目的動力源)

の略語なんだそうです。

(註:携帯でご覧の方、geratのaの上にウムラウトがつきます。参考までに。)

つまり、悪路を走破する事が目的ではなく、そこに動力源(電気、油圧などなど)を提供する事が目的な車。

除雪車や壁面清掃車、あるいはハーベスターなんかは、エンジン全開で油圧を提供しながら、

ゆっくり走る事が求められたりします。

究極の「はたらくくるま」なのです。すんげー…


ちなみに、最高速は100km/h出たらいい方だそうです^^;