ママとキッズの会話を聞いていて
あ~勿体ないな~と 思う事があります。
ママは、我が子を心から想い、心配し、愛しているからこそ
私の元に相談に来られるのだけれど、
お話を伺っていくと、
残念ながら、我が子に発する言葉が棘だらけなんです
子どもが咳をゲホゲホしていたら、
「ほら!だから昨日、コートを着て行けって言ったでしょ!」
と、いきなりイライラしちゃったり
「おもちゃを無くした…」
などと落ち込む我が子に
「あなたが、ちゃんとかたずけないからでしょ!
知らないよママは!」
とツンとして無視しちゃったり
コップをガシャンと割った子に
「この間も 割ったでしょう!
何度繰り返せば気が済むの!」
と、過去に叱って終わらせた事を持ち出しちゃったり
気持ちはよ~~~く分かります
もちろん、
注意したり叱ったりはしないといけないですよ。
でも、これでは、あまりにも愛や心がなさすぎるのです
心無い言葉を毎日何気なく投げかけながら、
しかも、それに気づかない人が、
どうやって豊かな心、思いやり、優しさ、気遣いを育てますか?
もちろん、傷ついて学ぶこともあるでしょう。
でも、私たち親は 愛ある大人の代表として
暖かい愛の中で我が子を育てていきたいものです。
子供が咳をしていたら、
「大丈夫?熱はあるかな…」とまずは心配しましょうよ
そして、体調が落ち着いてきたら、
「やっぱり昨日 コートを着れば良かったね」
と、子供に気づかせてあげたらいいのです。
オモチャを無くした落ち込んでいるのなら、
「それは、残念だね…。心当たりは?」
と、気遣ってあげましょうよ
そして、一緒に探したり、考えたりした後に
「お部屋、もう少し片付けたら
無くし物が減るかもよ?」
と、話し合ってみてください。
ガシャンとコップを割ったら、
きっと その子はその時点で 大きく反省してますよ。
「またやってしまった!」の反動で、
ヘラヘラしちゃうかもしれないけど、
きっと、後悔してますよ。
だから、まずは、失敗しても慌てず騒がず対処する方法を
一緒にやって教えながら
ごめんなさいの練習をして終わりにしましょう。
どうしても一言 言いたくなったら
明るく笑って
「家からコップを消滅させる気かい!?」
とでも 突っ込んでおきましょう
心のない言葉で 育った方は多いでしょう。
それでも、大きくなって親の愛を感じてるという方もいっぱいいることでしょう。
それは、そうです。どんな言葉を投げかけようとも
一生懸命 愛情持って育ててくれたのですから。
ただね、だからといって、
それでいいというには あまりにも勿体無く、
無駄な遠回りにもなりえるのです。
子育てにおいても、受け継ぐ所は受け継ぎ、
さらに良くできるところは改善していくべきなのです。
だってね、
一生懸命 手繰り寄せる愛情なんて、おかしいのです。
愛情は、ふわっといつも子供を包んであげる大きなものなのです。
たくさんの愛で包んであげれば、
たくさんの人に愛される子が育ちますよ
あなたの今日のその言葉、心がありましたか?
UEP STUDY ROOM を開催します。
次回のテーマは
「枠の外ってどんなとこ?」です
詳細はUEP ホームページから
※チャイルドカウンセラー miwaママのメルマガも配信しています。
登録はこちらから→
過去のメルマガは UEPのFacebookでどーぞ♪