円高による空洞化、日本のデフォルトの潜在的危機、
有効求人倍率、完全失業率、労働力人口の減少、生産年齢人口の減少、少子高齢化、子供手当の迷走、
日立のテレビ生産撤退、東芝の携帯電話事業撤退、日立と三菱重工の経営統合、
EPAやFTAの遅れ・・・。
これらが一本の線でつながっていると考えるのは、私だけではないでしょう。
職業柄、私は労働分野の窓から見て、考えてしまいます。
働くことは人の尊厳に関わる問題であり、働きたいと願う人が働ける社会を日本は築いていけるのだろうかと、危惧の念を禁じ得ません。
また、働いてもらいたいと願う人材を企業が雇用できる社会を、我々は築いていけるのだろうかとの不安も、同時に禁じ得ません。
皆さんはどんな窓から見つめていますか?