RZ6 Ultima 組み立て シェイクダウン | RC PARK GOJO オーナーのブログ

RZ6 Ultima 組み立て シェイクダウン

京商から発売された、2WD電動バギーの組み立て工程を適当に紹介させていただきます

製品名:アルティマ RZ6 コンバージョンセット UMW730

既に昨年の世界選手権で好成績を収めているマシンとして発売が待たれていたマシンです



このマシンはミッドシップと言えばそうかも知れませんが、モーターがほぼセンターに
搭載されています、重量配分RB6とはかなり違うように感じます
前半分が2WDのRB6で後ろ半分が4WDのZX6を引っ付けた物です

このキットはコンバーションキットで、このキットだけではマシンは完成しません
このキット以外に必要な物ですが
・ULTIMA RB6 
・ギヤデフOIL(多分 5000番ぐらい)
とりあえず、この2点が必要ですが、RB6の新車の入手が困難で私は手持ちの
RB6分解してRZ6を完成させたいと思います。

精密機械のように、美しく削り出されたシャーシは芸術的な光沢を放っています
シャーシの厚みは3mmですが、かなり広い面積を削って薄くされています

RZ6 kyosho

シャーシ側面には段付きの加工がされ、プラパーツと隙間なく密着します

RZ6 kyosho

RB6から、外したフロント周りをごっそり移植、サーボもそのままマウントも同じ位置に
ねじ穴が開いているので作業は簡単ですね

RZ6 kyosho

RZ6 kyosho

リヤサスマウントはアルミ製となっております、ブッシュの入れ替えでトー角の調整が可能
設計図どおりで組み立てるとINで2度ぐらいでしょうか

RZ6 kyosho

今回のキットはカーペット路面向きのマシンである証拠にデフギヤはギヤ式ですね
GOJOの場合はボールデフで良いような気がしますが、超ハイグリップ路面では
ボールでは容量不足なんでしょうね
問題は、デフオイルの粘度ですが、とりあえずは硬いオイルから序所に柔らかい方向で
試して行きたいと思います、それでも駄目ならボールデフにしたいと思っております
多分5000番前後だとは思うのですが走行されるサーキットの路面によりけりだと思いますのでお好みでどうぞ
デフOILは必ず入れる量を同じ量で試しさないと、空気が多く入ると
粘度が変わりますので注意してください

RZ6 kyosho


サスマウントとデフギヤケースをシャーシに取り付けた写真です
Rサスアームはせっかくなので新品のアームに交換をお勧めします
ギヤケースは精度の高い作りで上下に分割された合わせ面は寸分狂いのない作り
ねじ穴の周りの凸が更に強固に上下のケースを一つにします
デフギヤはシムでピッタリ隙間なくケースに嵌ります
とりあえずスムーズに回ることを確認してから、ケースを完成させて
そのスムーズさが変わらないことを確認して完成です





スリッパークラッチの製作の前に、ギヤの選択が必要ですが、GOJOでの走行を
考えると、このマシンはカーペット路面で走ることを想定した設計ですから
搭載されるモーターも6.5Tだとか5.5Tと考えられます
ます、ご自身のお使いになるクラスを決めた上でスパーギヤの枚数を決めましょう
私は、今回8.5Tのモーターをチョイスしましたが悩んだあげく
スパー76T/ピニオン20Tで行くことにちょっとハイギヤーかも?





ピニオンの芋ネジは真横から工具が入るよな作りになってますね



メカ積みで完成ですが、アンプの搭載の位置は、土路面のGOJOに合わせて
一番後ろに積んでみました





・シェイクダウン

rz6 kyosho

私の都合で、シェイクダウンはいつものRC PARK GOJOです
第一印象、違和感無い スゲー トラクションあるぞ前に出る出る
土路面でも問題無い感じ、ジャンプの挙動も悪くない感じ
空中でスロットル入れると若干傾きますが問題ない程度
問題は、ギヤデフ独特の挙動があります、GOJO他のお客さんは
最初からボールデフを搭載してのシェイクダウンされています
手っ取り早いのは、ボールデフって感じですね

ZX6のボールデフ流用で大丈夫だと思います



UM124 スプリング
LA201 デフカップ
97032 デフプレート
BRG002 ベアリング
LA200 ベベルギア
97030 デフボール
BRG100 スラストベアリング
TF120 デフアジャストスクリュー

・スタビライザー
2パック目の走行で、もしやスタビが利くかもと試してみましたが、違いが全く解りません
しかし、タイムは22.3秒が出てます、路面状態を考慮して私としては悪くないタイム
ボールデフだともっと行けるぞ、面白くなってきました

2回目の走行

フロントサスペンションのリバウンド量をダンパーエンドをLに交換
ステアリング周りのガタ取りを施した結果、ギヤデフでもまあまあ行ける感じに
タイムはRB6とほぼ変わらないタイムが並んでいます、どちらかと言うと
アベレージは若干良い感じです、0加速からの2mぐらいの間のスロットル操作が
難しくギヤデフの悪い部分かも知れませんが、慣れれば良いのかと悩む所ですが
接近戦になるとミスを犯しやすい感じも拭えないと思うとボールデフなのかと
思案中しております




参考資料
RB6 Prototype Laydown Transmission

JTP SETUPS

ZX6のギヤ比一覧



お買い求めはチャンプで
UMW730  アルティマ RZ6 コンバージョンセット
京商
型 番UMW730
税抜価格36,000円 ⇒
27,000円


WEBショップが売り切れの場合は、本店に電話すれば取り寄せ可能です
06-6702-8870

インターネット掲示板の2chで書かれているようなことは全くありません
私感ですが
モデ使用でも良い車ですが、ストッククラスには更に良い方向だと思います
※ギヤの数が少なくパワーの伝達ロスが少ないこと、キヤボックス内は2枚ですからね
ハンドリングはRB6とほぼ同じです
※RB6そのままですからね同じで当然ですね、むしろ若干加重が少なくマイルドですね
加速時のトラクションの強さは今まで使ったマシンのなかでは最高に強いです
RB6からRZ6に移行したら、RB6に戻す気は起こらないほど良いと断言します