PCゲームと関連のあるNintendo DS/PlayStation Portable用タイトルを紹介していく連載。60回めとなる今回紹介するのは,セガから7月31日に発売された,プレイステーション?ポータブル用RPG(以下,PS PSP)。  PS PSPは,PC,プレイステーション2,そしてXbox 360でサービスされているオンラインRPG(以下,PSU)シリーズを,PSP向けにアレンジしたものである。  PSPへの移植にあたり,より気軽にゲームを楽しめるよう,さまざまな仕様変更が行われている。代表的なところでは,生産システムが廃止され,モンスターを倒すと,素材ではなくアイテムそのものがドロップする方式となった。  武器の強化は100%成功する仕様となり,失敗して泣きを見ることがなくなっている。ただし,性能の上昇率はランダムだ。  また,ミッションを請け負うまでの時間が短くなるよう,ミッションカウンターが各惑星に一つずつに統廃合されている。さまざまなミッションに,より気軽に挑めるようになっているわけだ,Diablo3 RMT。  そのほか,PSUとの連動も可能で,PSUシリーズのキャラクターデータをインポートできる点も特徴の一つである。  ……と書いている私,ライターの櫛田は,実をいっちゃうとPSUは遊んだことがありません。  私がメガドライブ版「ファンタシースター 千年紀の終りに」にハマりまくっていたのは,忘れもしない,1993年から1994年にかけてであり,今回ファンタシースターの世界に足を踏み入れるのは,約14年ぶりのこととなるのだ(遠い目),ドラクエ10 RMT。 自分だけのオリジナルキャラクターでミッション遂行やアイテム収集に精を出そう  PS PSPには,「ストーリーモード」「マルチモード」の二つのゲームモードが用意されている。前者は,読んで字のごとく,用意されたシナリオに沿って進めていくもので,一人で楽しむモードだ。  ゲームの舞台は,三つの可住惑星と一つのコロニーを有する恒星系。プレイヤーは,惑星間警護組織の新入隊員となり,それぞれの惑星で起こる事件を解決していく。  PS PSPでは,PSUのシリーズ第1作と,その続編にあたるのあいだの物語が描かれ,一部の登場人物はそれぞれのタイトルで共通している。  とはいえ,本作のストーリーは自己完結しており,また,知っておくべきPSUのエピソードについてもゲーム内で語られているので,PSUを遊んだことのない私もしっかり感情移入できた
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