鉛筆の持ち方・・・・手の反射との関係 | 大阪·八尾 小児ことばの訓練 食べること相談 はじまりの家

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

手をつなぎたがらないお子さんや、

鉛筆の持ち方がおかしいお子さん。

そんな、お子さんへの対処方法。

なぜ、しっかり、握れないのか?

手をつなぐのをいやがるのか?

 

 

 

それには、手の発達の未熟さが関係しています。

 

だから、

対処方法としては。

 

まずは、日常的な工夫をしてあげて、

楽に乗り越えられるようにすること☝

 

 

このために、

小学校に入学して、宿題をしなくてはならないお子さんには、

ティッシュなどを丸めて、

握らせて、把握反射を引き出して握らせる方法や、

サンドペーパーなどで、手がかりを与えて

書かせる方法があります(o^^o)

 

これは、日常の工夫。

 

そして、もう一つしていきたいのは、

手の発達を促したり、

反射を統合していくかかわり。

 

手の平の感覚過敏性については

タッチケアなどのマッサージは有効ですよ。

 

あとね

「手をつなぐと、すぐに振りほどく場合」

 

この場合は、「手をつなぐ」タイミングの工夫も必要。

 

この「手をつなぐタイミング」ですが、

お子さんが、ぱっと走り出す瞬間とかに

「ダメ!」とか。

どこかにお子さんが行こうとしたときに。

 

動きを止めるために手を握る!

 

この場合は、手をつなぐことが、

自分の行動を止められるときだけだから、

つなぐことがどんどん嫌いになっていきます。

 

だからね、

ちょっと振り返ってみて、

そういえば、

「ダメ!」っていうときに手をつなごうとばかりしていたな・・・って

ことがあったら。

 

まずは、家の中で

 

お菓子を取りにいくときに、

テレビのお部屋にいくときに、

遊び部屋に行くときに。

お買い物に出かけるときに

 

っていう感じで、

「楽しいときに、手をつなぐ」という

ようにしてみてくださいね。

 

 

 

そして、もう一つは

根本的に感覚統合をしていくために。

手の発達を促すために。

ブレインジムなどを取り入れていきます。

 

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昨日は橋本市のとんぼ倶楽部に行ってました。

 

そして、新入職員の方がSTの見学。

 

そして、ある質問が出ました・

 

「どうして、お子さんの手の指をマッサージしていたのですか?」

 

そう、そのお答えのために、一つ体験をしていただきました。

 

その方にもまずは、鉛筆をもって

文字を書いていただきました。

 

そしたら、あらま!

 

 

こんな持ち方をされてました。

 

何が問題がわかりますか?

 

実は、親指が使われてないんですよ。

最近の学生さんには、この持ち方の方が

実はたくさん、いらっしゃいます。

 

昔みたいに、手を使わなくなったり、 

幼児期の体を使った運動の不足が

原因かもしれませんね。

 

他には、こんな持ち方がいらっしゃいます・

これも、実は楽な持ち方ではありませんね。

 

 

私は、まさに左下の感じでした。

これが普通と思ってました。

文字も綺麗なほうだったから、

何も問題ないと思っていたけれど

実は手の未熟さがあったのですよ💦

 

だから

その結果

ペンだこが、しっかりとできてましたよ!

さらに、肩こりも、いつも、すごかったのです💦

 

 

 このペンダコは、

姉も同様のものがありました

 

それでね。

今日の方は、まさに、この問題の鉛筆の持ち方でした。

 

一番、最初の写真。

 

この問題は親指がつかわれてないことにあります。

 

 

こんな場合、

さあ

どうしたらいいんでしょう?

 

 

今回は、指のマッサージ。

そして、手のマッサージ。

腕のマッサージを体験していただきました。

 

 

 

指一本一本を丁寧にマッサージしてあ

 

ブレインジムの「ブレスレット」っていうエクササイズ」を実施しました。

 

 

それだけをして、

また、鉛筆をもっていただいたら、

 ちゃんと3点持ちできるようになりました☝✨

 

実は、マッサージをする前には、

私は、持ち方について、何も指摘はしませんでした。

そして、エクササイズをして

変化したときに、はじめて、

指摘されるまで、きづいてなかったのです。

 

ただ、元々の持ち方は、

いつもしていることは、わかってらっしゃいましたが、

エクササイズをしただけで

無意識に、楽々とに三点もちが出来たことに、

驚かれてました。

 

そんな、ブレインジムやBBAを

私から学びませんか?