東都生協平和のつどいで❗ | 克真のブログ

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    8月3日、文京区のシビックセンター小ホールで開かれた、東都生協の平和のつどいに7人の被爆者の方々とともに参加した。


    今年のサブタイトル「今こそ約束しよう、戦争のない未来を」は、昨今の不穏な世相のもとで、子どもたちに戦争の無い平和な社会を残していくためにと話し合って決まったとの事。


    各地での東都生協の取り組み紹介に続いて、被爆者の山田玲子さんが被爆体験を証言。ご家族の被爆時の悲惨な状況。亡くなっていった多数の友人たち、誰かも分からない無数の遺体が学校の校庭で次々と荼毘にふされる情景、当時の状況をスライドを示しながら証言し、悪魔の兵器が一発たりとも存在することは許せないと核兵器廃絶を訴えました。


    山田さんは、戦時中見送った襷掛けの出征兵士たちが、誰も帰って来なかった記憶が甦り、東友会のたすきも今だにかけることができないと私に話された。

           
            

    続けて上映された映画「父と暮らせば」を観るのは2回目。初めて観た時には判らなかった、被爆者のこころの傷が深く明確に描かれている事に驚き、感動し、涙した。
    被爆者への東都生協からの手作りの編み物の贈呈を受けました。


最後に東友会を代表し、家島昌志さんが、「被爆者は原爆を落とした者への復讐ではなく、二度とあの悲劇を繰り返してはならないと核兵器廃絶を願って来た。被爆者最後の運動になるかも知れないが、初めて核兵器廃絶国際署名を世界に呼びかけた。核兵器禁止国際条約ができて満足するのではなく、本当に核兵器がなくなる事を願って署名運動に取り組み」と決意と協力を呼びかけ、大きな拍手に包まれました。




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