お花にとっては(わたしたちにも)大変だった夏の暑さがおさまったとおもったら・・・
雨の日が続きますね。
とはいえ、秋の気配が近づいてきて、何をするにも気持ちがいい!
そんな秋を楽しもうと、先日9/25(SAT)にPartager初のクッキングクラス『Partager kitchen』を開催しました 親子で参加して頂いたこのクラスでは、エディブルフラワーをふんだんに盛り込んで、カップケーキやゼリー、サンドウィッチを作りました。もちろん、盛り付けにもたくさんのお花をあしらいました。
さてさてここで。
エディブルフラワーをご存知ですか??
簡単に言えば、食用のお花のこと。
見たことある!という方、いらっしゃいますよね?!
とはいえ、たまに飾りとして使われているのは見るけれど、、、
実際に食べてみたことありますか??
私のイメージは青臭くて、味がイマイチ。。 お皿の脇にポイッとよけてしまって(ごめんなさい!)
口にすることはほとんどありませんでした
でも・・ そんなエディブルフラワーに対するイメージを大きく変える出来事が!
クッキングクラスの前日、(財)日本切花協会 のエディブルフラワー&ハーブコーディネーター講師資格取得プログラムの一環で高岡と共に神奈川県平塚市にある横田農園さんに研修でお邪魔させていただきました。
横田さんの育てるバラはエディブルと、主にウェディングで使う観賞用とでハウスを分けてそれぞれ栽培しています。
ピンクのバラ(上)は『イブピアッチェ』 少し渋みがあります、それにしてもいい香り~。
ホワイトのバラ(下)は『フェアビアンカ』 某化粧品メーカーさんが美白効果があると、このバラの成分を使用しているとか。
この2つのバラは香りが強いのですが、市販されているローズの香りとは違い、とても上品で優しい香りがしました。
そして、驚いたのはその味!!
ちゃんと味がするのです
一口一口に酸味や渋みがあって、そして何よりみずみずしい!!
今まで脇役にしてごめんなさい!
そのほかにも、↓コショウ風味の味と香りの『グリーンローズ』
↓苦味と渋みを併せ持ち、香りが強くあるのに、ものすごくさわやか!な『ブルーリバー』
どれも本当においしくいただきました
そして、バラの栽培農家さんである横田さんに、エディブルフラワーの栽培方法やそれぞれのバラの特徴、栽培にまつわる苦労や認知向上のための活動についてお話を伺いました。
バラは虫がつきやすく、どうしても殺虫剤を使用しなければならない現状があります。
でも、エディブルフラワーは私達が口にするもの。
なるべくなら無農薬で栽培したい!
そこで横田さんは、土耕栽培で化学農薬を一切使用せず、食品由来のデンプン溶剤などの天然農薬を使い、またバラに害を与える葉ダニやアブラムシの天敵になる虫たちをハウスの中に放して、自然界と同じような仕組みをハウスの中に作る「天敵栽培」をおこなってます。
このような努力で、観賞用のバラを栽培しているハウスとはハウス内のにおいまで違う!!
ちなみにウェディング用のバラは水耕栽培です。
だからかな?エディブルのハウスの中には小鳥が遊びに来ていました。
このような努力の元に、おいしく安全なものは生まれるのですね
横田さん、貴重なお話本当にありがとうございました。
そして高岡は全てのプログラムを終え、無事に「エディブル&ハーブコーディネーター講師資格」を取得することができました
Paratage エディブル&ハーブコーディネーター講座 開催決定
日程 2010年10月16日(土)TYキッチン(東京・自由が丘)にて開催されます