問題解決の扉

問題解決の扉

生活の中での創意工夫に努力しています

毎日、何かしら起きる問題。

早期発見、早期解決が課題です。

 

 

転倒して、ひたいを5針縫った87歳の母。

 

18日以降に抜糸をするように言われました。

 

ここまで来るのは大変でしょうから、お近くの病院でいいですよと言われ、ちょうど近くに脳神経外科があったので、そちらに行く事にしました。

 

「抜糸はまだ早い」と言われ、連休明けに。

 

また、来ないとダメ?とよぎりました。

 

先生には「じゃあ、そんな夜遅くに家から搬送先の病院まで行って、連れて帰ったんだ?それで、今日も付き添いで?大変だな」と言われました。

 

あちこちで受診しますが、まれにこのように同情されるとちょっと救われます。

 

こちらの病院はケアハウスから私の足なら2分。

 

母を連れてでも5分はかかりません。

 

ケアハウスに入所した時は脳神経外科ではなく、内科とかならよかったのにと思いましたが、こんな事になるとありがたいです。

 

先生は母に「ここまでなら、一人で歩いてこれるでしょう?抜糸は一人で来てみて」と話しました。

 

この日はMRI検査をして、出血がない事を確認。

 

来月もまたMRIを撮ります。

 

硬膜下出血がおこらないようにと願うばかりです。
 

 

 

母の事で気ぜわしくしていても、夫に対して気を抜く事もできません。

 

レビー小体型認知症の症状が出て5年目になります。

 

歩行状態やふらつきが目立ち、新しい事の記憶は頼りないと感じます。

 

時折、無表情や反応が薄い時もありますが、時間とともにもとに戻るので、そんなものかと感じておりました。

 

先日、受診のあと、急いで昼食を済ませないといけない日がありました。

 

「おいなりさんが食べたい」と何度も言うので、夫にはおいなりさん。

 

私はサンドウィッチ。もう一つ、フルーツサンドを一個ずつと思い買って帰りました。

 

「このフルーツサンド、食べられるならひとつ食べて」とテーブルに置きました。

 

美味しそうに見えたのか、いきなりフルーツサンドから食べ始め、二つとも食べてしまいました。

 

食べられるならいいのですが、このような振舞いをする人ではなかったので、私は自分の食事の味がしませんでした。

 

そして、別の日。

 

「買い物に行くけど、お昼は何を食べたい?」と聞くと、「冷ややっこ」と言います。

 

何度確認しても、ごはんと冷ややっこでいいと言います。

 

お店で温めるだけのパスタを見つけたので一つ買いました。

 

帰宅して、「パスタと冷ややっこ、どっちがいい?」と聞くと

 

「パスタ」

 

夫にパスタを食べさせました。

 

確認が意味をなさない。

 

何度も聞かれて答えた事を忘れてしまうのか、意味がわからないのか。

 

この小さな違和感がどんなふうに発展するのでしょう。

 

 

 

木曜の夜に転倒して救急車で運ばれ、ひたいを縫った母。

 

腰から足先まで痛いからと片手に杖、もう片手に洗濯物が入った袋を持って歩いたところ転倒したようです。

 

飲んだ方が良い薬と飲むのをやめた方がよい薬を理解できず、話しの辻褄があいません。

 

ケガをした三日後に息子も見舞いに行くと言うので、一緒にケアハウスに向かいました。

 

顔は縫った所以外も黒いあざだらけでした。

 

ひたいのタンコブから次第に血液が下りてきて、黒ずんでおります。

 

ケアハウスは自立して生活できる人が入所するところです。

 

介助が必要となった時点で、次の居場所を探さないといけません。

 

今は顔のアザを気にする母に部屋まで食事を運んで下さったり、入浴時には介助して下さったりしていますが、本来はお願いできないサービスです。

 

大きなケガをした直後だからか、記憶が混乱しているのは認知症の始まりか見極めが難しいです。

 

息子は「そんなに変な事を言ってないし、話しが通じない訳でもない。ただ、前からおばあちゃんが持っていたものが強く前面に出てきた感じではあるね」と言います。

 

少し前までは同じ感想でしたが、若干不安は覚えています。

 

右足が腰からつま先まで強い痛みとしびれがあると言うのも、この先治らないままだと先の事を考えなければなりません。

 

せっかく慣れてきた場所なのに、母にとって最適な居場所探しは続きます。