PEACEFUL NIGHT

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第6話 ごちそうとはなんぞや? 

もうすっかり秋ですね。
食欲の秋と言いますが、いったい誰が考えた言い訳なのか?






さて、我々は車のそばでランチを頂く事に。
ここで出てきたのは和食。

おにぎりだと思って食べたものは、
普段ボクらが食べているものとは全く違いました。
米が違うとこうも違うものかと感動すら覚えました。

サバに関しては確かにサバでしたし、
それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

ただ、湿気ムンムン、不衛生な状態の中では
とてもおいしく頂ける代物ではありません。

卵焼きもしかり・・・

しかし、良心の呵責というものが少しでもボクにはあったようで、
ある程度はいただきました。

そんな中、同行した吉川嬢だけはさすがです。
彼女はいっさいそれらに手をつけず車の中へ・・・

食べ終わった後、ぼけ~っとしていたんですが、
吉川だけが車から出てきません。

やつは、車の中で日本から持ち込んだカロリーメイト(チョコ味)を
食べていました。

ボクは『こいつ・・・なかなかやりおる。』と関心しました。
確かにこの場所でのカロリーメイトの味は何物にも代え難いものだったでしょう。



食後は後半戦。

『そろそろ行きましょうか?』とピシット。
まるで赤紙が来たような、そんな気持ちで再び村に向けて出発。

現場では子供たちが出迎えているのか冷やかしにきているのか
わかりませんが10人ぐらいの子供たちが待っていました。

そして作業へ・・・

完全に戦意喪失のボクはまったくやる気がなく
現地の井戸掘り職人に任せっきり。

ボクは、そばにいたおばさんたちが何か言っているので
『ピシット。 彼女たちはなにを言っている?』と問いました。
『日本に行ってみたいんだって。いい国だと聞いているそうだ。』
『日本は大変だよって通訳してくれ。』

おばさんたちは、
『やぁ~ねぇ この子、なんてくだらないご冗談を・・・』と苦笑い。


ほんまやで・・・

まあ、世の中知らなくてもいい事もあります。
ぼくは、そばにいた子供と一緒に遊ぶことにしました。
言葉が通じないのは子供なら日本でもどこでも一緒です。

廃材で戦争ごっこをやっているのはどこの国でも一緒ですね。
オトナの強さを見せつけてやりましたよ。



すると、ザワザワ・・・突然の風。
人間てのは時に勘が働くもので、スコールがくる!と思いました。

おばさんたちも子供たちも、井戸掘り職人たちも
察したようで近くの家に避難。

すると、間もなくものすごい豪雨が襲いかかります。

高床式の家にお邪魔してみると意外と中の設備は整っていて
ラジオもあるし、一応ベッドルーム的な場所もあるし、
日本で言う山小屋でした。まさに緊急避難場所と言った感じ。


家に入るとやはり主導権は女性なのか、
吉川や彩ちゃんはレシートの切れ端で鶴を折っておりました。

これが、地元の女の子にウケたようで、
子供たちはその鶴で終始遊んでいましたね。

1時間くらい経ったでしょうか?
雨が止んだので井戸掘りの続きを行いました。

あっと言う間に完成です。

1週間くらいは泥水が出るので、それまでは使えないようでしたが
それでもカンボジアの人々には
ごちそうを目の前にしたような笑みがこぼれてました。


作戦会議

今日、秘密基地にて来年のPEACEFUL NIGHTについての
作戦会議が執り行われる予定です。

そこで何が決まるか、決まらないかはわかりませんが、
期待はちょっとだけにしておいてください。

また、ごくまれにカンボジア珍道中の更新を
楽しみにしていただいている気宇壮大な方。

今しばしお待ちくださいませ。
日曜日に更新する予定にございます。

第5話(羽) もてなし・・・   

いよいよ9月も終わりですね。

カンボジアに行ったのが9月11日ですよ。
月日が経つのは早いものですが、
お風邪等引いておりませんでしょうか?







さて前回のブログでご紹介した、あの悪魔の実。
断る事も出来ず、ありがたく頂きました。

ひんやり冷えて、きれいなグラスに入っていれば
おいしいと感じる事が出来たのでしょうが、
お味の方は、普通でした。というより安心しました。

やはり、食べ物を頂く時には
きれいな盛りつけ、きれいな空間、きれいな人が必要なようです。
そう考えると、京都という街はすごいですね~。

食べる前、食べた後も食事!という文化です。
これが、もてなし・・・




というか、我々はもてなしを受ける為にはるばる日本から来たのではない!
『井戸堀りのお手伝い』という大義名分がありました。

ヤシの実ジュースは2口ほど頂いて
井戸堀りでも手伝おうかと思ったその時・・・

すでに水出てました。

結局、ここまでボクがした事と言えば、
なんとなく井戸を掘ってみる事20分。
タバコを吸ってみる事10分。
ヤシの実ジュースを飲む事5分。
人間ウォッチングをすること30分。
休憩する事30分。

日本人・・・なんとも無力です。

さて、次は井戸の周りを土で土台を作り、
その上をコンクリートで固める作業。

そんな矢先、明らかに申し訳なさそうな
小さな砂山から声がした。
『土、足んねえな・・・』
たぶんこんな事を言っていたように思います。

そう、土台を作る為に用意されていた土が足りないんです。
これでは、井戸が完成しない!

そこで、ピシットから
『ここはこれで終わり。この続きは別の井戸でやろう。』

ゲームオーバーかと思いきや、なんとかコンティニュー。
こんなんでいいのかな?とも思いましたが、
それはそれでいいのではないかと勝手な解釈をしました。

後半は、別の井戸で作業開始となります。
ということでボクがピシットに提案した事は、
『腹減ったね。お昼にしようか?』


『OK! 車まで戻って食べるか、
 ここで食べるかどちらがいい?』

すると・・・
『コッコッ・・・コケーッ!』
悲痛なニワトリの叫びと共に、一人の青年がニワトリを抱えて
高床式の家に姿を消しました。

『ピシット・・・もしや、
 彼らはあのニワトリをごちそうしてくれるのかい?』
『頼んでこようか?』
『いや、丁重にお断りだ。車でランチと洒落込もう!』

そうして僕らは車でのランチを選択した。

知りませんでした

遂に、blogに写真を載っけるテクニックを身につけました。
以前のblogに写真を載せたので少し見やすくなったような気がします。

第4話 以外な表情

リーマン・ブラザーズの経営破たん。
今週はそんなニュースが世界を駆け巡りました。
創始者は、ドイツのリーマン3兄弟。
兄弟で会社を作るって、ほんとうに仲がよかったんですね。

日本では磯野3兄弟が話題です。
実写版のカツオ(浅野忠信)、ワカメ(宮沢りえ)、
そして登場こそしてませんが死亡説も流れているサザエです。

ただ、カンボジアの兄弟たちとはちょっと違うようです。
こんにちは、中川です。









入り口から村の中心部へ・・・
雨季でぬかるみと化した道をズブズブ進んでいくと、
突然背後から『ほっといて!!』という叫び声が。

『おやおや、スタッフ同士のケンカかい?』

振り返ると、そこには片足をぬかるみに取られたスタッフ彩ちゃん、
それを救出しようとする吉川の姿。

どうやら、彩ちゃんは吉川を巻き込まないよう『ほっといて』と
叫んだようです。
まるで底なし沼にでもはまってしまったかのように・・・

『吉川さん!あなたまではまることはないわ!!』
『そんなこと言わないで!生きるのよ!!』

・・・くだらん茶番を見せられた気分です。
僕は、前を向き直してピシットの背中を追いました。





少し開けたところに着くと、
村の人たち20人くらいが出迎えてくれました。

『ありがとう!よくきてくれたわ。ミスター中川。
 これで私たち安心して暮らすことができる!』

『PEACEFUL NIGHTに関わった人すべてに感謝するよ!』

『こんなところまで本当にありがとう!』

『お兄ちゃん!僕たちきれいなお水を飲めるんだね。』



















・・・そんな声は一切なし。
『なんか、変な日本人が井戸掘るんだって・・・』
『まぁ、せいぜいがんばりな』
そんな感じの完全に疑りのまなざし。・・・アウェーです。




中にはお姉ちゃんと弟の兄弟がいました。5歳と2歳くらいでしょうか?

子供たちは、遠巻きにぼくらガイジンを見つめながら興味を示している様子。
ただ、ちょっと僕が近づくと、弟をかばいながら距離をとります。
どうやら、カンボジアの兄弟は本能的に
年上の子が年下の子を危険から守るようになっているようです。


僕は、小学生のとき自分の妹のお腹をおもいっきり蹴りこんで
呼吸ができない位痛めつけやったことを思い出しました。

ピシットが『ほら、あれが井戸を掘っているとことだよ』4、5人の
上半身裸の男連中を指差しました。


・・・なかなか、ええ体しとります。


そそくさと荷物を置いて井戸掘りに挑戦。

地面に先のとがった槍のようなものを突き刺し、回す。
でっかいキリを使うようなイメージです。

槍を突き刺して回す、槍を突き刺して回す、槍を突き刺して回す
槍を突き刺して回す、槍を突き刺して回す、槍を突き刺して回す

そんな作業をひたすら続けていきます。









すぐ飽きました。理由は4つ。


1、職人に気を使う。
  人一倍気を使う僕の性格では、観光客が足を引っ張るな的な空気を
  感じてしまうんです。

2、単調な作業。
  肉体労働で、単調・・・死ぬほど退屈です。

3、蒸し暑さとむかるみ。
  夏が嫌いです。汚いむかるみはもっと嫌いです。

4、オーディエンスゼロ
  女たちは、遠目から無言で見つめていますし、
  男たちは、しっかりやれと言わんばかりの監視体制。






彩ちゃん、吉川にバトンを渡し、彼女らのカメラマンに徹しました。

しかし、それも飽きてきたので高床式の家の下で休憩。


目の前には爺さんがタバコをふかしていました。
僕はピシットに、

『タバコ吸ってもいい?』
『大丈夫。』

僕も爺さんと一緒にタバコを吸いました。
爺さんのタバコは残り1cmくらいだったので

『爺さん、これやるよ。吸ってみな』
とKOOLというメンソールのタバコを差し出しました。

爺さんの顔は、僕が今回カンボジアで見た中で一番きれいで素敵な笑顔でした。








そのとき、村がひとつになったような気がしました。
僕は村のボスに認められたのか、急に一人の青年が10mくらいの高さがある
ヤシの木に登りはじめ、実をボトボトと落とし始めました。

『ピシット!!!!これは何の儀式か??』
『君を歓迎しているんだよ。ヤシの実ジュースをくれるはずさ』


なるほど。
爺さん、モノに釣られたか・・・

ふと地面に目を向けると、
底なしのぬかるみに浸かっているヤシの実を発見。



『ピシットさんよ、、、これを飲むのかい???』


第3話 60キロ先の村まで車で3時間

こんにちは、中川です。
インターネットカフェから失礼します。

今日は台風が近畿直撃ということです。
このあと、名古屋に帰らないといけないのですが、
新幹線動いているか心配です。

そんな、個人的などうでもいい話はさておいて・・・
前回の続きです。

読んでくださっている方の暇つぶしになれば幸いです。
そうそう、名古屋名物にひつまぶしというのがありまして、
早い話が、うな重です。









(では前回の続きから・・・)


そのとき『ブシュー!!』という音と共に一気に白い煙が
辺りに立ち込めました。

『よよよ・・・吉川!!てめー!!いったい何をした!?
  車がオーバーヒートしたようですけど??』

僕が吉川に問いただしてみても、彼女はそれを無視して
道路へ飛び出し、ゆっくりゆっくり向かってくる牛車やバイクを
カメラに収めていました。



状況を整理してみると、
雨季→むかるみ→悪路→水溜り→車汚れる→車疲れる→車故障→現在に至る
といった感じです。


ちょっと、井戸掘りが億劫になりかけていたボクは、
『井戸掘り中止?』という邪念が頭をよぎりました。

しかし、ぽっちゃとした体系のピシットは、
近くの住人と交渉していろんな応急処置の道具を借りてきては、
『だめだ・・・これもだめだ・・・』

そんな一生懸命な彼の姿を見ていると、なんだか微笑ましくなり
『手伝いはしないが、見ててやろう』と思って、
なんとなく車のボンネットを覗いてみたり、
車の周りを犬のように意味もなく歩いてみたり・・・。


それも少し飽きかけて、ビスケットと水で休憩したしていたところ
運転手が、『よし!できた!!』風な意味のことを言ったようです。


どうやら、冷却水のタンクのふたがなくなっていたようで、
この辺の住人からゴムと針金をもらい、応急処置を施したようです。


僕は、『必ずまた壊れる。』と思い、車に乗り込みました。

残念ながらその後、車は壊れることなく無事、
僕らを井戸掘りをする村の手前まで運び、
そして無事、僕らを高級4つ星ホテルへと送り届けてくれることになるのです。





『ここから車は入れません。歩いてください。』
『おやおやピシット君、村まで歩いてどれくらいかかるのかな?』
『30分くらいです』
『???まったく!観光客を何だと思っているんだ!』



しばらく、あぜ道を歩いているとふとした疑問が頭をよぎりました。
『車・・・余裕で通れるじゃん。』






すると、ピシット君、
『ビーサン持ってますか?』
『うん、あるよ』
『では、ここで履き替えてください』


目の前には氾濫した田んぼの用水路チックなものが道を阻んでいました。
『なるほど、車 入れないわ』



氾濫にした用水路を渡ってみて、またふとした疑問が頭をよぎりました。
『水・・・いっぱいあるじゃん。』


そんなことを思いつつ村の入り口に到着。
村の名前は覚えていません。


村の入り口の横の白い水溜りを指差してピシットが、
『これがこの村の井戸です』

『あれま、こりゃ人死ぬ水だわ。』
本当にそんな水でした。例えるなら汚れちまったカルピス。



第2話 水を求めて三千里

こんにちは、すっかり都会生活に戻った中川です。

人間ってほんとに適応能力に優れているんですね。
それが、ちょっと寂しかったりするのは初秋のせいでしょうか?

さて、9月12日のカンボジアの事を思い出そうと
ない脳みそをほじくり回しました。
お時間ある方は、お付き合いくださいませ。





12日早朝、目覚ましの音を待たずして目が覚めました。
原因は蒸し暑さ・・・だったような違ったような。

時計の針は午前5時。
集合時間の6時までまだ時間があります。

井戸掘りの前に風呂に入っておこうと思い、洗面所へ。
(こういう矛盾がなんともいえんです。)

さすがは高級ホテル。
行き届いたサービス。ここは本当にカンボジアかい?

ボクは、少々耳を煩っておりまして、
毎朝、耳に薬を綿棒でしこたまぬり込むんです。

その日も例に漏れず投薬しようと、
備え付けの真新しい箱に入った綿棒を見つけました。

箱を空けてみると、なんとすでに使用済みの綿棒。
・・・行き届いたサービスです。

結局、一緒に行った彩ちゃんの部屋から
新品の綿棒をせしめて来ました。

こういうちょっとしたつまずきが一日を大きく左右するもんで、
その時はこの後どんなトラブルが待ち受けているのか
想像もしていませんでした。

時間が来たのでロビーに向かうと、朝食用のお弁当があり、
ツアーガイドのピシットが既にお待ちかね。

『おはよう、ピシット。カンボジアの朝はいつもこんな感じかい?』
とどんよりとした空を指差して、手前味噌な挨拶を交わしました。

『雨期だし、こんなもんさ。』 『あっそ。』


朝食を適当に済ませ、念のため酔い止めも服用し、いざ出陣。
出迎えてくれたのは1台の、パジェロ。

東京フレンドパークが浮かんだボクは
まだまだ俗世間を捨てられずにいたようです。


『ここから村まではどれくらいかね?』
『滞りなく行けば2時間くらいだね。 距離はだいたい60kmくらいさ。』
『案外、時間がかかるんだね。』
『なにせ、でこぼこ道だから。』
『あっそ。』

そして、大量の水(もちろん自分たちがこっそり飲む用)と
手荷物を詰め込んで車に乗り込み、荒れたアスファルトをひた走りました。

ほどなくすると、辺りは、水田とも森ともジャングルとも
言い表せない光景。

車はすでに真っ赤な土の道を進んでいました。
『なるほど。オフロード車じゃなきゃ走れないな・・・』
という感じの道です。



時折、激しい雨が容赦なく降ってきてフロントガラスを
どろんこに仕立てていきました。

道も水たまりだらけで、時々、車が走った時に飛び散る泥水が
道の端を走っている原付や自転車、人、時には牛に降り注がれていました。






『申し訳ない。』なんていう思いもありつつ・・・

そんな中でも眠気は襲ってくるもので
いつしかボクは浅い眠りに陥りました。

















しばらくして目が覚めたんですが、
どれくらい走ったのかよくわからず、
隣に座っていた吉川に聞いてみると

『1時間半くらいかな?』
『なるほど。・・・で、今なぜ我々の車は止まっている?信号かい?』
『・・・』

状況がいまいち飲み込めずボクは周囲を見渡しました。

(続く)

第1話 いざカンボジアへ!

いやはや・・・中川です。

早速、記憶が薄れていっています。
人間忘れるのも、生きる上で大事な事と聞きます。

ということで、カンボジア4日間の珍道中を振り返っていきますので、
お暇な方はご覧下さい。

あくまでも自分の体験と思った事です。
ちゃんとした取材は次号のSORADIAに
掲載される事でしょうからそちらを御読み下さい。





9月11日(木)
今日はアメリカ同時多発テロがあった日だな・・・
と思いながら目覚めたました。
飛行機、嫌いです。揺れるし、音うるさいし、狭いし・・・

でも、乗りました。
揺れる事、およそ7時間。ついにカンボジアに到着。
99%の不安と1%の期待。
なにを期待していたのかはまったくわかりません。

空港につくと現地のツアーコンダクターが
薄っぺらい名簿を持って入国ゲートで待っているんです。

彼の顔を見た時、正直うさん臭い、と思いました。
名前は、ピシット。
体系は、ぽてっと。





早速、車に連れ込まれ、一路ホテルへ。

この時初めてカンボジアの空気を吸いました。
酸素が濃い!・・・ような気がしました。

辺りは、水田というべきか、森というべきか、
はたまたジャングルというべきか、
わかった事は、カンボジアって緑色ベースでした。

でこぼこしたカンボジアで一番きれいな国道を
がったんごっとん車は進みます。




交通マナーもあったもんじゃない。
2ケツ、3ケツ当たり前。
しかし、みんなヤンキーではなさそうです。


よくわかんないですが、
戦後の日本もこんな風景だったのかも知れません。



さて、泊まったホテルはタラ アンコールという名前で、
ボクと、ボクがイメージしていたカンボジアには
全く不釣り合いな4つ星ホテルです。




こんな豪華なホテルに泊まって、明日は、貧しい村へ井戸を掘りに??
なんて、少し矛盾を感じたような気もしたような、しなかったような。

『てめー!偽善かよ』なんて言う声が聞こえてきそうですが、
ボクの目的は、8月10日のイベント収益金が
ちゃんと井戸掘りに使われているかどうかこの目で確認することです。
ツアーはもちろん実費ですし。
・・・と、言い訳はこの辺にしておいて。

その日の晩は、街に出る事もなく、お部屋でマッサージ。
『てめー!やっぱり偽善かよ』なんて言う声が聞こえてきそうですが、
とある本の一節にこんなフレーズがありあました。

『ぼく、どうしてもワクチン打てません!
 ボクが助かるならアナタが助かってください!』

『パシッ (平手打ちの音)
 甘ったれるんじゃないわ!あなたは医者なのよ!
 あなたは生きなさい!でなきゃもっと沢山の人の命がなくなるわ!』

『・・・』

で、彼は自分にワクチンを打って、女性は亡くなってしまいます。
しかし、彼はたくさんの人を救うことができたのです。

非常に大袈裟でバカなストーリーな作品でしたが
やっぱり、人それぞれ役割ってあるもんなんですよ・・・たぶん。
(ちなみにボクは貴方のお役にも立てませんし、
 人を救う事も出来ませんが・・・)




さて、部屋でマッサージを堪能したあと、
明日は井戸のない村へ行って井戸掘りかぁ・・・なんて思いながら
大量のワインと2ドルのビール、そして
無料のミネラルウォーターを飲んでぐっすり睡眠しました。


カンボジア 井戸掘りツアー 参加者全員帰国

ブログをほったらかしていた訳ではありません。
こんばんわ、中川です。

かなり過酷なカンボジアツアーでした・・・
まずは、全員無事に帰ってきた事をご報告します。

ちょっとお休み・・・
詳しいカンボジアツアーの様子は後日!!

お休みなさいませ・・・
(い・い・た・び・で・・・した zzz)

はじめの第一歩

はき倒れの町、神戸で育った小野沢は、イメルダ夫人やあのキャリー・ブラッドショー(From:SATC)程とまではいかないけれど、大の靴好き。

チビなので基本ハイヒールやウェッジソールが定番なのですが、それと同じくらいペタンコ靴も大好きなアイテム。とりわけ、夏に大活躍なのがビーサン!そうゴムぞうりです。

あの軽快さと通気性の良さから、何足も持っているのに毎年新物が欲しくなってしまう憎い奴。

特に昔から愛用していたのが、ビーチサンダル専門店げんべいさんのビーチサンダル。

その昔、学生時代に遠征で訪れた葉山のショップに立ち寄って、ブラジリアンカラーのビーサンを購入。
真っ黒に焼けた肌に黄色の鼻緒がよく映えて、来る日も来る日こればっかり履いておりました。
その為、先代のげんべいさんは、裏がツルツルになるほど履き潰してしまったのですが、この夏はスペシャルな2代目を入手できました。

白地にピンクの810ロゴがこの上なくキュートなこの子。
実は、勿体ないのでまだスリッパ代わりに室内で履いているだけのですが、今回カンボジアに持参し彼の地で屋外デビューさせてきます。
そして、これからの私を根底から支え、Peaceを拡めるために共に歩んで行ってくれそうです。


では、皆さんの想いを持って明朝出発です。いってきま~す!
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