先週、以前勤めていた会社が競合と合併すると、 大きなニュースになっていました。

 そして昨日の配信されたPod Cast「日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく 」で合併の狙いが解説されていました。

 その解説を聞いてやっと、モヤモヤは晴れたんですが、 当時、社員たちには、そんな目的や事情を聞かされないまま、会社が選択と集中を進める過程において、選択されなかった事業は、業績に関係なく売られたり、潰されたり・・・

 インサイダー取引等の問題もあるので情報のリークは避けなければなりませんが、 もう少し事情が判っていれば、悔しさや苦しみは半減されたかもしれません。

 ある統計調査によると、終身雇用が崩壊していく中で、定年まで勤め上げる人の割合は 製造業に従事している男子従業員において、たった8.8%だそうです。 つまり10人いたら9人以上が、何かの理由で、会社を辞めた事になります。

 献身的に会社に尽くしても、切られる時は躊躇も無しにスパッと切られるサラリーマン。。。

 サラリーマンにとって、「窓際族」って言葉も懐かしい、厳しい時代になりました。