YOKOMO YZ-2 DT 8-10 | RC PARK GOJO オーナーのブログ

YOKOMO YZ-2 DT 8-10

★8:ボールデフの組立(設計図8ページ)

このキットの最大の売りがボールデフとなります、YZ-2 CAはカーペット路面向でギヤデフとなっております、何が違うかと言いますと強度ですね、カーペット路面は駆動がタイヤから路面に伝わる段階で、ボールデフを使った場合において、容量不足でボールがスリップし破壊されていまします、逆に土の路面でギヤデフを使うとコーナリングでデフが作動すると作動の止まりが悪くコーナリングの出口で不自然な動きを起こします、こんな感じで走行する路面で構造の違うデフギヤを使っているようです。土の路面はボールデフとなった訳ですね。

ボールの数が12個から14個に増量になっています、実話この辺りがベテランのドライバーさんの注目点ですね、ボールが多いとプレートとボールの接点が多くなりますので、スリップに対して強くなります、軽く回ってスリップしないボールデフが理想ですね、更に良いことは、メンテナンスのサイクルが長くなると言うことです。ストック17.5Tクラスのモーターで走行される場合のメンテナンスサイクルはかなり長いと想定されますので初心者の方にもお勧めです。



まずは、部品のチャックから、スラストボールがパッケージには10個入っています、設計図を読むと解るのですが8個必要です、おそらくですが紛失した場合を想定して最初から2個多めに入れているのだと思いますね優しいですね、ですから間違って10個使わないように注意してくださいね。

組み立てる前に脱脂が必要です、さび止めの油を除去してから、デフグリスを使うことで、より性能が発揮できますので必ず行ってください、アルコール系のパーツクリナーをスプレーして拭き取りましょう






組み立てに入ります、まずグリスは2種類、ブラックグリスとデフループの2種類ですが色で判別してください
半透明なのが、デフルーブです。
デフスクリューにスラストボールを乗せます、ブラックグリスに引っ付ける感じです、ピンセットの先に少しブラックグリスを塗って挟むより引っ付けて乗せていくと作業は簡単です、多めに塗って余ったグリスは取る感じです
個数は8個です



デフルーブの塗付けは、私の場合小さなマイナスドライバーで丁寧に塗って行きます、デフギヤのボールの入る穴に確実に詰め込みます、この場合ボールの入る方向があります、どちらかの面の穴が大きくなっていますので、穴の大きいほうから穴にグリスを塗り込みます、必ずグリスを塗ってからボールを入れてください、すべてのボールを入れ終わってから隙間があれば隙間を埋めるようにグリスを塗ってください、デフリングにもたっぷり塗ってください、キットに入っているグリスを全て使い切るぐらいの量を使って組み立ててください。





ボールデフは慣らしをするのが主流になっています、ボールとデフリングの当たりを付けます、ギヤ単体で慣らしをするには、電動ドライバーなどが必要ですがが出来れば単体で慣らしをお勧めします、組み立て後に慣らしをする場合はギヤを駆動させてボールを押してボールデフを作動させ、せっかく塗ったグリスが肝心な所から外れてしまいますのでよろしくないようです。私の場合は必要の無くなったユニバーサルジョイントを電動ドリルに付けて回します
回す時間は30分ぐらいですが、右に回し左に回し数分置きにデフスクリューを締めて行きます、軽くなれば締めるの繰り返しですが熱が出ない程度で慣らして行きます、最後は滑らないように締めて終了です













★10:スリッパークラッチ
スリッパークラッチとは何だ?このクラッチと言う表現だけで理解ができる方は少ないと思います、何のためにどんな作用があるかを知ったうえで組み立ててください、オフロードを走る場合、路面にタイヤが接したり離れたり、または路面の状態が良い部分と悪い部分がある時や、特に効果があるのが、路面とタイヤのグリップが悪い場合に、タイヤと路面との間でスリップする寸前でスリッパーを一瞬だけ滑らせるとスムーズに加速かできると言うシステムです。この0.5mmの範囲で路面のグリップが高ければ締める悪ければ緩めなんでしょうね

ネジの締め付け量は設計図通りにいくと0.5mmの範囲がありますね、困ったもんです、完成後の話ですがややこしいので、最寄りのサーキットで聞くかお願いしたほうがいいかもしれないです。デフとスリッパーの調整ですが、私は、スルッパー固め→デフ調整→スルッパー調整→デフ調整って感じですが、やり方はそれぞれですね



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