ネット便利。超便利。テーマとかつけられたんだな。携帯からだから、気づかなかった。

変な色化けはPCからだとついてしまうんだろうか…。


さて、災害医療で用いられる、START式トリアージ。これも細かい数値をすぐ忘れてしまう。

今のタイミングなら、常に頭の片隅に置きながら、暮らすべきだ。

外科の手術法とかはあまり興味がないけど、どんな医師になろうとも、とりあえず内科と救急は最低限詰め込んでおきたい。

黒と診断されたら、ほぼそのまま医療を受けられないが、医療資源が不足しているときは、赤や黄色といったより効率よく治療し、蘇生が見込める患者に優先的に投資すべきだ。




基本概念・基本的な分類の仕方


Black: 死亡、治療効果に乏しい、予後不良

Red: 呼吸や循環機能が障害されている

Yellow: 呼吸や循環は保たれているが、歩けない

Green: 歩ける


医療資源の優先順位 赤>黄>緑>黒



フローチャート

Case1) 一回目[呼吸確認]→呼吸なし→<気道確保を行う>→[呼吸再確認]

再確認時、呼吸なしなら、Black

呼吸ありなら、Red


Case2) 一回目[呼吸確認]→呼吸あり→[RR(呼吸回数)計測]

2-1) RR≧30 rpm(respiration per minutes)でRed


2-2) RRが30 rpmより少なかったとき

[橈骨動脈触知]なし or [爪床血流充填時間(CRT; capillary refilling time; 毛細血管再充填時間, 爪を押して退色した後、またピンク色に戻るまでの時間)]が2秒以上でRed


2-3) さらに、これをクリアしても、従命に応じない場合はRed

従命に応じればGreen/Yellow


最後に、歩けるか、歩けないかでGreenとYellowの識別。



トリアージする人が行うこと

①歩けるかどうかを尋ねながら、何となく全体的な雰囲気を診て病状を推測。→歩行と返答で、緑をまず判別&意識障害の有無もついでに。

②呼吸確認→なかった場合は、気道確保後、再度呼吸確認→黒と赤の境界

(呼吸があった場合)

③6秒間でRR計測。3回/6秒が境目になる。→呼吸機能判定

④橈骨動脈に触れるか、爪を押す→循環機能判定

⑤簡単な指示を行い、その反応を見る。(名前と年齢でも聞いて、身元確認も兼ねるのもいいか)→赤と黄の判定