先日大阪で、成瀬先生をお呼びして倍音声明を実施しました。

倍音声明とは、チベット密教に伝わる母音を発声する瞑想法で、日本には40年近く前にトランスパーソナルの吉福伸一先生とヨガ行者成瀬雅春先生が、日本語の母音に合わせてアレンジされたユニークな瞑想法です。

「うおあえい」の５つの母音を発声するだけなので、初心者でも簡単に瞑想体験が出来る上、参加者の発声する音のシャワーでスッキリ浄化されるメリットもあります。

倍音とは音楽用語で、音の重なりで出来る波長干渉の中に身を置くと、実際の発声音域をはるかに越える様々な音域の音が聞こえます。

音の重なり具合によっては、賛美歌、般若心教、パイプオルガン、雅楽、ラーメン屋の笛や太鼓の音など、現実にそこで鳴っているように聞こえることもあり、初めての参加者はびっくりされるようです。

私は30年以上前に成瀬先生の倍音声明を初めて体験してすっかりはまってしまい、それ以来、倍音声明協会関西支部長として、先生をお呼びしたり、自分自身でも倍音声明を実施してきました。

倍音声明は参加者の実際の発声で成り立つので、男女比や温度湿度でも音に変化があり、一回一回のライブ感がたまりません(*^^*)

そして、もう１つ素敵なのが、倍音声明を終えた時です。

以前、スーザンオズボーン女史のWSでもお話しがありましたが、音が止まった時に生まれる芳醇な静寂が何とも言えない満ち足りた感覚なのです。

是非一度は体験して頂きたいです。

3/29日、私金藏院葉子がリードして京都の清浄華院というお寺の本堂で奉納倍音声明を実施しますので、是非ご一緒しましょう。