王者四海を以て家となし億兆を子と為す 然り而して一夫服せざる者あれば徳化あまねく浴からざるを知るべし 請う不善を省み以て徳誼を有せ
佐々成政が織田信長に諌言した言葉として有名ですね。
『頭蓋骨の杯』事件の時のことです。
出典は後漢書らしいのですが、詳細を突きとめることができませんでした。
王者は四海(天下、世界)をもって家となし、人々を子のように慈しむのです。
一人でも服さない者がいるなら、それはあなたの徳が至らないからです。
どうか徳をお磨きください。
・・・こんな意味でしょうか。
スケールが大きく奥が深すぎるため、直ちに労務管理に当てはめようとは言いません。
ただ心の片隅に置いて時々思い出す程度でも、自他を潤すのではないでしょうか。