z先生と出会って暫く経った頃、
とあるメディアにてz先生のインタヴューを発見しました。
そこで、z先生は、こんなことを仰っていた。

「病気になった原因は違えど、なったものを治すのは同じ」
「ガンは世界で同時多発的に起こるテロのような性質
体の中のテロリストを追いかけるのが治療」


えぇえええ~!? と、私は思いました。
(あくまで個人的感想で、意見は個人それぞれ違うと思います)


猫のがんの原因は高齢化といわれます。当然それもあると思います。
けれど、最たる理由は、生活習慣や化学物質なども要因ともいわれます。
「生活習慣」病だしね!
それらはやっぱ飼い主の責務。そこをまず変える必要があるよね。

でも、原因となるものを絶たずに、治療だけに特化してしまったら
また同じことを繰り返してしまう
のではないか……。



もしテロとの戦いであったとしても……

「テロは、民族・宗教対立や貧困や独裁政治のために起こる。
国連や先進国が平和維持に努めなければならない」
と、よくいわれますが、
「先進国の、援助と銘打った経済搾取が要因」とする見解もあります。
経済支援! とかいって実は借金を押し付けてたり、
焼け野原のあとに多国籍企業のチェーン店が出来た! とかあるし。
森永卓郎の戦争と平和講座
にほん民族解放戦線^o^
帰還アメリカ兵の演説


テロを叩いても原因が変わらなきゃ再発は防げない。
正直、テロもガンも原因を見直して作らないのが一番だよね。



また、z医師は、インタヴューにて「治療方針は飼い主が決める」
飼い主主導がいいよね! てことを仰っているのですが、
うちは治療方針に口を挟む隙がなかった
。なのになぜ?!
私の押しが弱いのが一番の原因だけど……。

よくよく読んでいくと「自分が示した選択肢の中から選べ(キリッ)」
という言い方をして
いるのでした……。

もちろん、怪しい治療は多くあるし(現代医療の中にもあるけどな)
専門家として、そういうものを認めないこともわかるよ。
でも、あんたの知らないやり方には目をふさぎっぱなしかよ、
あんたそんなに命のことを知ってんのかよ、って思った。


現在の医療者としての視点から見れば正しいのかもしれない。
それでも、件の発言を信頼することは私には出来ません。



多くのガン治療に携わり、自身もガン患者である船戸崇史医師
「癌になる仕組み、治る仕組みを理解する」ことが大切であり、
生活習慣の変更でガンの再発・進行は6割防げる」と仰っています


けれど、それらは猫には選択できないので、
飼い主である私の考え方や生き方を見直すことが大切だと感じました。
「高齢猫だから」といった想いはやめ、いつでも生き生きできるように
日常生活を工夫したり危険因子を避けたりしはじめました。

船戸医師いわく「がんのメッセージは『変わりなさい』」とのこと。
今までの生活や考え方を、今一度確認してみようと思いました。



あと、杉浦貴之さんのお話がクッソ感動しました。
生存率0%の難しい癌の発症から十年以上生きてる方です。
ただ下ネタアレルギーの酷い人は無理かも知れない?!
この本すっごい読みたい!!


命はそんなにやわじゃない/杉浦 貴之
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