寂しそうな義経とは逆で、
弁慶は意気揚々としていたわね。
見た目もだけど、器も大きな男って感じ
自分の運命を受け入れて、
最後まで何をするべきか、迷いがなくって。
私、大きい男って大好きなの。
全部受け入れてもらえそうじゃない?
あちらも、ね。大きい方が、ね
たまらなかったわ~。
さっきまでの切ない想いが、全部吹き飛んじゃったわね。
もう熱い夜だったわ。
見て、この太くて真ん中に書かれた
彼の名前
中尊寺参道の「月見坂」から上って
山門跡付近にある通称・「弁慶堂」でいただける御朱印よ。
この御朱印を見るたびに、
彼の太い腕と、厚い胸板を思い出しちゃうわね。
はぁ~、今日はココまで。
おやすみなさい。