昨日書いた松野恵介先生の出版記念講演で
もう一つ響いたことがあるんです。

それはきっと講演会のメインテーマだったと思うんですね。


何かというと、≪共にあること≫


凄腕のコンサルタントさんですから、
クライアントさんを教え導かれても全く変ではない。

それなのに、ご一緒にお仕事をさせて頂いた時も
感じたのですが、

なんだか徹底的に
≪共にある≫という姿勢でいらっしゃる。


それが富に“深さを増した”感じで、
書籍と講演を貫くメッセージとして私に届きました。


(講演終了後に、みんなで記念撮影っ!)


今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!






講演後のアンケートに、
出来の悪い後輩の身分でメッチャ僭越やなぁと思いながら、^^;

「深くなられた」と書かせて頂きました。


すると松野先生から返信が来て、

「パタ(←私のニックネームです)が言うように、
 だんだんと色々なものがつながり深くなっている気がする。

 その分、同じことを話していたとしても伝わっていき方が違う。

 そんな感じがしています(^^」
と。

(松野先生、ありがとうございます!!)





講演会と返信を読んで、昨秋の天声人語
(朝日新聞一面下のコラム)を思い出しました。

「共に楽しむ共楽、共に学ぶ共学、共に育てる共育……
 何より僕は、共に笑う共笑(ともえ)が大切だと思う。」


この言葉の主は、
スリランカ生まれの大学教授、にしゃんたさん。




あ、そうか、松野先生は正にこれを実践してこられたんだ・・・って。

だから、

「どうしてそこまで相手に寄り添えるんですか?」っていう、
どんな相手も思わず答えてしまう“魔法の質問”ができる。




「真剣に相手に向き合えば、
 相手も真剣に答えてくれますよ。

 僕はただそうしているだけ」



こともなげにそうおっしゃっていたけれど、
なかなかできるこっちゃありません。




普通、販促とか経営のコンサルタントさんなんていう
立場の人たちは、

にしゃんたさんが上記に続けて言うように、

「(今の世の中では)片方ばかりが笑っている」
場合が少なくない。



やり方も、どんな実績が出たかも分かっている人から、
これから実践する人へ、知識の一方通行。



でも、そうじゃないから、
クライアントさんは次々と成果を出され、
共に笑い合っていらっしゃるんだ。。笑



今の世の中、どっちかが有利ってパターンの方が多い。

そうじゃないんだよ、
向かい合うんじゃなくて、ヨコに座って並んで、
≪共にあること≫が大事なんだよ、って

講演を貫くメッセージとして
教えて下さったような気がしています。







実は私の古巣が掲げるスローガンも
「共創共生」、「共に創る、共に生きる」。

今ほど「共に」という概念がなかった頃に、
 ~それこそ「共創」なんて誰も唱えてなかった頃に~

15年仕えた上司が考え出した言葉です。



その時はまだピンと来てもらえなかったことが、今では
「そうなったらいいよね」という理想のモデルとして
認識されている。


やはりあのトンデモナく切れる上司は、
タダモノじゃありませんでした。(^0^;A


そして、そんな土壌で育ったからこそ、
松野先生から今、「共に」というメッセージを受け取れた。



昨日の、松野先生を育てた「親父のせなか」、
私の中に種を蒔いてくれた上司、

思いがけないことが、
思いがけない風につながるのが“ご縁”ってやつだろうなぁ・・・。

そんなふうに感じて、
思わずもう一つ、講演ネタとして書きたくなりました。りま

(真剣に楽しく講演を聞く満場の参加者たち♪)






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