カルニチンは脂肪燃焼に「きく」の!? | PDT河村玲子のブログ

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パーソナルトレーナー×管理栄養士として体づくりを内外両面から応援するブログ

カルニチン、言わずと知れた脂肪燃焼サプリのひとつ。
カルニチンは脂肪からエネルギーを作り出す際に、脂肪燃焼工場に脂肪(酸)を運ぶトラックの役割をします。
ですから、カルニチンなしには脂肪を燃やすことはできません。

では、カルニチンをとれば、脂肪の燃焼効率がよくなるのか!?

答えは2014年現在はno

カルニチンをサプリとして口からとったところで、体内のカルニチン量は増えません。
加えて言えば、筋肉内に存在するカルニチンの量は調整されているため、仮に口からのカルニチンが血液中に回ったとしても、筋肉には必要以上に取り込まれることはありません。

運動中にエネルギーを必要とする筋肉のカルニチンの量は不変→カルニチン≠脂肪燃焼

加えて、安静時には必要十分以上のカルニチンが体内にはあります。
運動せずにサプリで楽に痩せることはできませんよ~ドクロ


↑私のスポーツ栄養のバイブル

※ただし、科学は進歩します。また、科学ではまだ解明されていないメカニズムもあります。
今日のは2014年時点、理論上のお話。