介護レク研究所 ~もうレクリエーションで悩まない~

介護レク研究所 ~もうレクリエーションで悩まない~

「介護レクリエーションで悩む人を助けたい」をコンセプトに
ノウハウを紹介していきます。

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レクリエーションで苦しむ人を助けたい ぱたからです(^^)/


介護現場での定番レクリエーション「歌」
でも、何を歌ったらよいか悩みますよね。


ネット上でも、
「レクで何を歌ったらよいかわからない。」
こんな悩みを相談する人もいるようです。


高齢者=演歌
というわけでもないですしね。


選曲を間違うときついですよね。(^_^;)

「早く終われ」って思いますよね。(-_-;)


事業所によって、利用者様の年齢層や、
ADL、好みが違うので、どこでも100%鉄板というのは、
さすがに無いと思います。


ただ、盛り上がる曲というのは、
ある程度は傾向があります。


選ぶときのコツがあると感じています。
参考になればと思います (*^_^*)


利用者様がキョトン (´・ω・`)


こんなことが無くなればと思います。


大体、利用者様の年齢は、80代前半~90代前半の方、
大正の終わりから、昭和1桁生まれの方が多いと思います。


終戦時(昭和20年)の年齢が
10代前半~20代前半です。


このことは、
歌の選択をする際に、意識しておくと良いと思います。


この世代の方々は、
戦争が終わり、やっと生活が落ち着き始め、
歌、芸能に興味を持ち始めた頃が、
多感な10代、20代ということになります。


レクをやっていて、
その時代に流行った歌が心に残っているように感じます。


ざっくり、


「昭和20年~昭和30年前半にはやった曲」


というのが一つの目安になります。


その中でも、特に定番の曲を挙げると、


「リンゴの唄」 並木路子 1946年(昭和21年)

「青い山脈」  藤山一郎 1949年(昭和24年)

「お富さん」 春日八郎 1954年(昭和29年)

「高原列車は行く」 岡本敦郎 1954年(昭和29年)

「隣組」 1940年(昭和15年)


この5曲は、知名度が高いと感じました。


上の5曲とは、ジャンルは違いますが


「荒城の月」 作曲:瀧廉太郎 1900年(明治33年)


この歌も、知名度が高いと感じました。
おそらく、学生時代に歌ったのだと思います。



「リンゴの唄」 並木路子 1946年(昭和21年)

「青い山脈」  藤山一郎 1949年(昭和24年)

この2曲は、前の記事で書いていますので
こちらも読んでください。(*^_^*)



「お富さん」 春日八郎 1954年(昭和29年)


「死んだはずだよ、おとみさん♪~」です。
 聞いたことがある方も多いと思います。
  
 春日八郎さんは、他に、「赤いランプの終列車」「別れの一本杉」
 などのヒット曲があります。

 歌い終わった後に、
 「他に春日八郎さんでご存じの曲ありますか?」と

 聞いてみると話が膨らむかもしれません。
 膨らまないかもしれません(^_^;)

 実践してみてどうだったかコメントください(^_^;)


  
「高原列車は行く」 岡本敦郎 1954年(昭和29年)
 
 特に膨らますエピソードはありませんが
 知名度は高いです。(^_^;)


 
「隣組」 1940年(昭和15年)


「トン、トン、トンカラリの隣組♪~」です。

アレンジを変えて「ドリフ大爆笑」の主題歌に使われていました。
この歌も、聞いたことをある方も多いと思います。


戦前、戦中に流行った曲です。
もともとは戦時中にあった「隣組」という制度の利点を歌った歌です。


隣組:戦時中に相互監視と協力を目的にした制度 (超ざっくり (^_^;))

詳しくは:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%A3%E7%B5%84


この歌を歌った後に、
「皆さんが子どもの頃や、戦時中に隣組ってありましたか?」
「どんなことをしてましたか?」

みたいな感じで聞いてみると話が膨らみます。(←個人の感想です(^_^;))


今回紹介した、6曲と、その後の質問があれば
だいぶ時間が持つのではないかと思います。


「昭和20年~昭和30年前半にはやった曲」

これが、ポイントです。


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