またまた大きな顧客情報流出事件が起きてしまいました。
・読売オンライン
JTBから個人情報流出か…最大で793万人分
今回の流出事件も、日本年金機構の時と同じ「標的型」で、
ウイルス付きのメールをJTBに送りつけ、担当者がそれをウイルスと気づかず添付ファイルを開いてしまい、
そのパソコンにウイルスが仕込まれ情報を盗まれてしまった・・・と言うものです。
ただ今回は、メール自体が巧妙になってきていて、実在する航空会社のドメインで送られて来たそうです。
先日私に届き、ご紹介した日本郵政のメールと同じ、なりすましメールですね。
2月とは違う、日本郵政を名乗るなりすましスパムメールが届きました
添付ファイルもpdfファイルに偽装していて、メールを受けた担当者は最後まで気づかずご丁寧に返信メールまで送ってしまったそうです。
後日JTBが情報流出に気づき、このメールのヘッダーを確認したところ、なりすましメールと言うことが判明しました。
このあたりの顛末は、BuzzFeedのコラムや読売オンラインの記事が的確ですので、ご紹介します。
・BuzzFeed ニュース
【情報流出】あなたは見抜けるか JTB がはまった「巧妙なメール」の罠とは
・読売オンライン
JTB個人情報793万件流出か?…標的型攻撃の巧妙な手口
さて、ではこのなりすましメールとわかった、記事内に記載があるメールのヘッダーはどうやってみるのでしょうか。
見る方法を今回はご紹介します。
●WindowsLiveメール
メール本文を右クリック → プロパティを左クリック → 詳細
です。
●Outlook(下図はOutlook2010)
メール本文をダブルクリック → ファイル → 情報 → プロパティ
です。
ヘッダーの内容の見方や意味は今回説明いたしません。
英語で書かれている上に、専門用語が飛び交っていますので、わからない場合、
ヘッダー部分を選択 → コピー → メモ帳などに貼り付け
いただき、プロに見せた方が良いかと思います。
ところで、私の力・知識ではWindows10のメールアプリでメールヘッダーを表示するところを見つけることができませんでした。
どなたかWindows10のメールアプリでヘッダーを見る方法がございましたらお教えください<m(__)m>