LOVE 鳥取砂丘！

ずいぶん前の話やけど、撮影で大好きな鳥取砂丘に行って来た。
ヘアメイクは神戸・居留地にあるサロン、CHESTのスタイリストで大好きな西原さん。
モデルはこれまた大好きなめっちゃ可愛いニーナ。
こんなに大好きずくめの撮影でカッコエエ写真、撮れへんワケないやん
風の強い砂丘やけど、撮影で訪れると運がいい事にいつも無風。
いい写真、撮れ過ぎましたぁ。

今回の撮影は、美容のメーカーであるミルボン主催の『2010 MILBON PHOTO REVOLUTION』っていうフォトコンに西原さんが応募する為のもの。
撮影は今年の6月に撮ったんやけど、このフォトコンの結果発表まで公表出来なかったのさ。



結果は……



みごとクリエイティブデザイン・デザイナー賞に入賞応募総数484点の中からベスト11(何で11なんやろ？）に選ばれたよ～。



この撮影の為に何度も西原さんと打ち合わせし、何度もイメージのメールの応酬をし、
とりあえずMICHAEL JACKSONのTHIS IS ITを見てマイケルの凄さや関わっているみんなのプロ意識の高さとかに感動して泣いてからやで～とか言いながら、様々な準備をして行った。


ロケハンもMy VW Type2を出撃させて行きましたぜ。
だだっ広い砂丘の中、平日だったので観光エリアを外れるとオレ独り。
遠くに米粒の様な人が数人見えるだけ。
心を無にして歩く…歩く…歩く…。
ipodでニックヘイワードを聞きながら歩く。
バクッとしたイメージが砂丘から聞こえてくる…。
こんな感じがイケてんちゃうの～。このアングルヤバいでぇ～。


勝手に砂丘が教えてくれるわ…。


オレの尊敬、崇拝する写真家で植田正治さんって方がいる。
1913年、鳥取県境港市に生まれ育ち、鳥取砂丘を最も愛し、最も撮影した写真家で、
その写真のカッコよさは今も誰も超えられない。
めちゃめちゃカッコイイのに暖かい写真。
撮れそうで撮れないんだなぁ…。
植田正治さんは福山雅治の写真の師匠でもある。

でも残念ながら2000年7月4日、87歳で旅立たれた…。



その2000年7月4日…、

偶然過ぎなんやけどその日、オレはここ、鳥取砂丘にいた。
ある雑誌の取材でたまたま、ここにいて…ここで撮影していた。


その日も風のない日だったな…。

　　　　　　最後はみんなで夕日に向かって…お約束やね～