東大寺 二月堂のお水取り
さて、昨日は友達と、奈良の東大寺にお水取りを見に行ってきました。
正式には、修ニ会(しゅにえ)という仏教行事です。
東大寺の修二会の本行は、毎年3月1日から3月14日まで行なわれていて
私が見に行ったお松明は、その2週間の間毎晩あげられています。
二月堂の舞台から振り落とされるお松明の火の粉を浴びると、
無病息災になると言われているそうです。
近鉄電車に乗って、奈良駅に到着したのが16時半すぎでした。
そこからぶらぶらと約2km東大寺まで歩いて、
二月堂にたどり着いたのが17時前でした。
二月堂の下には、もう既に沢山の人が集まっていました。
土曜日でお天気も良かったので、人が多かったです。
バスツアー等で、団体で来られている人もいました。
17時頃はまだ明るくて、
友達は「こんな明るくて大丈夫かな?」と心配していましたが、
程なくして日が落ちはじめ、お松明が始まる前には、
観覧エリア内の照明も消されて真っ暗な状態になりました。
19時になり、1本目のお松明が見えると「おぉ~」と言う歓声が上がり、
激しく振り落とされる火の粉に驚きました。
※携帯のカメラ機能で撮影した為、構図画質が悪いのはご容赦願います。
752年(天平勝宝4年)から、一度も途絶えることなく続けられて
今年で1261回目なんだそうです。
お松明が通ったあとの舞台の上に落ちた火の粉は
数人のお坊さんが箒ですばやく下に払い落としておられました。
奈良は寒いとわかってて、メッチャ厚着をして、
使い捨てカイロを幾つも持ってきていましたが、
それでもやっぱり日が暮れてからは激寒かったです。
お水取りが終われば、春が来ます。
この寒さもあと少しです。
世界平和、天下泰安、五穀豊穣、人々の幸福を願う行事だそうですので
お松明を見終った後は、手を合わせてお祈りをして帰ってきました。
追記
二月堂の寺務所で御朱印を頂いた際に、ふと目にとまった椿のストラップ。
ニ種類あってどちらも可愛かったので、両方とも買っちゃいました。
紅葉 in 鹿王院
さて、前回の続きです。
本当は、もう少し早くupする予定が、ここ数日の間に
風邪をこじらせてしまいすっかり弱っていました。
渡月橋の近くで昼食を食べた後、
徒歩で15分くらい歩いて、鹿王院というお寺に行きました。
渡月橋のあたりは、恐ろしくメチャ混みでしたが、
鹿王院は住宅街の中にあり、全然混んでおらず静かで
ほぼ私たちバスツアー客だけの貸し切り状態でした。
事前にネットなどで見た写真では、
落ちた葉が赤い絨毯のように敷き詰められた美しい参道が印象的でしたが
こちらも今年は少し紅葉が遅れているようで、
11/26時点では、まだ色付き始めといったカンジでした。
渡月橋や嵯峨野トロッコ列車の人混みで
かなり人酔いして、少し気分が悪くなっていたのですが、
鹿王院で、縁側に腰掛けて中庭を拝観していると
すごく心を落ち着かせることが出来非常に良かったです。
ここは、落ちた紅葉も大変美しいそうなので、
また今度は個人でゆっくり訪れたいと思います。
紅葉 in 嵐山
この週末の土曜(11/26)に、両親と日帰りバスツアーで
嵐山に紅葉を観に行ってきました。
嵯峨野トロッコ列車に乗って、渡月橋のあたりを散策しましたが
とにかく凄い人、人、人。
車も人もいっぱいで、道路は大混雑でした。
今年は例年より少し紅葉が遅れているみたいで、
本当ならば完全に見頃のはずの景色もまだ紅葉し始めの状態でした。
渡月橋の後ろに見えるのが、嵐山です。
山がまだ青い・・・、残念。
そして注目すべきは渡月橋の上に居る人の数!!
画像をクリックしてもらえば、もう少し大きく表示されます。
橋の上に居る人の数を見てもらえば、
この日の嵐山がどれだけ混雑していたか少しわかると思います。
嵐山には、過去に何度か来たことがありますが、
紅葉のシーズンに来た事はなかったので、
この人混みは今まで体験した事が無く、本当に人の多さに驚きました。
途中少し利用させて頂いた人力車のお兄さんの話では、
「今日明日(11/26,11/27)は、
多分今年一年で一番嵐山に多く人が集まる日になると思います。」
という話に頷けるほどでした。
うちは母の足が少し悪いので、本当はバスツアーではなく、
個人で行きたかったのですが、
1ヶ月前から予約購入できる嵯峨野トロッコ列車の切符が
1ヶ月前の朝一にみどりの窓口で並んだにもかかわらず
どの席もすべて団体客で押さえられていると言われ
(ちなみに団体だと1年前から予約購入可能)
これはもう、旅行会社が買い占めているんだろうなと思い、
個人で行く事を断念してバスツアーにしました。
嵯峨野トロッコ列車では、景色を写真に収めようと頑張ってはみたものの、
予想以上に列車が早く進むので、
シャッターチャンスが難しく、こんなボケた写真ばかり(苦笑)
紅葉が始まりかけている木もあれば、まだまだ青葉の木も多くありましたので
トロッコ列車は、むしろこれから行かれる方が見頃だと思います。
(つづく)