今回は、TV「アンビリバボー」に出演していた杉野幸三さんをご紹介します。
実は、3年ほど前に直に会ってインタビューさせてもらったことがあります。
彼は24才の時にC型ウィルス性肝炎、42才で肝硬変・肝臓がんを発症、肝臓移植で一命をとりとめたものの、手術後に病態が悪化して7カ月も寝たきり状態で入院していました。
それを奇跡的に乗り越えて(病気を克服して)退院、そのあとに難病の「突発性大腿骨頭壊死症」 (大腿骨頭の圧潰変形が生じ、その結果として二次性の股関節症にいたる病気) になっても夢だったホノルルマラソンを成し遂げた人です。
話を聞いていると杉野幸三さんは何度も病気の事でピンチになっていますが、一番の転機になったのは7ヶ月間の入院でした。
長い入院生活で、過去の自分と状態を比べたり、想像していた未来の自分とのギャップで悩んでいたそうです。そんなときに友人から一冊の小冊子を渡されました。
五十嵐剛さんの講演録で「月を呼ぶ魔法の言葉」という小冊子です。
その中の一節で
「難があるから有難う(ありがとう)」
という言葉がありました。
その本を読み、「困難が起こったのにはなにか理由がある。この『難』に心から感謝する事を始めてみよう」
という考え方に変わりました。
そして入院中7ヶ月間、ずっと、「ありがとう」、感謝の言葉を言い続けていたことで、投薬で治らなかった病気が自然治癒で徐々に回復して、ついには退院できたそうです。
そこからの行動も大きくて、小冊子を書いた人と直接出会ったり、病気を克服した事をきっかけに行動を増やしています。
「ありがとう」 たった一つの言葉だけでも、人は変われるのです。
ここでは杉野さんの事例で紹介させていただきましたが、実は、感謝の言葉が心身に良い影響を与えるということは統計的に確認されています。
アメリカの修道女の例では、感謝の言葉をよく使う人のほうが、寿命が何年も長いということが確認されています。
そして、一日に何回も人に感謝の言葉を述べている人のほうが、良い睡眠がとれているというデータもあります。
ところで、あなたは、一日に何回くらい「ありがとう」と言っていますか?
もし、あまり「ありがとう」ということがないのであれば、試しに人に言ってみてください。
そして、言った後の心の状態を感じてみましょう。
もし感情がよくなっていたら、「ありがとう」を習慣にしてみるのもいいかもしれませんね。
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~~ 余談ですが、、、 ~~
皆さん、難病と呼ばれるものは、どれくらいあると思いますか?
国が難病として指定して、臨床調査研究をしている病気だけでも130疾患もあります。
下に傷病名の一覧を載せていますが、こうしてみると、かなりの数になることがわかります。
もちろんそれ以外にも、国に指定されていない原因不明の病気もあります。
こんな病に見舞われている人の心に希望を与えるのが、私の役割です。
【参考:国内で臨床調査研究されている疾患一覧 (全130疾患)】
脊髄小脳変性症、拘束型心筋症、シャイ・ドレーガー症候群、ミトコンドリア病、モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)、ファブリー病、正常圧水頭症、家族性突然死症候群、多発性硬化症、原発性高脂血症、重症筋無力症、特発性間質性肺炎、ギラン・バレー症候群、サルコイドーシス、フィッシャー症候群、びまん性汎細気管支炎、慢性炎症性脱髄性多発神経炎 、潰瘍性大腸炎、多巣性運動ニューロパチー、(ルイス・サムナー症候群)、 クローン病、単クローン抗体を伴う末梢神経炎(クロウ・フカセ症候群)、自己免疫性肝炎、筋萎縮性側索硬化症、原発性胆汁性肝硬変、脊髄性筋萎縮症、劇症肝炎、球脊髄性筋萎縮症、特発性門脈圧亢進症、脊髄空洞症、肝外門脈閉塞症、パーキンソン病、バッドキアリ症候群、ハンチントン病、肝内結石症、進行性核上性麻痺、肝内胆管障害、線条体黒質変性症、膵嚢胞線維症 、ペルオキシソーム病、重症急性膵炎、ライソゾーム病、慢性膵炎、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)、アミロイドーシス、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病(GSS)、 ベーチェット病、致死性家族性不眠症、全身性エリテマトーデス、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)、多発性筋炎・皮膚筋炎、進行性多巣性白質脳症(PML)、シェーグレン症候群 、後縦靭帯骨化症、成人スティル病、黄色靭帯骨化症、高安病(大動脈炎症候群)、前縦靭帯骨化症、バージャー病、広範脊柱管狭窄症、結節性多発動脈炎、特発性大腿骨頭壊死症、ウェゲナー肉芽腫症、特発性ステロイド性骨壊死症、アレルギー性肉芽腫性血管炎、網膜色素変性症、悪性関節リウマチ、加齢黄斑変性、側頭動脈炎、難治性視神経症、抗リン脂質抗体症候群、突発性難聴、強皮症、特発性両側性感音難聴、好酸球性筋膜炎、メニエール病、硬化性萎縮性苔癬、遅発性内リンパ水腫、原発性免疫不全症候群、PRL分泌異常症,若年性肺気腫、ゴナドトロピン分泌異常症、ランゲルハンス細胞組織球症、ADH分泌異常症、肥満低換気症候群、中枢性摂食異常症、肺胞低換気症候群、原発性アルドステロン症、肺動脈性肺高血圧症、偽性低アルドステロン症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症、グルココルチコイド抵抗症、混合性結合組織病、副腎酵素欠損症、神経線維腫症Ⅰ型 (レックリングハウゼン病) 、副腎低形成(アジソン病)、神経線維腫症Ⅱ型、偽性副甲状腺機能低下症、結節性硬化症(プリングル病)、ビタミンD受容機構異常症、表皮水疱症、TSH受容体異常症、膿疱性乾癬、甲状腺ホルモン不応症、天疱瘡、再生不良性貧血、大脳皮質基底核変性症、溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血・発作性夜間血色素尿症)、重症多形滲出性紅斑(急性期)、不応性貧血(骨髄異形成症候群)、リンパ脈管筋腫症(LAM) 、骨髄線維症、進行性骨化性線維異形成症(FOP)、特発性血栓症、色素性乾皮症(XP)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、スモン、特発性血小板減少性紫斑病、下垂体機能低下症、IGA腎症、クッシング病、急速進行性糸球体腎炎、先端巨大症、難治性ネフローゼ症候群、原発性側索硬化症、多発性嚢胞腎、有棘赤血球を伴う舞踏病、肥大型心筋症、HTLV-1関連脊髄症(HAM) 、特発性拡張型(うっ血型)心筋症、先天性魚鱗癬様紅皮症
並べてみると、数の多さに驚いてしまいますね。