今年は暖冬のせいでしょうか
梅があちらこちらで見られます。
去年から今年にかけて
大きなものから、ちっちゃなものまで
当たり前、と思っていたものに
感謝の気持ちが湧いてきました。
『感謝が大切』 とは分かっていても
自然にそう思えるようになるのは、
私にとっては簡単な事ではなく
随分と時間がかかりました。
3年くらい前の私は
日本一の富士山が綺麗に見えても
今日は富士山が良く見えるな、くらい。
日本で唯一の八方除けの 寒川神社
が近くにあっても、興味ないなぁ～。
日本三大弁財天のひとつ 江島神社 も
どこが良いの?
そんな具合でした。
今は、
真ん丸のお月さまが見えては
有難いなぁ
美しい夕日を見ては
有難いなぁ
星を見ていて
なんだか、有難いなぁ。
有難い
有難い
と世を住めば
有難いことばかりぞ
在りける
今は亡き、円覚寺の和尚様だった
弓の師匠の言葉ですが
あの頃は、
どこかで無理にそう思おうと
努力している自分がいました。
あの頃の私は
謙虚を装って
結構、傲慢だったと思います。
そんな私は
とってもしんどかった。
自然じゃないから
とってもしんどかった。
その不自然さを止め始めたら
なぜか
感謝の気持ちも
謙虚さも
自然に生まれてきました。
自然に任せればいい
天に任せればいい。
そうすれば
自分の内側から自然に
湧いてくるものある。
その自然に湧いて来たものを
表現していこう。