当日の朝は7時に目が覚めました。
あれ？
一瞬どこにいるのかわからず
辺りを見回し
ああ、今日はオペの日だと。
ノドは渇いていましたが
空腹感はありません。
お水は御法度ですものね。
歯磨きとガラガラうがい。
横になって、TVを観ていたら
つい寝てしまった。
8時30分頃
看護師さんがいらした気配で
慌てて起きて、バイタルチェック。
9時～
核医学検査室
乳腺科の新人女性ドクター
乳輪にRI検査薬を注射
このセンチネルリンパの注射
痛いのを覚悟していましたが
痛みなし。
１度病室に戻り
先ほどのドクターに
点滴の針を刺し直していただく。
（前夜、私のミスで流血事件あり）
10時～
センチネルリンパ節の撮影
やる事ないので、うがい・歯磨き
またTVを観る。
もう、横にはならない。
2時～
姉・妹ちゃん、幼馴染みが到着
3時～
バイタルチェック
着替え、T字帯・弾性ストッキングを着用
傷の無いお胸の最後
写真を撮りました。
3時30分
病棟の看護師さんと歩いてオペ室へ
乳腺科のドクター・麻酔科のドクター
オペ室看護師さんとご挨拶
気管チューブの説明や
ゴムアレルギーの確認など
手術台へ
暖かいシートが掛かり
隠すように裸にしていただき
何故かほっこり、緊張感のカケラもナシ
酸素マスクや何か装着
術衣の主治医Qくん先生、ニコニコ登場
ご挨拶
麻酔科のドクターが麻酔を入れてくださる
ここで、マインドフルネスしてみた（笑）
目を閉じて、今に集中
息を吸って～吐いて～
記憶ここまで、意識ナシ。
右側の麻酔科のドクターに、
〇〇さ～ん、名前を呼ばれた。
第一声が、気持ち悪い
ウエッ ウエッ
左側に微笑む主治医Qくん先生
そのお顔を拝見したら
もう大丈夫って、直観したの
そして、意識を失う。
お礼を言ったと思うが、定かでない。
6時30分
気が付いたら病室
何が痛いって、尿管が痛いのよ。
我慢できないモーレツな尿意
ワガママおばちゃん
気管チューブの影響のガラガラ声で
トイレへ行きたい！を連呼
看護師さん、姉・妹ちゃんに宥められる。
咳き込みながら、訴えたら
妹ちゃんに叱られ、おとなしくなる。
妹ちゃんに
リンパ転移ない事を告げられ、ニッコリ。
看護師さんが
バイタルとお胸をチェック
とても傷が綺麗だとおっしゃった。
保護シートが透明で見えるのです。
私もチラ見しました。
イメージでは
ペッタンコの男性の胸と聞いていたけど
ほんの少し膨らみがある。
上の方の脂肪の残してくださった。
えぐれも引き攣れもない。
想像以上に綺麗。
姉・妹ちゃん・幼馴染みも、びっくり。
そして、安心して帰る。
尿管の不快感を軽減する為
座薬を入れてくださったが
モーレツな尿意との闘いは続き
神経はひたすらそっち
眠くない、寝られない。
ずっと、壁の時計を見てました。
お胸の痛みは全く感じない。
もう尿管は二度とイヤ。
そんな理由で、
絶対に再発させないぞ。
この時、自分に誓った。
8時30分
酸素マスクが取れる。
6時間後 0時30分
やっと尿管を抜いて頂きおトイレへ
普通に歩けた。
尿は出ないが
恋しい便座に座れた事がうれしいの。
気分スッキリ
立った状態でお胸をチラリ
看護師さんが付き添ってくださる間に
術後初のお水を飲む。
すすめられて眠剤を服用。
深夜１時
やっと、安心して眠りにつけた。
大好きな方のブログの
簡潔なフレーズが
手術台に上る恐怖感を完全に取り除いてくれた。
そのフレーズ通り
寝るだけ、寝てるだけでいいの って思えば
何にも怖くなかった。
ありがと～。
そして、麻酔から目が醒めた時
愛しい左のおっぱいが無くなった悲しさより
がんを取り去った安堵感の方が大きかった。
まだ治療は続くけれど
やっと終わった。
この日も泣かなかった。
号泣はいつ？
お読みいただきありがとうございます。
<(_ _)>
看護師さんが
何度もお胸とバイタルチェックに
いらしてくださり
お胸、痛くないですか？
足が・・・
右足の親指の方が凄く痛い。
術後 毎回この会話
手術が終わるまで
利尿薬の服用を止められ
この日から、むくみが出てきました。