パニック発作のトレーニングその3 | ByeBye!パニック障害ウェブログ

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パニック障害克服者 夏山空海のブログ

前回のブログにコメントくださったあゆみさんがおっしゃっていた苦手な場所について今回はお話させていただきます。


1度発作をおこした事がある場所って、行けなくなりませんか?


自分の中でのトラウマがそうさせるのでしょうけど、それが繰り返されると行動範囲がどんどん狭まれてしまう。


実際、苦手な場所へ行かなければならない事も多く、その度に発作の恐怖と戦う事になります。


自分自身の意識をそらす方法が効果的なのですが、これはかなりパワーのいる事ですよね。


そのパワーがある時ならば良いのですが、症状が重い時はとても無理です。


それではどうすればパワー得られるのか?


その源は前回の記事で書かせていただいたような良い状態の自分をイメージすることによって得られます。


人間楽しい事でパワーが出るんです。


その楽しい事に包まれている状態をイメージすると発作の恐怖に勝てるようになります。


最初は不安ですが、1度それに打ち勝つ事ができれば大きな自信を得られます。


その自信もまた次へ進む為の原動力となり最終的にはパニック障害を克服できると思うわけです。


少しずつ楽しい事と自信を増やしていき、パニック障害の不安を消していく。


最初は大変かもしれませんが、要は自転車の漕ぎ出しと一緒で初速がつくまでは辛いけど、走り出してしまえば段々とスピードがついていきます。


1番悪い時が1として完治した時が10だとします。


1から3までは結構しんどいのですが、4から6ではかなり楽になります。


7から10まではかなりのスピード。


私の場合そんな感じでした。


4から6の間を行ったり来たりしたこともありました。


また6から7へ乗り越える時に少しばかりパワーが必要ですが、最初の漕ぎ出しに比べればたいした事はありません。


1番辛い時が1番大変なのですが、ここをいかに乗り越えるかがポイントだと思います。


今お話させていただいている内容は1から3の状態の頃に合わせています。


家から出られない状態が1。


散歩までできるようになった状態が2。


通院できるようになった状態が3といった具合です。


1から3は本当にしんどいのですが、これを克服することによって後々の4から10へ進む際、とても大きなパワーとなります。


よくパニック障害の方に「頑張れ」という言葉を投げかけてはいけないという話がありますが、確かに非経験者の方が言われるのは良くないですね。


しかし私は経験者です。


そして私は頑張りました。


だから今苦しんでいる方には最初だけでいいので頑張ってくださいと言いたいです。


これを超えれば楽になれること、がんばれることを知っているからです。


もちろん絶対に無理はしちゃだめですよ。


出来る範囲で頑張ればいいんです。


そうやって少しずつ前進することでだんだんとゴールが見えてきます。


最初はかすかにしか見えませんが、進めば進む程見えてきます。


ということで今後もしばらくトレーニングの内容を続けていきたいと思います。


ではまた。






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