「ベネディクト・カンバーバッチが、Cutのゲイ映画特集の表紙を飾っていてね~。」
「カンバーバッチ、『裏切りのサーカス』で、ゲイ役してましたからね。」
「え?! 『裏切りのサーカス』観たよ? どこに出てた???」
 
 
2度目の観賞です。
 
 
ベネディクト・カンバーバッチ、思いっきり出てましたね。(笑)
 
主役のゲイリー・オールドマンの右腕となって働く、比較的メインの役。
 
くだんのゲイ云々は、
覚悟を決めたカンバーバッチが、恋人と別れるシーンで、実はゲイだった。
ということがわかる程度でした。(いや、別に、なにも期待していないけど……汗)
 
肝心の映画はというと、
静謐な映像美に、静かな緊張感をもって淡々と紡がれるストーリー。
 
 
 
サーカスという呼び名のCIAのチームに潜むスパイ(もぐら)。
もぐらは誰なのか?
 
 
 
派手なアクションや、シーンこそありませんが、
緻密な構成で描かれた、静かだからこその冷ややかな温度感、
そして薄暗い映像も相まって、とても好みな作品でした。
 
 
 
でも、面白く観た割には、ラストシーンしか覚えていなかったがな!!!ショックなうさぎ
 
 
 
「名作は何度見ても楽しいの。なぜなら、内容のほとんどを忘れてしまうから……。」
(メーテルのような声で)
 
 
 
たぶん、3度目観ても楽しめる。
 
そんな映画。