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沖縄は梅雨明けして、今日も大晴天!!掃除に洗濯に絶好の天気でございます。


>琉球畳も作ってるの?

このような質問がありました。それは「縁なし畳」のことかな?もちろん作っています。

 本当は 「琉球畳」イコール「縁なし畳」 ではないのです。

どなたが最初に作ったのかわかりませんが、デザイナーさんと共同して作られたのが縁なし畳。見た目に斬新で、見栄えのいい、縁がないため広く感じる・・・など。

沖縄が琉球時代に作られてた畳は、王家など、一部お偉い様の畳にしか縁がつけられてなかったと言われています。そして庶民の畳には縁がありませんでした。そこから名前がついたと思われます。

そして畳の表の材料となるイ草。沖縄では備後(ビーグ)といわれる草を使っています。見た目はイ草に似ていますが、太さがイ草の倍ほどあり、畳表として作り上げると、畳の目がハッキリ見えるため、縁なしで作っても畳であることがわかるため、沖縄(琉球)ビーグを用いたことも名前の由来でしょう。

ですから、名前としては、沖縄(琉球)ビーグで作った畳なら、縁があっても無くても「琉球畳」なんです。

でもこれだけ「琉球畳」=「縁なし畳」という意識が浸透しているなら、今更「違う」って言えないでしょうし、それはそれで正解になるんでしょうね♪ 

豆知識程度に覚えてくださいな☆


今でもここ沖縄では沖縄(琉球)ビーグを使った畳を、愛用しているご家庭はたくさんあります。もちろん普通の縁のある畳ですが。 高温・多湿の沖縄ではそれが合っているんでしょうね☆


縁のない畳にも、メリットとデメリットがありますが、またそれは追々載せていきますので。。