おはようございます、紗佑里です音譜


『自然崇拝と神仏習合の聖地で過去を清め、未来を再生する旅~霊峰出羽三山神社ツアー2015』のご報告、最終回です。


今日は出羽三山の『総奥の院 』(もっとも大切な場所)とされる湯殿山へと向かいます。




今回のツアーの順路は、一日めは羽黒山、二日めは月山を登った後、あつみ温泉へ、そして三日めは湯殿山へと、Mapに緑で記されている鶴岡市内を行ったり来たりしているようですが、出羽三山詣では、羽黒山から入り、月山で死とよみがえりの修行を行い、湯殿山で再生する巡礼で、生まれ変わり(死と再生)の意味をもった「三関三渡(さんかんさんど)」を順に旅しながら、庄内の温泉や食も楽しんでいただこうと企画しています。


昨夜の宿泊先あつみ温泉の開湯は約1300年前とされ、文人墨客も多く訪れる山形・庄内を代表する温泉地です。

宿のすぐ前を流れる温海川は、春は桜、夏は鮎釣り、秋には鮭の遡上と四季おりおりの豊かな自然を楽しませてくれます。


登頂の達成感と、疲れをゆっくりと温泉で癒したせいか、朝、食事に集まったみなさんのお顔は、どなたもとてもすっきりとしているようですニコニコ


今朝もゆうべと同じ個室で、そろって朝食をいただきました。




『たちばなや』さんには、素晴らしい日本庭園があり、そのお庭を囲みこむように建てられているので、どこからも美しい景色が楽しめます。

ラウンジ前の池には、色彩豊かで大きな錦鯉が優雅に泳いでいるのですが、この素晴らしいお庭の写真がなく、ご紹介できないのが残念…目あせる


ご参加者のみなさんは、お庭を楽しんでいただけたでしょうかニコニコ音譜


今日は少しのんびりと8時30分に宿を出発です。


車は日本海を右手に見ながら、新潟県に向かって進みます。

あつみ温泉から県境まで、10kmちょっとです。


目的地は元祖「藻塩」のお店音譜

藻塩は万葉集にも歌われ、古より食されてきましたが、ホンダワラ(=玉藻)という海藻を海水に浸し、天日で乾かす作業を繰り返し乾燥発酵させたものに、沸騰した海水をかけてつくったカン水を煮詰めたものです。

作業の様子を見せていただきました。





さまざまなメディアでも紹介され、なかなか手に入らない貴重なお塩なのですが、手間暇のかかる丁寧な作業を見せていただき、お塩のありがたさが倍増ですラブラブ!

天ぷらやおにぎり、お漬物やおさしみの他、この辺の旅館では、お醤油ではなくここのお塩を使って味付けされるものが多いのだそうです。


実は私自身もこのお塩の愛用者で、昆布と鰹で取ったお出汁に、この藻塩を入れるだけで、コクの出たスープになり、色々なお野菜を入れるとその甘味とあいまって、あっという間に藻塩汁の出来上がりです得意げ

みなさん、たくさんのお塩をお買い上げでした~ラブラブ



今度は晴れ渡った空に、穏やかな波の日本海を左手に眺めながら、鶴岡へと向かいます。

市内に入ると『藤沢周平記念館』や『鶴岡公園』・『藩校致道館』・『大宝館』・『鶴岡アートフォーラム』など、次々と目に入ります。


市街を抜けて向かったのは、栄光富士の冨士酒造さんです。

ここは創業230年、「出羽の池に旨き酒あり冨士という」と称えられる日本酒の酒蔵です。

お客様の喜びを何よりに考え、上質な酒を醸し続けて、深く地元に愛されてきた、伝統と挑戦の酒蔵で、今回K先生が、冨士酒造の社長さんと直接交渉してくださり、特別に蔵を見学させていただけることになりました。



約束の時間に伺うと、待っていてくださり、衛生管理のため、ヘアーキャップを被り、サンダルに履き替えてさっそくご案内してくれました。







1778年創業の永きに亘り、庄内では珍しい南部杜氏で、日本一の綺麗な水道水と言われる鶴岡の地下水を利用しています。

代々、品質向上にたゆまない努力を続けて今日に至っています。

現在でも地元産の庄内米の一等米を主に平均60%台に精白し、特別な酵母を利用し、大量生産の作り置きをせず、常に新鮮な「手造り」清酒醸にこだわった蔵元です。



醸造中の蔵に入ると、華やかでうっとりするような日本酒の香りが広がっています。



一人ずつ梯子を登って、タンクを覗かせてくださいました。

こんな経験をさせていただけるとは、なんともありがたい気持ちでいっぱいですラブラブ!合格



今まさに酒が醸されているところですラブラブ!

ブクブクと音を立てて、発酵している様子は感動してしまいます音譜



このお酒をお味見させてくれることにニコニコ


とても澄んでいて美しいお酒です。

味見のお酒をたっぷり注いでくださり、日本酒好きには堪らない蔵見学にラブラブ!




全国新酒鑑評会で金賞を取られた賞証や、お酒のラベルなど、冨士酒造さんの素晴らしい歴史が飾られていましたラブラブ





見学後、二種類のお酒を試飲させていただき、お気に入りのお酒を購入させていただきました。

杉玉の下がる蔵の前で、全員そろって、はい、ポーズ音譜

冨士酒造の皆様、貴重な見学をさせていただき、本当にありがとうございました。



今回見学させていただいた塩工房も酒造も、そして宿泊したお宿も、日本のすばらしい文化である「おもてなし」の心と、提供する側の愛のこもった場所を選定させていただきました。

パーリーローズの理念に、「作り手の愛の感じるモノや人を紹介すること」も大切な使命だと考えているからです。


ツアーでは、土地のエネルギーを感じたり、地元の新鮮な食材を使ったパワーフードをいただいたり、自分の心の在り方に共鳴するような「丁寧な生き方やおもてなし」を実践しているものと接することで、沢山の気づきや学びがもたらされます。


そんな瞬間を仲間と共有できることは、すばらしい体験です。

そしてそれらを自宅に持ち帰ることで、今度はご家族へとその愛がバトンリレーされることも、私たちの喜びの一つです。



この後、庄内観光物産館へと向かい、大切な人を思い浮かべながらそれぞれにお土産を購入したり、お昼ご飯をいただいて、最後の目的地、湯殿山へと向かいました。


湯殿山は標高1504mの月山に連なる山で、その中腹の渓流のほとりに湯殿山神社が鎮座しています。

古来、その御神体については「語るなかれ、聞くなかれ」とされ神秘のヴェールに包まれてきました。

日本人の信仰の原点ともいうべき自然崇拝を今に伝える場所でもあるのです。


神社の入り口から、バスに乗り換えて、中腹にある本宮に向かいます。

本宮の手水場の先からは撮影禁止になっており、写真を撮ることができません。




ご参拝する際には、裸足になり入り口でお祓いをしていただきます。


ここから先のことは「語るなかれ、聞くなかれ」の掟にしたがって、ここでのことは秘して語らずといたします。


出羽三山詣で、最後の地、未来へとつながる湯殿山で、みな真剣に、どう将来に向き合い生きるか、今後の明確なビジョンをしっかりと宣言し、また霊祭所の先祖大神様(みおやのおおかみさま)の元で、先祖供養 をさせていただきました。




ご参拝の後、全員で記念撮影です音譜


ここから寒河江サービスエリアを経由して、7/6(月)17時30分頃、仙台駅でツアーは無事終了となりました。


羽黒山・月山・湯殿山と巡り、現在、過去、未来へとつながる「過去を清め、未来を再生する旅」が、さまざまな立場にあるご参加いただいた方々の、勇気づけや人生への意味づけになりましたら、私たちスタッフの大きな喜びです。
ご一緒くださった皆様、本当にありがとうございました。



Pearly Rose次回のツアーは11/20(金)~23(月)3泊4日の沖縄ツアーです。


テーマは「自分の中心に愛を据える~霊性の目覚めと変容の旅」です。


ご興味がありましたら下記から、お申込み、お問合せください。
初めての方、お一人でのご参加も歓迎いたします。


http://pearly-rose.com/contact.html



沖縄ツアーは、今までにない大きな変容を強力にサポートするプログラムになりそうです音譜 

詳細はまた追ってお伝えいたしますね。

どうぞお楽しみに~ラブラブ!


感謝ラブラブ



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